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ぴょんぴょんの「ミツバチが見せる未来」
日本ミツバチの巣箱
くろちゃん、知ってる? ふつう売られてるハチミツって、ほとんどが西洋ミツバチの蜜。
西洋ミツバチは家畜なんだよ。
誘引剤でおびき寄せたり、消毒したり、エサを与えたり、人間が管理してるの。
だから、ふつうの4〜5倍は蜜が採れるけど、自然っていうよりも蜜工場。
西洋ミツバチは家畜なんだよ。
誘引剤でおびき寄せたり、消毒したり、エサを与えたり、人間が管理してるの。
だから、ふつうの4〜5倍は蜜が採れるけど、自然っていうよりも蜜工場。
でしょ? でも、日本ミツバチは在来の野生種だから人間に管理されない。
その代わり、人間もハチにお伺いを立てながら、巣箱の場所を決めたり、遠慮しながら蜜をいただいたりするけど、あとは、ほったらかしでいいの。
その代わり、人間もハチにお伺いを立てながら、巣箱の場所を決めたり、遠慮しながら蜜をいただいたりするけど、あとは、ほったらかしでいいの。
でも、福8堂さん言ってた。
「スムシは巣箱のそうじ屋さんと思ってる。女王バチが弱り、群れが弱くなって、パワーバランスがくずれたときしかスムシは増えない。スムシは原因ではなく結果。」
だから、スムシに対して何もしないんだと。
「スムシは巣箱のそうじ屋さんと思ってる。女王バチが弱り、群れが弱くなって、パワーバランスがくずれたときしかスムシは増えない。スムシは原因ではなく結果。」
だから、スムシに対して何もしないんだと。
日本ミツバチのこと。福8堂さんは、ハチたちをそういうふうに呼んでるの。
そして、オオスズメバチが巣を襲うのは、群れが弱ってきてる時だから自然に任せて何もしない、それが自然のかたちだから。
だって、「彼女(オオスズメバチ)たちも一生懸命生きている。」
そして、オオスズメバチが巣を襲うのは、群れが弱ってきてる時だから自然に任せて何もしない、それが自然のかたちだから。
だって、「彼女(オオスズメバチ)たちも一生懸命生きている。」
ハチたちをだます、ネオニコチノイド系農薬
そして農薬。
ミツバチは農薬をいやがるから、ふつうは、農薬のあるとこには巣を作らないって。
ところが、ネオニコチノイド系農薬になってから、ミツバチが農薬を認識できなくなった!
ネオニコチノイドって、世界中で「ハチがいなくなった」って騒いでた原因だよね?
ミツバチは農薬をいやがるから、ふつうは、農薬のあるとこには巣を作らないって。
ところが、ネオニコチノイド系農薬になってから、ミツバチが農薬を認識できなくなった!
ネオニコチノイドって、世界中で「ハチがいなくなった」って騒いでた原因だよね?
そういう消費者を相手にしている限り、米づくりにネオニコチノイドは欠かせねえ。
理由を聞いて、あきれるぜ。
稲穂に米が実り始めたころって、米がまだやわらかくて甘いんだ。
それを、カメムシがチューチュー吸う。
理由を聞いて、あきれるぜ。
稲穂に米が実り始めたころって、米がまだやわらかくて甘いんだ。
それを、カメムシがチューチュー吸う。
カメムシにとっては、季節のカフェみてえなもんだと思うが、人間にとっては由々しき問題だ。
なぜなら、吸われた部分が黒っぽくなって玄米に斑点ができちまう。
いわゆる「斑点米」になっちまうんだ。
それで、邪魔なカメムシを消すために、ネオニコチノイド系農薬を使う。
なぜなら、吸われた部分が黒っぽくなって玄米に斑点ができちまう。
いわゆる「斑点米」になっちまうんだ。
それで、邪魔なカメムシを消すために、ネオニコチノイド系農薬を使う。
ちょっとここで、お勉強。
「ネオニコチノイド系農薬は、有機リン系農薬に代わる新農薬として1990年代に開発された農薬で、『ネオニコチノイド(新しいニコチン様物質)』との名前が示すように、たばこの有害成分であるニコチンの殺虫作用をまねて開発されたものである。」(日弁連の意見書4P)
「ネオニコチノイド系農薬は、有機リン系農薬に代わる新農薬として1990年代に開発された農薬で、『ネオニコチノイド(新しいニコチン様物質)』との名前が示すように、たばこの有害成分であるニコチンの殺虫作用をまねて開発されたものである。」(日弁連の意見書4P)
ネオニコチノイド系農薬の特徴は、次の3つ。
①浸透移行性:農薬が根から内部に吸収されるので、野菜や果物を洗っても取りのぞくことができない。
②残効性:効き目が長く続くので、農薬使用量が少なくて済み、減農薬栽培に多様されているのが実状。
