竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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ネット右翼に足を引っ張られた佐喜眞候補【沖縄県知事選挙 現地レポ~敗北の分析】
古谷経衡 文筆家/著述家引用元)
Yahoo!ニュース 18/10/1
(前略)
私は、佐喜眞氏の敗因は、佐喜眞氏自身は当然のこと、その「外野」にこそあると分析している。
(中略)
彼らは(中略)... 私が確認しただけで都合50回以上に及ぶ小集会や、ビラ配布、那覇市内等に於ける街宣行動を頻繁に繰り返した。(中略)... これに賛同するネット右翼的傾向を持つユーザーが次々と彼らのツイートを拡散して、「玉城はパヨク」「玉城は売国奴」「玉城は中国の工作員」等というレッテルと共に、恒常的にそれらのリツイートは毎回500~1,000近くになる勢いとなったのである。
(中略)
中央のCS放送や保守系論壇誌の中でも、はっきりと「デニーが知事になると沖縄は中国にのっとられる」などと主張するようになった。
(中略)
私は或る佐喜眞陣営選対関係者に詰問した。
「どうして、在沖縄のネット右翼活動家らを放っておいたのですか。却って佐喜眞さんの足を引っ張っただけじゃ無いですか」
関係者は、「それは彼らの政治活動の自由であり、私達が強権的に制止することは出来ない」と苦渋の表情で前置きした上で、
「連中、星条旗と日章旗を一緒に掲げて中国の侵略がどうのこうのと・・・。正直、やめて欲しかった。勘弁して欲しかった。冗談じゃないよ」
(以下略)
私は、佐喜眞氏の敗因は、佐喜眞氏自身は当然のこと、その「外野」にこそあると分析している。
(中略)
彼らは(中略)... 私が確認しただけで都合50回以上に及ぶ小集会や、ビラ配布、那覇市内等に於ける街宣行動を頻繁に繰り返した。(中略)... これに賛同するネット右翼的傾向を持つユーザーが次々と彼らのツイートを拡散して、「玉城はパヨク」「玉城は売国奴」「玉城は中国の工作員」等というレッテルと共に、恒常的にそれらのリツイートは毎回500~1,000近くになる勢いとなったのである。
(中略)
中央のCS放送や保守系論壇誌の中でも、はっきりと「デニーが知事になると沖縄は中国にのっとられる」などと主張するようになった。
(中略)
私は或る佐喜眞陣営選対関係者に詰問した。
「どうして、在沖縄のネット右翼活動家らを放っておいたのですか。却って佐喜眞さんの足を引っ張っただけじゃ無いですか」
関係者は、「それは彼らの政治活動の自由であり、私達が強権的に制止することは出来ない」と苦渋の表情で前置きした上で、
「連中、星条旗と日章旗を一緒に掲げて中国の侵略がどうのこうのと・・・。正直、やめて欲しかった。勘弁して欲しかった。冗談じゃないよ」
(以下略)
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配信元)
佐喜眞陣営選対関係者「連中、星条旗と日章旗を一緒に掲げて中国の侵略がどうのこうのと・・・。正直、やめて欲しかった。勘弁して欲しかった。冗談じゃないよ」と。来年の統一地方選、参院選でも安倍政権の足をビンビン引っ張ってくれたまえ。期待してるよ、ネット右翼諸君。https://t.co/Hxzw14G7VC
— きむらとも (@kimuratomo) 2018年9月30日
いや、佐喜真さんは明らかにネトウヨ工作員と連携していたでしょ。幸福や統一の奴らを利用していたよ。負けたからって、勝手にやられただの、無関係で迷惑だった、だの。
— munjurugasa (@munjurugasa) 2018年10月1日
安倍の籠池氏への対応と一緒じゃの。
よくいいますねぇ、自民党は。さんざんデマをばらまかせたくせに。
— akiyosi (@netidaimon) 2018年10月1日
普天間より辺野古よりでかい嘉手納に空軍基地が有るのに中国が侵略って馬鹿だな。既にアメリカと安倍政権に侵略されとるがな。
— チコ(R.T) (@r3takao) 2018年10月1日
バ〇とネトウヨは使いようということか。彼らを適当に煽ってやれば勝手に自滅するという選挙戦術モデルが確立した😂https://t.co/VqlKQJszmk
— 鉄路 (@railway0906) 2018年10月1日
内閣や自民党役員人事もネトウヨ色がますます濃くなるので期待できますね。
— 鍋田 武 (@0Gnd6e7U8ktTQbk) 2018年10月1日
しかし、結果を見ると、この手法が沖縄県民には全く通じなかったようです。頭の弱いあべ応援団なら、“デニーが知事になると沖縄は中国に乗っ取られる”というデマを、簡単に信じてしまうのでしょうが、現実問題として、沖縄は今、アメリカに乗っ取られている状態なのです。あれだけの米軍人が沖縄に駐留していて、どうやったら沖縄が中国に乗っ取られるのか。少し考えればわかることを、考えないからあべ応援団なのです。
漢字が読めず、与えられた原稿を読むだけの親分と同調した反知性の集団が、あべぴょんの周りに跋扈している状況です。なので、選挙はというと、菅野完氏の言う“バカとの戦い”の場になるというわけです。
幸いにして、沖縄は、日本の中で民度が最も高く、戦いは圧勝という結果に終わりました。
本土でも人々の民度が上がれば、ネトウヨ諸君が頑張れば頑張るほど、来年の参院選では、あべぴょんの足を引っ張る可能性が高くなります。今回の結果は、“彼らを適当に煽ってやれば勝手に自滅するという選挙戦術モデルが確立した”わけです。要するに、“星条旗と日章旗を一緒に掲げて”自民党候補を応援すれば、多くの市民はドン引きするというわけです。