[日本や世界や宇宙の動向 他]ブリュッセルの爆弾テロ事件のおかしな点 / シリア侵略に失敗、ロシアとの関係悪化で経済的に破綻したトルコのエルドアン政権はEUを強請る

竹下雅敏氏からの情報です。
 ブリュッセルのテロ事件は、CNNが別のテロ事件の映像を流したり、例によってクライシス・アクターが活躍していたりして、パリの偽旗テロ同様に怪しい事件です。
 櫻井ジャーナルでは、この事件の思惑として、難民を使ったゆすりと見ているようです。サウジアラビア、トルコは現在経済的にも困窮しており、この見方は十分に考えられます。しかし、もし今回のテロの目的がこれだとすると、当初の計画からは大きくずれたものになっていると思います。このような金銭目当てのゆすりを続けていると、いずれEUはロシアと手を結ぶことになり、彼らにとって最悪の結果になってしまいます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――――――――――――――
ブリュッセルの爆弾テロ事件のおかしな点
転載元より抜粋)
http://tapnewswire.com/2016/03/cnn-airs-cctv-footage-from-2011-claiming-it-was-from-tuesdays-brussels-attacks/
(概要)
3月23日付け

CNN-Airs-CCTV-Footage-From-2011-Claiming-it-Was-from-Tuesdays-Brussels-Attacks-1

ブリュッセルの空港と地下鉄で起きた爆弾事件に関して、一部、誤った情報或いはねつ造情報がインターネットや電波放送にて発信されたことが分かりました。

例えば、CCTVカメラがとらえた火曜日の爆弾事件現場の映像(人々が炎上する地下鉄の駅を急いで脱出しようとしている映像)をCNNが流していましたが、この映像は3月22日に起きた地下鉄の爆弾事件の映像ではないことが分かりました。



この映像は2011年4月11日にベラルーシの地下鉄で起きた爆弾事件現場の映像です。

CNNはまだこの映像を撤回していません。今でもYoutubeでこの映像が流れています。
事件が起きた直後に偽の映像がソーシャルメディアで拡散されましたが、実際のCCTVカメラの映像は一度も放映されていません。
事件が起きるとCCTVカメラの映像が詳しく調べられ、その後、公開されます。
ですから事件が起きて2,3時間しか経っていないのに、CCTVカメラの映像が流されるのはおかしなことなのです。

情報元: http://www.activistpost.com/2016/03/cnn-footage-from-2011-claiming-tuesdays-brussels-attacks.html

さらに、ブリュッセルでも再びクライシス・アクター(偽旗事件を演技する俳優たち)が活躍しました。

crises-634x400

ブリュッセルの爆弾事件現場に、アメリカ人のモルモン教徒(左 19歳男性)が火傷と爆弾の金属片で負傷した姿で現れました。彼はボストンマラソンやパリの偽旗爆弾テロ事件現場にも登場しましたが生き延びました。

blood_logo

さらに、分かったことは、爆弾事件が起きたブリュッセルの空港のマーク(ヨーロッパの心を示す)と、パリで起きたテロ事件の現場の床に描かれた血液のマークが同じ形をしています。
詳しくはこちらから: http://www.philosophers-stone.co.uk/


――――――――――――――――――――――――
シリア侵略に失敗、ロシアとの関係悪化で経済的に破綻したトルコのエルドアン政権はEUを強請る
転載元より抜粋)
 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン政権はアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILなどとも表記)を支えてきた。活動の拠点を提供、シリアで侵略戦争を続ける部隊に武器/兵器を含む物資を送り込み、シリアやイラクで盗掘した石油を受け入れて売りさばいてきたのである。

 盗掘石油はカネになったようだが、昨年9月30日に空爆を始めたロシア軍は戦闘の司令部や兵器庫を破壊するだけでなく、盗掘石油の関連施設や燃料輸送車を破壊、トルコ政府の稼ぎは大幅に減っているようだ。しかも、その前からロシアとの関係が悪化、通常の経済活動は危機的な状況になっている。そこでエルドアン政権は難民を使ってEUを強請り始めた。昨年9月にまとまった数の難民をEUへ送り込み、カネを出せと脅したのだ。

 トルコが難民を国内に留める代償としてEUは2年間で60億ユーロ(約7500億円)を支払い、トルコ政府のファシズム化政策に口を出さないことにしたというが、それで済むとは思えない。要求はエスカレートしていくだろう。EUの決定は自殺行為だとも言われている。ブリュッセルの爆破事件に絡み、エルドアン大統領は事前に警告したと発言しているようだが、「脅し」と言うべきだろう。

 EUの「エリート」はアメリカ支配層に従って戦火を拡大させ、それが自分に降りかかってくると脅しに屈してカネを支払っている。買収されている弱みがあるのかもしれないが、最悪の対応だ。これからも強請られ、要求を呑まないと「テロ」が実行されると推測する人もいる。

Comments are closed.