[sputnik ほか]欧州会議議員会議の新議長、「ロシアは欧州だ」 / ヨーロッパでイスラエルに対する嫌悪が増加 / プーチン大統領 ロシアにユダヤ人を招く 〜激変する世界情勢〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 どうやら、世界情勢は激変しているようです。これまでなら、こうした変化は戦争やテロなどネガティブな出来事でしたが、これらの記事を見ると、静かに、しかし確実に変化しているようです。
 欧州評議会議員会議のアン・ブラッセル議長がロシアの抗議に対して否定的な見解をしていたのが、ついこの前の事です。それが新しい議長に代わり、新議長のペドロ・アグラマント氏は“ロシアは欧州だ”として、ロシアと共に“数々の問題を解決しなければならない”と発言。写真を見ると恐そうな顔つきですが、身体から美しい光が出ており、間違いなく地球外からやって来た人のようで、「銀河連邦」に霊導されています。
 ヨーロッパでは、イスラエルに対する嫌悪が広がっているようで、ヨーロッパのユダヤ問題に詳しいプーチン大統領は、そうした困難を抱えたユダヤ人に対し“ロシアへ来るよう”提案したとのこと。写真にある典型的なユダヤ人の風貌の人々は、いわれの無い迫害を受け続けている人々で、まともな人たちなのです。キッシンジャーやチェイニーのような偽ユダヤの悪魔崇拝者ではありません。問題なのはユダヤ人ではなく、偽ユダヤの悪魔崇拝者なのです。
 こうした偽ユダヤ人が、イスラエル建国の根拠を得るために、ソ連からも大量のユダヤ人を強制的にイスラエルに移住させたのです。
 そのイスラエルですが、ヤロン国防相がトルコを非難する声明を出したとのこと。意図がわかりにくいですが、明らかに窮地に立っているトルコから距離を置こうということでしょうか。イスラエル自体が、国の存亡の危機にあることを認識しているのだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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欧州会議議員会議の新議長、「ロシアは欧州だ」
転載元)
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欧州会議(評議会)議員会議の新しい議長となったペドロ・アグラマント氏は、同会議とロシアとの対話継続の必要性について述べた。リア-ノーヴォスチ通信が伝えた。

アグラマント議長は、次のように指摘した-

ロシアは、欧州であり、我々の組織のメンバー国である。私は欧州人として、我々は共に、数々の問題を解決しなくてはならないと固く信じている。

我々が話し合わなくてはならない多くの問題があり、共に解決しなければならない一連の問題がある。

ロシア政府との今後の協力について、評議会の政治グループのリーダー達と討議する計画だ。」

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欧州評議会議員会議、ロシアの作業拒否の影響について警告
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欧州評議会議員会議のアン・ブラッセル議長はロシア議員代表団が今年の初回の会議(1月25日から29日)に参加しないことを決めたことを受け、遺憾の意を表し、参加拒否がどういう結果を招くのかについて、明らかにした。ブラッセル議長の声明は同組織のサイトに公表されている。

欧州評議会の憲章にしたがうと、ロシアは冬の会議に参加しなかったことで2016年末までの総会の作業に加わる事が出来なくなる。ブラッセル議長はこの状態は「少なくとも、ロシアで通常の議会選挙が行なわれるまで」続くと説明している。

2014年4月、欧州評議会議員会議はクリミアがロシアへ編入されたことをうけ、投票権、EU内で行なわれる選挙の監視モニタリングミッションへの参加権など、ロシア代表団の全権の一部を取り上げた。ロシアはこれへの報復として、2015年末まで、欧州評議会議員会議活動への参加を一時中断している。

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ヨーロッパでイスラエルに対する嫌悪が増加
転載元より抜粋)
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ヨーロッパで、シオニスト政権イスラエルに対する嫌悪が拡大しています。シオニスト政権イスラエルの高官やメディアは、イスラエルに対するヨーロッパの人々の嫌悪の拡大を懸念しており、その事実を認めているということです。

EU諸国の人々の40%以上が、「イスラエルはパレスチナ人の大量殺戮戦争を開始し、ナチス・ドイツのように行動している。ヨーロッパのユダヤ教徒への攻撃が拡大し、ヨーロッパの政府はユダヤ教徒を十分に支援していないと考えている」とされています。

イギリスの新聞ガーディアンは、最近、「オックスフォードやケンブリッジをはじめとするイギリスの72の大学や文化センターの343人の教授が、イスラエルの大学との研究協力を停止した」と伝えています。


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プーチン大統領 ロシアにユダヤ人を招く
転載元)
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19日火曜日、プーチン大統領は、欧州ユダヤ人会議の代表者らと会見した。この組織は、欧州諸国に住むユダヤ人の利益を代表する組織だ。 

会見で欧州ユダヤ人会議のヴャチェスラフ・カントール議長は、プーチン大統領に対し「現在欧州では、反ユダヤ感情が高まっている」と指摘し、ユダヤ人が置かれている現状を「第二次世界大戦終了以来最悪」と特徴づけた。

これに対しプーチン大統領は、ユダヤ会議の代表者らに「ロシアへ来るよう」提案し「ソ連の時、出国された方々は、戻られよ」と述べた。

こうしたプーチン大統領の提案に対し、カントール議長は「それは、原則的に新しい基本的考えだ」と述べ、その件について会議で話し合うことを約束した。

またプーチン大統領は「欧州諸国における反ユダヤ感情の強まりについては、自分も耳にした」と述べ「それについては目にしたし、ルポルタージュを見た。欧州では、ユダヤの人達は、公共の場でユダヤ帽をかぶるのを恐れており、自分達の出自を隠そうとさえしている」と語った。しかし一方で大統領は「それでもやはりカントール議長が述べたほどには、欧州各国の状況がひどくなっているとは思わない」とも指摘した。

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トルコ人専門家、「トルコ政府は隅に追い詰められた」
転載元より抜粋)
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前々から熱い議論の対象となってきたトルコの「ダーイシュ(IS,イスラム国)」からの原油購入問題。これがイスラエルのヤロン国防相の声明がきっかけとなり、再び、議題にあがっている。ヤロン国防相は、テロリストと取引をしているとしてトルコを非難する声明を表した。さらに世論の注目を惹いたのは、この声明がヤロン国防相とギリシャの国防相の会談後、アテネでの記者会見の場で表されたという事実もそうだった。

トルコ人政治学者で著書『トルコにおけるライシテと左翼』として知られるオズギュル・シェン氏はラジオ「スプートニク」からのインタビューに対し、イスラエルの閣僚の声明がギリシャの首都で行なわれたということは、国際社会におけるトルコの立場が深刻にぐらつき始めたことを如実に示すと語っている。

シェン氏は、トルコと「ダーイシュ」の関係および原油取り引きを指摘したヤロン国防相の声明は、まさにトルコとイスラエルの間で接近が認められた時に表されたと指摘し、次のように語っている。

トルコの公正発展党政権は国際舞台でかつて誇った強いポジションを次第に失いつつある。この公正発展党政権に対し、今や国際世論の深刻な圧力が露骨にかけられるようになった。イスラエルはこの機会に便乗しようと決めたわけだ。ここ最近、イスラエルとトルコの間では関係改善の傾向が認められてきた。にもかかわらずイスラエルは、『ダーイシュ』との協力を指摘する情報が流れ、事実上、隅に追いやられたトルコ政権の複雑な状況から自分にとって有益なことを引き出したいと願っている。

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