ポケモンGOの配信と、高江の強行工事の日程を合わせて来た安倍政権 〜沖縄の工事を止めるには、本土の人間の注視が必要〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 世に倦む日日のツイートで、ポケモンGOの配信と、高江の強行工事の日程を合わせて来たとあります。言われてみれば、確かにそうだとしか思えません。国民の注意を逸らしておけば、工事を強行しても大丈夫だと思っているのでしょう。おそらく、アメリカから早く戦争が出来るようにしろという圧力がかかっているのではないでしょうか。
 住民の反対など、力でねじ伏せれば何とでもなると思っているから、このような卑劣な行為が出来るのだと思います。安倍政治の本質は独裁で、民主主義はどこにもありません。“沖縄の負担軽減”だとか、“県民に寄り添う気持ち”などという心にもないことを平気で言っておきながら、やっていることは真逆。どう考えても、安倍政権はサイコパス集団としか考えられません。
 しかし、アメリカ政治がまさにそれで、オバマなど言っていることとやっていることが真逆です。こんなウジ虫のような人類の敵を未だに支持する人たちは、ものの見事にメディア工作に乗せられていると言えるでしょう。
 沖縄の工事を止めるには、本土の人間の注視が必要です。加えて、口先ではない本心からの沖縄県民の心に寄り添う気持ちが必要なのだと思います。
 それには、今、沖縄で起こっていることが、事実上、私たちに起きていることと同じだと思えなければならないでしょう。現実問題として、このような暴挙を許しておくと、安倍政権が無理やりにでも緊急事態条項を手に入れた先には、私たちに対する弾圧になっているはずだからです。
 一歩先を行っているトルコを見れば、よくわかるはずです。偽旗にせよ、何らかの形で緊急事態を宣言した途端に、国民の人権は失われてしまいます。
 例えば今回のこのケースの場合、反対する住民は、全て刑務所行きだろうと思います。そんな国にしていいのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【沖縄・高江発】 山城議長「これ以上機動隊の暴力に晒されたくない」
引用元)
街宣車の上から落とされそうになり悲鳴をあげる女性。反対派住民のマイカーが下に見える。=22日午前8時50分頃、東村高江 撮影:筆者=

街宣車の上から落とされそうになり悲鳴をあげる女性。反対派住民のマイカーが下に見える。=22日午前8時50分頃、東村高江 撮影:筆者=


 夜がやっと白み始めた午前5時30分。機動隊の第一陣がゲート前になだれ込んで来た。

(中略) 

機動隊は座り込んでピケを張る反対派住民を次々とゴボウ抜きしていった。住民の次はゲート周辺に停めているマイカーの排除だ。

(中略) 

 援軍が駆け付けようにも不可能だ。警察はゲートの4㎞手前から道路封鎖した。

(中略) 

 反対派の街宣車2台が10年前からゲートに横付けされヘリパッド建設資材・機材の搬入を阻んでいた。反対派にとって最重要の砦だ。だが砦をガードしていたマイカーも住民も排除された。

(中略) 

 機動隊は間髪を入れず攻め込んだ。街宣車の屋根によじ登り反対派の排除にかかった。

(中略) 

「危ないから止めて」。屋根から逆さに落とされそうになった女性(写真・上段)が悲鳴をあげた。機動隊は一向に気に留めなかった。首を絞められる男性(写真・下段)もいた。

(中略) 

 現場の道路は県道70号線で管理者は沖縄県だ。街宣車を停めているのは道路から外れた路肩だった。県道封鎖についても正当な法的根拠はない。

 「警察の上(官邸)が命令を出せばそれがルールになる。治安維持のためならそれがルールになると思っている」。小口弁護士は喝破した。

(中略) 

