こんな「大家族」があったとは!〜 介護付きシェアハウス「はっぴーの家ろっけん」は高齢者も子供もお母さんも外国人もワイワイガヤガヤ

 使命感や義務感がなければ成り立たないと思い込んでいた介護現場。
ところが、若いご夫婦が「介護施設」ではなく「コミュニティスペース」を作りたいと思い、まずは町の人たちに「どんな場所があれば嬉しい?」とアイデアを募ったところからユニークです。町の人たちは楽しい場所、エンターテイメントのある場所を求めていることが分かり、代表の首藤さんは、いろんな人が集まる面白い空間ならできる!と始めたのが「はっぴーの家ろっけん」でした。
 写真を見ると、入居者以外のいろんな人たち、子供が宿題をしていたり、施設に無関係の人が仕事の打ち合わせをしていたり、外国人が寛いでいたり、とても介護現場とは思えない自然で自由な空気にあふれています。「うちは守られる施設ではない」と入居者さんや家族に説明しているところも画期的です。自分だったら転倒リスクを恐れて車椅子を強要されたり、ベットに縛られているよりも、怪我をしようと自由にしていたいから、という人間らしい希望を実現されていました。
全く血縁のない高齢者と子供たちがリラックスして関わる風景は、今では珍しいのではないでしょうか。
可笑しかったのは、ある朝、施設に全く知らないおばあさんが寛いでいて、さすがの奥さんもしばらく「??」と固まってしまった、というブログでした。それほど開かれた自由な場所なのでしょう。
隣近所の人たちも、普通に訪ねてきては一緒に食事をしたり話をしたり、週に200人もの人が訪れる「大家族」ハウスですが、首藤さんの根底には、阪神大震災で失われてしまった街への思いが強くあるそうです。薄っぺらな再開発を強行され、長屋的な豊かなコミュニティを失ってしまったことへの憤りが「はっぴーの家」を生み出したと語られています。
 街が元気になる時、子育ても、介護も、実はとても楽しく豊かになる、それを実証して下さっているようです。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)






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実録:朝起きてリビングで知らない人が寝ていたら人は一時停止する件
5/13.午前7:00
みゆき「ちょっと降りてきて
朝の見回りから帰ってきたら・・・
知らないお婆ちゃんがリビングで寝てるの・・・」
(中略)
よし「新しい入居者さんちゃうん?
見学とかの・・・?」

み「こんな早朝に誰が来るん?
しかも、めっちゃ寛いでるねん!!
とりあえず降りてきて!」
(中略)
とりあえず、うるさいので
そんな奴おらんやろって気持ちで
下に降りると
・・・

おった 笑

しかも
めっちゃ寛いでるやん
まるで我が家www


よ「・・・
おばあちゃん何処の人?・・・」

謎の老人「・・・アタシ
ここの子・・・。」


wwwなるほど
(以下略)

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高齢者の新しい暮らし方  多世代集うシェアハウス はっぴーの家ろっけん
引用元)
(前略)
「素人でいることが重要だと思っている」と、首藤さんも首藤さんの奥さんも介護資格は持っていない

「何がしたいか。はっぴーの家でしたいのは、長屋的な暮らしとコミュニティをつくりたいということ。ビジョンを明確にするのが僕の仕事だと考えているんです。資格を持ち、その資格の立場で物事を語ると次第に“したいこと”からずれていってしまいがち

コミュニティをつくることで、営業コストも下がるんです。地域の人が“あの人、ここに住んだらいい”と伝えてくれるし、言ってくれるので営業する必要もありません。また、SNSでの発信で生の情報は伝わっていますし、SNSでの評価は実名でリアル。何より、最終的に選ぶのは家族、本人でしょう

(中略)
折り紙や塗り絵といった、介護施設で行われることの多いレクリエーションへの疑問が浮かぶ

本当はやりたくないかもしれない。お世話になっているから…と、我慢しているんじゃないかとも思うんです
(中略)
はっぴーの家では夜間、シェアキッチンというものが行われているのだという。

ひとり500円程度の費用で立派な食卓ができる。お母さんたちにとってはおしゃべりの場。子どもたちはここで自由に遊ぶことができる。親がその場にいないとしても、おじいちゃんやおばあちゃんと遊んだりすることもできる。人との触れ合いの場にもなっているんです。
(以下略)

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