成功するはずのないイランへの偽旗作戦 ~その上を行くトランプ政権~

竹下雅敏氏からの情報です。
 イランの反政府デモですが、常識的には、西側諸国はイスラエルのために偽旗作戦を実行してイランを攻撃し、最終的にイランに対して戦争を起こしたいということだと思います。これはこれで正しいのですが、トランプ政権はおそらく、その上を行っていると考えています。これまでの報道で、トランプ政権は9.11に関与した人間をグアンタナモに送り込むなど、汚泥の一掃を始めました。
 9.11には、サウジアラビアもイスラエルも、かなりの者が関与していると考えられます。成功するはずのないイランへの偽旗作戦ですが、今これを実行しなければならない所に、彼らの焦りを感じます。
 トランプ政権は、ディープステート側がこのような行動に出ることを予見していたはずです。ツイートをご覧になると、米軍は、クルドを中心としてテロリストたちを集め、殺戮部隊を訓練しているとあります。私はこの部隊は、いずれイスラエルに向かうのではないかと考えています。9.11にモサドが関与していたのは明らかで、トランプ大統領は、CIAだけではなく、モサドも一掃するつもりだと考えています。
 櫻井ジャーナルにある、イスラエルの安全保障顧問メイア・ベン・シャバートとマクマスター米国家安全保障補佐官のいずれも、イスラエルに居るディープステート側の人間を排除するつもりだと思います。
 ただ、これらの作戦が上手く行っても、メディアで公表されることは無いだろうと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
イランで抗議活動が暴力化する直前、イスラエルと米国の安全保障責任者がイラン問題を話し合い
引用元)
イランで反政府デモが行われ、死者も出ているようだ。当初は経済政策への小規模な抗議だったが、そこへMEK(ムジャヒディン・ハルク)が潜り込み、暴力行為に及んだ結果だという。

抗議活動は小規模だが、西側メディアの取り上げ方は大きい。

(中略)

シリアでアメリカは新たな侵略の手先としてクルドを使い始めているが、その一方でイランへの侵略を本格化させている。イスラエルでの報道によると、​昨年(2017年)12月12日にイスラエルの安全保障顧問のメイア・ベン-シャバートがワシントンDCでアメリカのH・R・マクマスター国家安全保障補佐官と会談、イランの問題について話し合った​という。また、ハーレツ紙によると、​アメリカ政府はイスラエルに対し、イラン革命防衛隊のカッセム・ソレイマニ司令官の暗殺を許可した​とも伝えられている。

(以下略)
————————————————————————
イラン 米軍のシリア撤退を求める
転載元)
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記長はアラブ語の衛星テレビ「アル・マヤディン」からのインタビューに答えたなかで、シリアにおける米国の軍事プレゼンスを違法と断定し、米国は軍を撤退させるべきだとの声明を表した。

スプートニク日本

シャムハーニー書記長は、イランやロシアとは異なり、自国軍を派兵するにあたってシリアとの合意を取り付けなかったと指摘し、シリア領内における米国の軍事プレゼンスは「占領同然」であり、イランは自国領から米軍を撤退させたいとするシリアの意気込みを支持すると強調した。

シャムハーニー書記長は「我々はこれ(米軍撤退)をあらゆる国際的な舞台から要求していく」と補足した。

シャムハーニー書記長は、ロシア、トルコ、イランはシリア紛争正常化に尽力を行ったため、1月29日、30日の両日、ソチでシリアの将来を決める国民対話会議を行うことで合意したと語っている。
————————————————————————
配信元)

 





Comments are closed.