③神経毒性
①浸透移行性:農薬が根から内部に吸収されるので、野菜や果物を洗っても取りのぞくことができない。
②残効性:効き目が長く続くので、農薬使用量が少なくて済み、減農薬栽培に多様されているのが実状。
③神経毒性
「神経伝達物質アセチルコリンは、ヒトでは自律神経、末梢神経に多いが、そればかりでなく、記憶や学習、情動などの中枢神経でも重要なはたらきをしていることが知られており、さらに、近年、免疫系や脳の発達にも重要な働きをしていることが分かってきている。」(日弁連の意見書6P )
2016/09/01の時事ブログ
「米国初・ネオニコチノイド系農薬の使用を禁止するメリーランド州 〜人間の脳にも影響を与え、子供の発達障害の原因の一つに / 支配層は、サイコパスで、しかも優生学の信奉者〜」。
「ハチの場合は大量死ですが、人間の脳にも影響を与えているようで、子供の発達障害の原因の一つに、このネオニコチノイド系農薬があるのではないかと言われています。小学校の先生は、子供たちの発達障害の増加に気付いているようです。ただ、それを個性と受け止めて、差別やいじめに繋がらないような努力をするというのに留まっていて、その原因が農薬にあるらしいということまでは気付いていないようです。」
「米国初・ネオニコチノイド系農薬の使用を禁止するメリーランド州 〜人間の脳にも影響を与え、子供の発達障害の原因の一つに / 支配層は、サイコパスで、しかも優生学の信奉者〜」。
「ハチの場合は大量死ですが、人間の脳にも影響を与えているようで、子供の発達障害の原因の一つに、このネオニコチノイド系農薬があるのではないかと言われています。小学校の先生は、子供たちの発達障害の増加に気付いているようです。ただ、それを個性と受け止めて、差別やいじめに繋がらないような努力をするというのに留まっていて、その原因が農薬にあるらしいということまでは気付いていないようです。」
「現在、ネオニコチノイド系農薬・・・は、水稲や野菜・果物の農業用のみならず、松枯れ防除、ガーデニング、建材の防腐剤、シロアリ駆除剤、家庭用殺虫剤、ペットのノミとり剤など、・・・2014年度の国内出荷量は約430トン、・・・最近10年下で約3倍に増えている。」(日弁連の意見書4P)
あと最近、松枯れ病に、ネオニコチノイド系の「チアクロブリド」ってのを散布するそうだが、急性毒性がネオニコチノイド系農薬の中で一番高くて、劇物指定になってる上に、環境ホルモン作用があるそうだ。
過去には、こんなニュースもあった。
「(2013年)6月12日午後。頭痛や体調不良を訴え、小、中学生らが群馬県前橋市にある・・・医院・・・へ駆け込んできた。・・・・・無人ヘリコプターによるネオニコチノイド系農薬・チアクロプリドの空中散布が行われていたことがわかった。」(農薬の“ドサクサ”規制緩和で子どもが危ない)
過去には、こんなニュースもあった。
「(2013年)6月12日午後。頭痛や体調不良を訴え、小、中学生らが群馬県前橋市にある・・・医院・・・へ駆け込んできた。・・・・・無人ヘリコプターによるネオニコチノイド系農薬・チアクロプリドの空中散布が行われていたことがわかった。」(農薬の“ドサクサ”規制緩和で子どもが危ない)
もとは、人間のエゴだ。早くそれに気づかなくちゃな。
ミツバチはそれを、おれたちに教えてくれてるんだろな。
おれ、今、この記事を思い出したぞ。
2018/01/10 の時事ブログ「 東京の某地下鉄のさらに地下の話 〜衛生という環境破壊 」。
ミツバチはそれを、おれたちに教えてくれてるんだろな。
おれ、今、この記事を思い出したぞ。
2018/01/10 の時事ブログ「 東京の某地下鉄のさらに地下の話 〜衛生という環境破壊 」。
早く支配層から、サイコパスを追い出さねえとな。
一部の人びとの利益のために、自然は搾取されてボロボロ。
人口削減の目的でふりまかれた毒のせいで、みんな病気になり、その対処法に提供されるのが、これまた生命を殺す方法。
一部の人びとの利益のために、自然は搾取されてボロボロ。
人口削減の目的でふりまかれた毒のせいで、みんな病気になり、その対処法に提供されるのが、これまた生命を殺す方法。
ぴょんぴょん
今回「福8堂」さんのお話を聞いてみて、なにも余計なことをしないという点に共感しました。
現在、うちの庭の片隅には、そのときに購入した日本ミツバチ用の巣箱が設置され、この春に新居をお探しのハチさんご一行をお待ちしているところです。