注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
ヒラリー・クリントンの逮捕へ向けて始動
本日の午後クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議(SC)の驚くべき新報告書曰く、【ロシア軍部が】核戦力をすぐさま増強し、2019年を通して4千以上の演習とおおよそ8千5百の実地戦闘訓練を設けることを本日承認されたのは、ドナルド・トランプ大統領がヒラリー・クリントンを逮捕し裁判にかける準備を進めていることによって生じた、戦時体制における必要事項だそうです。
――これはアメリカにおける歴史的な出来事となり、その計り知れない余波は世界中を駆け巡ることでしょう。
――昨日トランプに忠誠を誓う勢力がモサック・フォンセカを標的にした刑事訴追【を実行に移した】ことで、【対クリントン戦】開始の狼煙が上げられたのです。
投資顧問と会計士と顧客の三人は既に当局に身柄を拘束されており、事務所の弁護士だった人物だけ依然として逃亡中。全ての訴えはニューヨークで提出されました。】
――【モサック・フォンセカ】国際法律事務所は、パナマ文書スキャンダルの中心におり、更にはクリントン財団の資金洗浄を引き受けていた存在でした。
American Names Released From Panama Papers, and Hillary Clinton's Involvement Could End Her… https://t.co/ALgKDPmTAE pic.twitter.com/Sf2ACTurBH
— Stillness in the Storm (@SITSSHOW) 2016年4月8日
下:「ヒラリー・クリントンの関与は大統領選への出馬を取りやめさせるかもしれない」
※ヒラリーは性懲りもなく次の大統領選に出馬しようとか宣っております。以前ちらりと耳にした話では、それが無理なら娘のチェルシーが出るとかどうとか。現在大幅に減ってしまったクリントン財団の資金源獲得のため、権力の座にしがみつかねばならない様です。】
匿名Qチームの活躍
当該報告書によりますと、パナマ文書とは、21万4488社を超えるオフショア法人に関する財務情報および弁護士との間の法務関連の情報を詳細に記した1,150万件の流出文書のことです。
――ロシアの情報分析官たちは、この匿名の漏洩者が“Qアノン【=匿名Q】”としてしか知られていない極秘かつ謎の米軍諜報組織ではないかと主張しています。
――退役したアメリカの事件記者でベストセラー著者のジェローム・コルシ博士によると、【匿名Qとは】軍上層部の集団で、米軍諜報界こそが、2016年の大統領選挙に出馬してもらい、更には腐敗した“ディープ・ステート”の役人を権力の座から排除する手助けをしてもらうため、トランプを勧誘したのだ、と【コルシ博士】に告げたそうです。
ただし、勘の良いジョーダン・セイザー氏は、このところの博士の動きについてかなり懐疑的だったと記憶しています。
次の段落(……原文はこの章立て、全て同じ一文ですが)で語っている問題は、コルシとマラー・チームとの間の訴訟合戦のこと。
マラーはロシア疑惑の捜査の一環として、コルシがトランプ大統領の友人ロジャー・ストーンとウィキリークスを取り持ったと非難しています。一方のコルシは、トランプ陣営に不利になるよう、マラーが自分に偽証の強要をしてきた、と責め立てています。】
――そして現在【匿名Qチームに】守られ、コルシ博士はロバート・マラー特別検察官との決死の戦いを繰り広げ、これ以上【捜査協力のためマラーと】話すことすら拒絶している訣です。
???
— SHELLY JACOBS (@SHELLYJACOBS) 2018年12月5日
"Looming Arrest And Trial Of Hillary Clinton Throws Russia Into Full War Footing"https://t.co/9YrzBTgSc8 pic.twitter.com/0v3YE3NuFN
パナマ文書は一国の大統領を二代続けて弾劾へと追い込む内容
パナマ文書が世界中の社会主義グローバリストたちの一大腐敗について暴露した訣ですが、その破壊力は壊滅的だと形容する他はない、と当該報告書が続けています。
――【パナマ文書の存在が】ブラジルの左派政治階層に「原子爆弾級の投下をした」後の一連の出来事を見ていけば、【その破壊力の凄まじさは】明らかです。
――【どうなったかというと、パナマ文書流出の後】ブラジル第35代大統領のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァが弾劾および投獄され、彼の後を継いだブラジル第36代大統領のジルマ・ルセフも同様に権力の座を追われました。
――そうしてブラジルの人々は、“熱帯のトランプ”として今や知られるジャイール・ボルソナーロ大統領を新しく選出するに至った訣です。
#FrancaMente | @netflix producirá #TheLaundromat, cinta basada en el escándalo de los #PanamaPapers#Entérate➡️ https://t.co/Ua4nzbtqw3 pic.twitter.com/giVxCeYUeZ
