翻訳チームからの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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アレッポ市民:私たちはトルコの手助けなんて必要としていない、シリア軍を支持している
転載元より翻訳)
YouTube 16/2/15
1:44
アレクサンドル・コート(コムソモリスカヤ・プラウダの特派員):ここはアレッポのサラヘディン地区、スラム街の1つです。電気も水も通っていません。人々は自分たちのやり方で生活に適応しています。
2:01
オマール・ラシュン(電気工):私たちは、10世帯のアパートに電力を届けるディーゼル発電機を所有しています。 現在は1アンペアの電気が流れています。 1週間につき1000リラ(512円)です。電気メーターや安全装置もあるので、もし沢山の家電製品を同時に使用すれば、一定のアパートの明かりを消してくれます。
2:39
-トルコ側は、アレッポを解放してやりたいと言っているようですが。
ハイサム・ダルス(水運び人):彼らが私たちをテロリストから解放したいのなら、それは良いことだが、もしそうでないなら、私たちは彼らを必要としません。 とにかく私たちはテロリストを恐れていませんし、シリア軍を大変尊敬しています。
3:50
アレッポ市民:トルコ?ここに?いらないね。なぜ我々がここで彼らを必要とするんだ?我々はトルコからのどんな援助も必要ないよ。
4:07
マリク・ハヴァリ(一市民):ついこの前、爆弾が屋根に落ちて来ました。しかし他に行く場所もありません。 かろうじて生きている有り様です。
- ストーブでマズート(燃料)を燃やすことができますか?
マリク・ハヴァリ(一市民):はい、私たちはマズートを使っています。
-生計を立てるために何をしていますか?
マリク・ハヴァリ(一市民):通りにある、売れそうなものはなんでも集めています。 電気が通っている時は、自分の手で荷物を運んでいます。そうやって生計を立てています。
-あなたはトルコ首相の声明をお聞きになりましたか?どう思われましたか?
マリク・ハヴァリ(一市民):ここにいる皆がそれを聞いていますよ。現在、私の一人息子はシリア軍第4師団に入隊しています。なので私たちはシリア軍とバッシャール・アル=アサド大統領を一心に支持しています。
子供たち:アッラー、シリア、アサド!
撮影:アレクサンドル・コーツ&ドミトリー・スティエシン
翻訳:編集長
翻訳チェック:Yutika
トルコのアーメド・ダヴトグル首相は、「トルコはアレッポのために戦う(地上部隊の介入)」などと声明を出しているようですが、アレッポ市民が「私たちはトルコの手助けなんて必要としていない、シリア軍を支持している」とインタビューに答えています。
映像をみると、激しい戦闘で住宅は無残に破壊されてしまい、電気や水道も通っていないようです。それでもたくましく生き抜いている住民も少なからずいるようです。子供達の明るく元気な様子には救われる思いがしました。