両性具有・卵生だったレムリア種族 と 両性分離・胎生となりマナスが賦与されたアトランティス種族

竹下雅敏氏からの情報です。
 ベンジャミン・クレーム氏は、「マイトレーヤの使命Ⅲ」の中で、“私たちは第五根源種の一部です…アーリア種族は…まだ作られてから10万年しか経っておらず、非常に初期の段階にあると言えます”と言っています。また、この文脈の中で、レムリア種族は600万年存続し、次のアトランティス種族は1200万年続いたとしています。
 下のシークレット・ドクトリンのスタンザをご覧になると、神智学では通常では信じがたい考え方をしているのがわかると思います。彼らは、第三根幹人類(レムリア人)を両性具有で卵生だったと考えています。それがレムリアの中期で男女両性に分かれ、胎生となり、“すべての者にマナス(心)が賦与された”と考えているのです。
 初めてこうした見解を聞かされると、あり得ないと思うのが普通ですが、どうやら、これは事実のようです。下に添付したのは、以前の中西征子さんの天界通信の一部です。ここでは、レムリア時代とアトランティス時代が、明確に示されています。男女が両性に分かれ、胎生となり、マナスが賦与されたのは、アトランティス時代の始まりである1582万年前だと思われます。
 本来なら、レムリアの時代は2000万年前から1000万年前まで続くはずだったので、レムリアの中期に男女両性に分かれたというのは、この意味では正しいと言えるでしょう。しかし、マナスが賦与されたという言い方は、正確ではありません。実は、天界の反乱によって、サナット・クマーラの一団が地に投げ落とされた影響で、人類は大混乱に陥りました。サナット・クマーラ達は、人類に悪魔崇拝を強要し、それに落ち込んだ者は、アンタカラーナ(内的心理器官:心素・我執・理智・意思)が動物システムに転落してしまったのです。それが、このタイミングで本来の位置である第1システムに戻されたわけです。
 これを戻したのは、ハナタチバナノヒメミコ(サオトメ)様であって、サナット・クマーラではありません。ところが、神智学では、これをあたかもサナット・クマーラの手柄であるかのように語るのです。神智学の教えは、先の各人種の存続期間を含め、いい加減なものが多く、意図して正確な情報を隠しているのではないかと思われるところが多々あります。ただ、全てがいい加減な情報だと誰も信じないので、正確な情報を中に織り込んでいるわけです。情報機関が偽情報を拡散する時に使うのと同じ手法です。正確な情報を小出しにし、敢えて真実にベールをかけるようなやり方は、彼らの本質が悪であることを示すものです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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『シークレットドクトリンを読む』
スタンザ9 人間の最期の進化
33.動物たちが犯した罪を見て、人類の創造に参加しなかったルハーたち(智慧の子たち)は泣いて、こういった。・・・
34.《心を持たない亜人類はわたしたちの未来の住居を汚した(a)。これがカルマだ。我々は他の者たちの中に住もう。わたしたちは、これより悪いことが起こらないように彼らを教えて善くしよう》。彼らはそうした・・・

(中略) 

【訳者解説】

(中略) 

 後期の第三根幹人類(レムリア人)は初期の第四根幹人類(アトランティス人)と同居している。この時代の特徴は、欲望が高まって最高頂に達し、支配欲と動物的性欲が異常に高まったということだ。性欲は強いのに、もはや意志の力で子をつくれなくなっていた男性たちは、他の種族の雌と交わった。その結果、生まれたのが半人半獣たちだ。

(中略) 

35.それで、すべての者にマナス(心)が付与された。彼らは心を持たない亜人類の罪を見た。
36.第四根幹人類は言葉を発達させた。

(中略) 

37.一なる両性具有者は二になった。巨大な魚、鳥、そして頭部が甲羅で覆われた蛇たちのように、いまだ両性具有だった生物たちもまた分離した(a)。

(中略) 

【訳者解説】

(中略) 

 もし、人間や動物たちが、無性生殖で、つまり、細胞分裂のようなかたちで親から分裂して増えるとすると、親が第一光線上の存在なら、その子孫は永遠に第一光線上の存在であり、他の光線が混じることはない。光線の混合をうながして、進化を刺激するためには、どうしても男女両性に分かれて、有性生殖する必要があった。

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中西征子さんの天界通信9
④レムリア時代 

 1,854万500年前〜1,582万年前

アトランティス時代 

 1回目 1,582万年前   〜 1,332万年前
 2回目 1,332万年前   〜 1,006万500年前
 3回目 1,006万500年前 〜 60,305年前
 4回目 60,305年前   〜 15,050年前(滅亡)

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