街宣車の屋根にのぼって来た機動隊員から首を絞められる男性。=22日午前8時50分頃、東村高江 撮影:筆者=

街宣車の屋根にのぼって来た機動隊員から首を絞められる男性。=22日午前8時50分頃、東村高江 撮影:筆者=




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安倍政権、沖縄県高江のヘリパッド基地工事を強行再開。機動隊が抵抗する市民を引きずり排除。
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 まず、前提として、米軍北部訓練場とヘリパッド移設計画について。

 米軍北部訓練場は国頭(くにがみ)村と東(ひがし)村にまたがる国内最大の米軍専用施設で、面積は約7800ヘクタールもある広大な施設です。


 1995年の沖縄少女暴行事件による沖縄の基地負担「軽減」の名のもとに、この北部訓練場について1996年の日米特別行動委員会(SACO)最終報告で約4千ヘクタールの返還が盛り込まれたのですが、返還区域のヘリパッド7カ所を残る区域に移設することが条件とされました。

(中略) 

 その後、この計画はヘリパッドを6カ所に減らして東村の高江地区周辺に造る案となり、国は2007年に着工しました。

(中略) 

 これに対して、高江の住民は区民総会で反対を決議しましたが、東村は2007年に移設を容認しました。

 そして、2014年までに完成した2カ所は15年2月に米軍に先行提供されましたが、残る4カ所については、平和団体などが進入口近くを封鎖して反対運動を続け、着工されていません。

(中略) 

スクリーンショット 2016-07-23 17.37.34 

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先行供用されているヘリパッド2つではオスプレイまで来て離発着が続く。
(中略…)県警は2016年7月22日早朝、移設予定地への進入口の近くに反対派が築いたバリケードの撤去を始めました。

 これに対して、反対派の市民ら約200人が集まり、機動隊ともみ合い騒然となりました。

(中略) 

 機動隊員が午前5時半ごろ、道路に座り込んだり寝たりして工事再開に抗議していた市民らを抱え、離れた場所に連れて行きました。

 午前中、反対派がバリケードとして止めていた車両数台を機動隊が移動させました。防衛局はバリケード撤去作業の開始をもって工事を再開したとしていますが、現地は騒然としました。

(中略) 

 政府は工事への協力を県に要請し、翁長雄志知事は6月、反対派に車両を移動させるよう文書で指導した一方、防衛局が県に連絡せずに資材搬入を始めたことには「不意打ち的だ」と不快感を示し、安慶田(あげた)光男副知事は22日午前、中嶋浩一郎・沖縄防衛局長と県庁で面談し

「政府が警察力を用いて住民を強制的に排除する事態が生じていることは、県民に大きな衝撃と不安を与える。県や地域住民に十分な説明もないまま強硬に工事に着手する政府の姿勢は到底容認できない

とする抗議文を手渡しました。

(中略) 


 面談後、安慶田副知事は報道陣に

昨日の政府との協議でも一言も説明がなかった。提訴と同日に工事を再開しており、政府は本当に県民に寄り添う気持ちがあるのか

と話しました。

 中谷元防衛相は工事再開の理由については、野鳥営巣時期などを踏まえたとし、

「工事ができる期間が限られている」

と説明したということです。

 なにが、野鳥か。おためごかしな環境保護。人間の事はどう考えているのか。

 基地負担軽減と言いながら、ヘリコプターの離発着場を残すどころか、さらに密集させて住民の暮らす周辺近くに持ってくるような乱暴な計画を立てるからこうなるのです。

 安倍政権の非人間的な性格がよく表れているのが、この高江のヘリパッド建設強行なのです。


(中略) 

 もとが、沖縄少女暴行事件をきっかけにした沖縄の「負担軽減」の流れのはずが、辺野古も高江も、実質的に沖縄に新たな負担を負わせる内容になっていることが救いようがないところです。

ヘリコプターが離着陸するヘリパッドを温存し、しかも、付近住民が住む近くに移転し、爆音オスプレイまで利用するようになったから、こんなにも沖縄県民は怒っているのです。

政府はアメリカと仕切り直しの交渉をして、本当の意味で沖縄の人が納得できる、条件付きでない負担軽減をすべきです。

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