地球ニュース:カナダ

 以前にもフルフォード氏の出身地、カナダについて読者とのやりとりを御紹介しましたが、3月8日にも別の読者から質問が掲載され、フルフォード氏御本人のお家のことなど興味深い点が多かったので翻訳します。
 カナダ政府が銀行口座に対する権利があるという部分、これってつまりペイオフのことでしょうか。銀行が倒産したときに、預金が政府に没収されるということは、お金が預金者に戻ってこないってことですよね。今のままだと多分、日本も1,000万どころか一円だって怪しいのかもしれません。
 そして意外なところで、最近再び脚光を浴びているコンドル作戦との繋がりがありました(※オバマ政権下辺りから、アメリカ側の文書公開で少しずつ明らかになっているようです)。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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地球ニュース:カナダ
とあるカナダ人読者が、フルフォード氏がカナダ人だったとの噂を耳にしたので、幾つか確かめさせて欲しい、とメールを送って来ました。

冒頭の挨拶は省略して、以下、質問内容とフルフォード氏の回答を翻訳します。

いち読者の質問


1.リンゼイ・ウィリアムズのインタビューをprophecyclub.comで聞いていたときのことです。彼は2013年度カナダ予算の経済行動計画PGA 144-145の中で、「巨大銀行全体の破綻が起こった際には、カナダ政府はカナダのあらゆる銀行口座に対する権利を有する。公的支援は【一切】予定されていない」と【記載されて】ある、と言っています。貴方はリンゼイ・ウィリアムズをどうお考えですか? これに似たような話を聞いたことはありますか、あるいは他のところでこの情報を目にしたことがありますか?

2.私は世界のカバール、ないしはイルミナティが【きっと】打ち破られるという貴方のポジティブな姿勢を素晴らしいと思います。【ですが】米国・英国・国連・フランスの軍隊が、西洋の各国政府のあらゆる側面に寄生しているこういった【イルミナティと呼ばれる】人々に所有されているのだとしたら、それは可能なのでしょうか? 貴方が間違っていないことを願っています。

3.貴方は一度でもカナダ国籍だったことがありますか?

4.カナダに関する貴方の最大の懸念は何でしょうか?

5.Comer.orgに対するお考えを聞かせてください。カナダ銀行が自国の通貨を刷るよう再編したいと望んでいるカナダの団体です。ピエール・エリオット・トルドーがその権利をIMFに渡してしまう前はどうやら我が国はそうしていたようなのです。

6.貴方のニューズレターに登録したいと思っているのですが、何故貴方のようなところのサイトや其の他のサイトの多くは【どこも】グーグル・アカウントをまず作成するように強制してくるのでしょう? 個人的にはそれだけは疫病並みに避けたいと思っているのですが。

大変お忙しいとは承知しておりますが、宜しくお願い致します。
E.D.


回答:自身と家族の国籍について


こんにちは。

ご質問ありがとうございます。まず、私がカナダ人かどうかに関してですが、私の祖先は「良き政府」をモットーとする王党派の一員として、1776年にカナダへ移住しました。

Author:Rick Cordeiro [Public Domain]


【※「王党派」:1765から83年のアメリカ独立運動(独立戦争自体は1775年からだが、運動自体はその前から勃発していた)で、イギリス側を支持し、アメリカからカナダに移住し直した人々のこと。「平和・秩序・良き政府」をカナダに持ち込んだ、と表現される。写真はオンタリオ州ハミルトンの王党派の銅像。】

彼らの信条とは、後に正しかったと証明されたのですが、アングロサクソンの人々が分裂すれば、自分たちは外国人に制服されてしまうだろうというものでした。それこそがまさに起こったことで、今やアメリカ合衆国はファシストのローマ貴族どもに支配されているのです。【これらローマ貴族は】自分たちの市民を支配することを、ユダヤの裏切り者どもへ下請けに出しているのですから。