— Zona Franca Noticias (@ZonaFrancaMX) 2018年10月11日
トランプ対ヒラリーの死を懸けた戦い
トランプ大統領は就任するや否や、自国の“ディープ・ステート”のアパラチック【※ロシア語からの借用で、イメージとしてはソ連共産党などに盲目的に従う「党官僚」】による攻撃に曝されましたが、ヒラリー・クリントンの罪を晴らすため、【トランプを】でっちあげのロシア疑惑の策略で陥れようとする彼らのクーデター計画は、繰り返し失敗に終わったと当該報告書は詳述しています。
――【というのも】今週マラー特別検察官によるロシア【疑惑】捜査が大詰めを迎えようとしていることが明らかになり、同時に米国下院におけるトランプ忠誠派が司法省の行ったクリントン財団の捜査に関して聴聞会を開く準備を進めているのです。
【※下院の動向については、コメント欄をご参照ください。】
アメリカ合衆国で現在起こっているこうした陰謀【の数々】を理解するにあたって最も重要なことは、米国の統治をあまねく支配する、対立した二党体制というものが、“デュアル・ナラティブ”と呼ばれる世論を操作し支配する心理的手法を使って動かされている点だ、と当該報告書は説明しています。
――1つの物語を2つの異なる視点から語り聞かせ【て対立させ】るというもので、今回のケースだと、トランプの“諸々の犯罪”をクリントンの“諸々の犯罪”に対して戦わせるということです。
とはいえトランプの“犯罪”は信じる者だけが信じるという【犯罪に該当すらしない】反則行為のでっちあげの部類に入り、“個人的な感情や好みや意見に基づくか、それらによって影響を受けた、主観的なもの”ですが、【一方の】ヒラリー・クリントンの“犯罪”は事実と立証可能な証拠に基づいており、個人的な感情や意見や事実の表現によって影響を受けることのない、客観的なものなのだ、と当該報告書は指摘します。
トランプは自分が非難されている“主観的な犯罪”について、マラー特別検察官が最終報告書を発表するまでは、完全な自己弁護をしてみせることは不可能な状態です。
――【しかしトランプは】この報告書の中身がどんなものかを分かっており、それが発表されるや否や、そしてそれがどれ程自身を悪く見せるものであったとしても、トランプはすぐさま反撃に転じ、ヒラリー・クリントンの“客観的な犯罪”について逮捕し裁判にかけることでしょう。
――これはアメリカ国民にとって、全アメリカ史上を通して前代未聞の、最も重要な“デュアル・ナラティブ”の政治戦争となります。
――トランプは総力を挙げてクリントンをその相応しい居場所である牢屋へと送りこまんとするでしょうし、一方の“ディープ・ステート”はトランプがそうする前に総力を挙げて彼を弾劾しようとするでしょう。
WWE 2K16 Celebrity Deathmatch Tournament :: Donald Trump vs Hillary Clinton - https://t.co/fn4DQc2o7T pic.twitter.com/mm5497gmL9
— Tronnixx Speakers (@tronnixxsound) 2015年11月23日
※「有名人デスマッチ」はアメリカMTVのパロディーアニメですが、要はテレビゲームのイメージ。リング上で繰り広げられる命懸けの総合格闘技を思い描いてください。】
ヒラリー逮捕に向けて着々と証拠を集めるトランプ
トランプ大統領は、TVや宣伝の分野で何十年にも渡って大いに成功を収めてきた体験を有する、世界で最も熟練したショーマン【=興行師】の一人なのです。
――彼がヒラリー・クリントンを逮捕し裁判にかける様は、「有名人デスマッチ」とでも形容すべきものとなるに違いない、と当該報告書は続けます。
――クリントンが米国連邦【裁判所】の法廷へ何度も連行されていくにつれ、【このデスマッチが】テレビのスクリーン上に生放送で映し出されるのをアメリカの国民は眺めることになり、それと同時に米国下院では民主党【議員たち】が【大統領】弾劾の聴聞会でもって【トランプに】対抗してくることでしょう。
――民主党のメイジー・ヒロノ米上院議員なぞは恥ずかしげもなく、民主党は【物事を】“余りにもよく知っている”がため、今や平均的なアメリカの有権者が理解するには“賢すぎる”存在になってしまった、【そのせいでトランプに選挙で負けた】と昨日宣ってみせたのですから、民主党はこの戦いを始める前から既に負けている有り様。
果たしてアメリカ国民が、こういった民主党の連中がヒラリー・クリントンを保護しているのだと理解できるだけの知性を有しているのかというと、議論の余地は大いにあるでしょうが、だとしても彼らは確実にトランプ大統領がしていることを把握し、きちんと理解できる筈です。
――【そのトランプが何をやっているかというと、】クリントンを逮捕し裁判にかけるため、犯罪の証拠を掻き集めており、ここ数週間だけでも:
11月29日:トランプに忠誠を誓うFBIの勢力が、エドワード・バーク市会議員というシカゴの政界で50年その地位を保持してきた同市の有力政治家で、どこにオバマ=クリントン【の一味によって始末された】全ての遺体が埋まっているのかを知っている人物の複数の事務所に対して強制捜索を行う。
