今年11月の
アメリカ大統領選挙の独立系候補、マーリン・ミラー氏が、「アメリカの選挙で当選する決定的な要因は、金銭とシオニストである」と語りました。
マーリン・ミラー氏
イラン訪問の経験を持つミラー候補は、イランのテレビ局とのインタビューで、
「アメリカの選挙運動の動向は全て、資金を持つシオニスト系のロビイストや、そうしたロビイストにつながりのあるメディアによって決定される」と述べています。
また、「アメリカの政治家は、自分たちが民主主義の味方であるとアピールしようとしているにもかかわらず、非常に閉鎖的な行動をとっており、私のような無所属の人間は、選挙で非常に大きな困難に遭遇してしまう」としました。
さらに、「ホワイトハウスに入るには、様々なロビイストと接触していなければならない」とし、
「こうしたシオニスト・ロビーの1つが、AIPAC(エイパック)・アメリカイスラエル公共問題委員会であり、このロビーがアメリカの全ての政治家を意のままに動かしている」と語っています。
映画制作者で作家でもあるミラー氏は、「アメリカの政治家のために法律を定めているのは、このAIPACである」と述べました。
また、「アメリカの政治システムは、非常に腐敗している」とした上で、「アメリカ国民は、新しい政治体制のモデルを求めている。その理由は、チェンジのスローガンを掲げて政権を握ったオバマ大統領でさえも、アメリカの軍国主義的で誤った、法律・経済政策を変えられなかったことにある」としています。
ミラー氏は、「私がイランを訪問する前、メディアによってイランがテロリスト養成国であると信じ込まされていた。だが、イランに来てみたら、イランの人々は古代文明を有する紳士的な国民であることが分かった」と語りました。
また、「今、アメリカに帰ってきた私は、
アメリカ国民に真実を知らしめる責務がある。なぜなら、アメリカ国民は、メディアによる攻勢の中でイランを事実とは違った形で捉えているからだ」と強調しています。
ミラー氏は、国際独立映画制作者フェスティバルに参加する為、初めてイランを訪問しました。
ところで、空手家がよくやる“瓦割り”ってますよね。あれって表面を狙って打つと割れないそうです。瓦を割るためのコツは瓦の表面の数センチ奥を狙うのだそうです。預金引き出し運動も同じなような気がします。