私の曽祖父G・T・フルフォードはカナダの上院議員でしたし、祖父は20年以上カナダの国会議員を務めました。父のドワイト・フルフォードは様々な国のカナダ大使でした。1980年代には、父はアルゼンチンのファシストな死の部隊から1万人以上の人々を救出する手助けをしていました。
【※80年代頃というと、CIAが南米で大々的に展開したコンドル作戦のせいで殺されかけた人々のことでしょうか。下の図によると、このせいで南米各国の独裁政権に反対していた5万人以上の人々が殺害ないしは失踪したそうです。】

平和維持部隊の創始者であるレスター・B・ピアソンは、我が家に食事しに来ていた家族ぐるみの友人でした。

Author:Toronto Star [Public Domain]


【※「ピアソン」:1963年から68年までカナダの第19代首相を務めた政治家、国連の平和維持部隊の元となった国連緊急軍の創設を提唱した。】

回答:アジアに辿り着いた経緯について


私が若くしてアジアに来たのは、何故カナダが戦争狂いのファシスト連中を阻止出来なかったのかと、かつて父に質問したことに起因しています。「カナダは小さ過ぎる」というのが父の答えでした。なので、そういったとんでもない連中を阻止する唯一の方法は、アジアの協力を募ることだと決意した訣です。これはほぼ成し遂げたのではないかと自負しております。

10年ほど前に私は日本国籍を取得しました。何故ならこちらで国会議員となり、日本の皆さんがアメリカのファシストへ融資するのを止めて、自分たちの7兆ドルの海外資産は地球を救うために使うよう、説得したかったからです。それ以来私は、地球を解放するための極秘戦争に密接に関わっています。


回答:カナダ銀行の私有化について


カナダ銀行に関しては、それを国有化したのはウィリアム・ライアン・マッケンジー・キング【第12・14・16代】首相です。キングは私の祖父の友人で、父の名付け親でもあります。

Author:Yousuf Karsh [Public Domain]


P・E・トルドーは、カナダ銀行の支配権をファシスト連中に譲り渡した裏切り者です。その妻、マーガレット・トルドーは、ジェイムズ・シンクレアの娘で、スコティッシュ・ライト・フリーメイソンリーを創設した家系の出です。これが現在、大半のカナダ人がバビロン形式の借金奴隷制度の対象となっている原因です。

【※「P・E・トルドー」:ピエール・エリオット・トルドー第20・22代首相は、現在のジャスティン・ドルド―第29代首相の父親です。向かって左から父ピエール、赤ん坊のジャスティンを抱える母マーガレット。1972年撮影。】

なので当然ながら、私的に所有された中央銀行の全てを国有化し、透明かつ【縁故ではなく】実力主義で、民主的な支配の下に置くことに、私は強く賛同しています。


回答:リンゼイ・ウィリアムズについて


リンゼイ・ウィリアムズ牧師は本物の内部情報を有しており、現状のままでは、カナダ政府が皆の金(かね)を没収することが出来てしまう、という彼の主張は正しいものです。


回答:カナダに関する懸念


カナダに関する私の最大の懸念は、カナダがファシストの更なる支配下に落ちてしまうことです。今のところは、【ファシストであっても】一定の民主的なルールに拘ざるをえませんが。


回答:グーグル・アカウントについて


最後に、私のサイトへアクセスするために、グーグルのアカウントを取得する必要は全くありません。もしあなたがそのようなメッセージを受け取っているのでしたら、アメリカの機関の検閲やハッカーに攻撃されているということです。

敬具
ベンジャミン・フルフォード


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の解説部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しや画像、ツイッターおよび動画も挿入しています。

お願い
フルフォード氏ご本人から快く許可を戴き、英語版サイトをシャンティ・フーラで翻訳させて頂いております。フルフォード氏がこれからも貴重な活動を続けられますよう日本語版メルマガの有料購読、並びに英語版サイトへの有料登録(※日本語での説明はこちらの本文冒頭部分にございます)をご検討頂けないでしょうか。ご無理のない範囲で少しでも応援して頂けますと幸いです。皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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