Photo: RIA Novosti
英国バッキンガムシャー州の野生動物病院の獣医達は、人間の助けなしには自然界で死ぬ運命にあったハリネズミを救った。このハリネズミを森の中で見つけたのは子供達で、ネズミは前足が内側に折れ曲がってしまっており、やっとのことで足をひきずって歩き、ひどい痛みに耐えているように見えた。子供達は、このかわいそうなネズミを病院に連れて行った。
獣医達がレントゲン検査をしたところ、ハリネズミの前足2本の下の部分が損傷を受けていることが分かった。そのため、前足の先にギプスが付けられ、その部分は紫のウールの布で包帯のように巻かれた。そして、この小さな靴を履いたように見えるハリネズミには「小さなブーツ」という意味の「ブーツィー」という愛称が付けられた。
獣医達によれば、現在ブーツィーハ健康を回復しつつあり、間もなくギプスを取る事ができそうだ。英国の新聞「The Daily Mail」が報じた
英国では、ハリネズミが愛され大事にされている。「ファン」達はボランティアで、ハリネズミ救済機関を組織し、人間の援助が必要なハリネズミを見抜くのを助けるアドバイスをしている。特に、びっこをひいていたり十分なハリを持っていないハリネズミを、自然の中に放置するのは危険だ。 また、大人からはぐれた子供のハリネズミも、獣医のところに届けるようアドバイスがなされている。
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