小沢政権樹立に向けて全てはシナリオ通り

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画の冒頭で小沢一郎氏は、自由党の仲間の3人が立憲民主党から出馬することになったと伝えています。これで、自由党は、希望の党、民進党、立憲民主党のいずれにも繋がっていることになります。動画の中で小沢氏は、今回の民進党の希望の党への合流事件に関して、“自分は関与していない”と、アリバイ作りに勤しんでいます。
 これまでの小沢氏の動きを理解している者で、この言葉を信じる者は居ないでしょう。動画の最後の所では、“自民党との連立は考えていない”と言っていて、やはり小沢氏は、2大政党制を目指している事がわかります。
 下の一連のツイートをご覧になると、“最終的には、やはり必要なのは「結集」なのです”と言っており、“今回の選挙で政権交代を実現しなければならない”と言っています。
 “続きはこちらから”以降をご覧になると、希望の党の小池代表は、自らは立候補せず、“首相候補となる国会議員を共同代表とする案が想定”されているようで、“首相指名は衆院選後に”と言っているようです。
 この共同代表が小沢一郎氏であることは、わかりやす過ぎますが、ネット上でもメディアでも、誰もがわからないふりをしています。
 その下のツイートをご覧になると、民進党の前原代表が、分裂した立憲民主党の枝野氏に、“「左右からの挟み撃ち」で連携できたら”と呼びかけ、“これからも一緒にやっていきたい”とラブコールを送っています。また、立憲民主、共産、社民の野党3党は、候補者の一本化がまとまったとあります。ここで、小沢一郎氏が希望の党と立憲民主党の仲を取り持てば、野党は「結集」することになります。そのために、自由党は、両党に3人ずつ仲間を送り込んでいます。後は、然るべきルートを通して、立憲民主党にまとまったお金を渡すだけで済みます。
 全ての準備がこれで整ったようです。全てはシナリオ通りです。かなりわかりやすい芝居だと思いますが、皆さんわからないふりをしているみたいです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
2017年10月6日 小沢一郎代表 記者会見
配信元)

————————————————————————
自由党小沢代表 「自民党の人は首相指名しない」
引用元)
自由党の小沢一郎共同代表は6日の記者会見で、衆院選後の首相指名について「自民党の人を首相に指名投票する気は全くない」と述べた。「自民党との連立は考えていない。小池百合子東京都知事が自民党と連立するなら私の考えと違うことになる」とも表明。希望の党代表の小池氏が自民党との連立に含みを持たせたことをけん制した。

————————————————————————
配信元)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


————————————————————————
小池氏「首相指名は衆院選後に」…連立も検討か
引用元)

会談後、握手する小池都知事(左)と民進党の前原代表(5日午後、東京都新宿区で)=稲垣政則撮影


 希望の党の小池代表(東京都知事)は5日、10日公示・22日投開票の衆院選対応をめぐり、民進党の前原代表と東京都内のホテルで会談した。

 前原氏の出馬要請に対し、小池氏は固辞した。希望は今後、衆院選後の首相指名選挙の候補について調整を進める。

(中略)

 憲法67条の規定で、首相は国会議員の中から指名することになっている。両氏は速やかに希望の首相候補を決めることを確認した。小池氏は会談後、記者団に「結党メンバーとともに、どのような形がいいかを整理したい」と語った。希望は党規約で複数の代表を置けると定めており、首相候補となる国会議員を共同代表とする案が想定される。

 小池氏はまた、「首相指名は、衆院選が終わってから色んな結果を受けて行うものだ」と記者団に強調した。自民、社会、新党さきがけの3党連立による村山内閣が1994年6月に発足した際、自民党が社会党委員長の村山富市氏を首相候補に担いだことを例に挙げ、「当時、自民党はとにかく政権を奪取するために禁じ手を使った。色んなことがあると、過去の例を見て振り返ったところだ」とも語り、他党との連立を選択肢として検討していることもにじませた。

————————————————————————
配信元)
 
 
 
 
 
 
 

Comments are closed.