まぁでもオバマの地元かつ、マフィアで有名なシカゴのドンでしたら、色々お詳しいかと。】
11月29日:トランプに忠誠を誓うFBIの勢力が、ヒラリー・クリントンはウラニアム・ワン疑惑で賄賂を受け取ったと証明する「証拠の連続性」を保全するため、【ヒラリーを内部告発した】デニス・ネイサン・ケインの自宅を強制捜索。
Looming Arrest And Trial Of Hillary Clinton Throws Russia Into Full War Footing https://t.co/z70QP76qDz pic.twitter.com/Gw0IHQIv8c
— Editor (@impiousdigest) 2018年12月5日
「ウラニアム・ワンからクリントン財団へ何百ドル(もの大口寄附という条件で)、
(オバマ=ヒラリー政権が米国ウラン備蓄の)国営原子力企業ロスアトム(の保有を)承認」】
ヒラリー逮捕の合図はパナマ文書の法律事務所
歴史上初めてロシアの3つの諜報機関全てのトップが今年初旬にワシントンD.C.を訪れ、ヒラリー・クリントンが用いた賄賂の資金洗浄の足跡を記した文書を、トランプに忠誠を誓う勢力へ渡しました。
――そしてパナマ文書で明らかとなったように、クリントンの逮捕と裁判が近付いていることを知らせる、ロシアの諜報機関側が待ち望んだ最後の“パズルのピース”は、昨日「有名人デスマッチ」のゲームボード上に置かれた、と当該報告書はまとめています。
――つまり“匿名Q”によってパナマ文書が奪われ【流出させられ】た法律事務所、モサック・フォンセカに対してトランプに忠誠を誓う勢力が刑事告訴を発表し、
――その幹部【クラス】三人は現在米国に身柄を拘束され、“ペラペラと喋って”おり、
――いよいよ残すところは、トランプ大統領がいつアメリカ国民への約束を果たして、“彼女を収監する”のか、だけとなりました。
On 29 November—Trump loyal FBI forces raiding the home of Dennis Nathan Cain to establish a “chain of custody” evidence stream proving Hillary Clinton was bribed in the Uranium One scheme. https://t.co/vUaynSgHuI pic.twitter.com/ipgJVjZJkZ
— Clemonce DuVall (@cleoworks1) 2018年12月5日
翻訳:Yutika
註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。
【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しを加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。
ちなみに「訣」という漢字は「わけ」とも読みます。詳しくはこちらのコメント欄後半の解説をご参照ください。
本文を読んでいて何となく感じたのですが、11月末で66,568件になった米国中の極秘起訴の一部が、機密解除されつつあるようです。
また、トランプ派とディープ・ステートの攻防戦の補足情報を、毎回コメント欄でまとめているので、今回も2点追加しておきます(※これまでの経緯については昨日のコメント欄をご参照ください):
①聴聞会での真相暴露を阻止しようという攻防 本文に出てくる下院で準備していたという聴聞会について
12月は他にも聴聞会が目白押しで記憶が曖昧なのですが、おそらく12月5日に予定されていたジョン・ヒューバー連邦検察官の聴聞会のことを指しているのだと思います。ようは当時の司法省がクリントン財団の捜査に手心を加えたのではないか、という嫌疑。
まずは公開にするか密室にするかで下院で延々と争い(※公開だと「それは機密事項なので話せません」と証言を拒否できるので、実はディープ・ステート側に有利)、次にブッシュ・シニアの葬式を聴聞会の予定された5日にぶつけ、ニュースのヘッドラインからの締め出しを図りました。
ただジョーダン・セイザー氏は匿名Qがずっと「12月5日」と分り易い餌を撒いていたので、ディープ・ステート側が手の平で踊らされていただけだと分析しています。
事実、トランプ大統領は3日になり、「5日は国を挙げて追悼を行う日とする」と宣言し、聴聞会自体を延期してしまいました。ということでディープ・ステート側はブッシュの葬式という手持ちのカードを無駄に失った訣です。
②中国との貿易摩擦を悪化させて世界大戦に持ち込もうという企み
先週土曜日に華為(ファーウェイ)技術の財務責任者、孟晩舟(ファーウェイの創業者の娘)が中国へ向かう途中のカナダで拘束され、現在アメリカへの引き渡しを求められています。12月6日のソルカ・ファール女史の記事はこの件を、ディープ・ステート側による中国の経済界大物の“誘拐”と表現。
この報復措置として、6日未明に岩国基地所属の米軍機2機が、中国のレーザー衛星兵器によって撃ち落とされた、と解説しています。
現在日本語の記事では各紙「米軍機同士の接触事故」扱いのようです。
ということで、今週もディープ・ステート側との熾烈な最終決戦が続いています。