注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
アメリカで博士号を取る人間の出身大学の1位と2位は清華大学と北京大学といわれたのが10年前。バークレーが4位だぜ! 大量の学生をアメリカの博士課程に送り込み続けて久しい中国。そのひたむきな積み重ねが実りつつある。アメリカで博士号をとり、アメリカで教鞭に立つものもいれば、帰国して中国の急速に整備されつつある研究開発基盤でその実力を活かすものもいる。
スパコンも5年連続中国製の「天河」が世界一。トップ500位に入るスパコンの数も日本の倍以上。それを色んな技術開発に活用。米ソについで世界で3番目に有人宇宙飛行を成功させたことも遠い過去だ。日本はまだまだ。素材から食糧生産まで技術や技術者を世界から集め、世界最高レベルのものがだんだん作れるようになってきている。
300兆円を超える世界最大の外貨準備をかかえ、日本の3倍近いGDPの規模で6%近い成長を実現できる中国
(中略)
10人に1人が起業するという起業大国。
(以下略)
国会で「本当だったらどうする?」と言う台詞を放ったのは、
— Hosoda Naoki (@Ox360) 2019年2月26日
「世界で一番トランプの扱いが上手」と自画自賛しているポンコツ総理。
国会で「ダウト」でもやってるのか?
真実を小出しにして、時間を浪費するのはマジで勘弁してくれ。
どんどん世界から取り残されていってる。 pic.twitter.com/c8W29ukyom
IMF統計、国民一人あたりGDP増減実績❗️
— やのっち(。・ɜ・)d (@_yanocchi0519) 2017年4月27日
ΣΣΣ[●°д°]知ってましたか━━━!!!!!
第二次安倍政権下で、▲30.5%↓減❗️
意味もなく、根拠もなく、アホノミクス なんて言わないから❗️
この先に道はなし❗️https://t.co/tbiqJJJnh3 pic.twitter.com/l3VqmYb4bP
日本のITレベルが20世紀で止まっている間に、中国は進化しまくっていた!キャッシュレス社会が到来し、日本よりもよほど便利な日常生活が送れるようになっていたのだ。中国の産業界での革新も凄まじい。
(中略)
電子決済の普及は、中国沿岸の都市部だけの話ではない。中国全土で広範囲に浸透している。自転車シェアリング、タクシー、外食、コンビニエンスストア、映画、自販機──。周囲を見渡せば、街中にQRコードが溢れている。
1元(16.5円)単位で、送金や決済が可能なので、スマホ処理ができないことがほとんどない。
例えば、野外に机を並べただけの簡易屋台でも、公共トイレを拝借するときのチップも、街頭の募金でも電子マネーで決済できる。果ては、道端の物乞いさんまでもがQRコードを差し出す始末だ。
(中略)
スマホ決済は財布を持つ煩わしさがなく、ストレスがない。日本では、手数料の高さからクレジットカードが使えない飲食店が少なくない。コンビニでの買い物は小銭で、切符はJR東日本の「スイカ」、飲食店ではクレジットカード決済と現金決済を併用──となると、結局、普段から電子マネーも小銭もお札も持ち歩かなければならない。つくづく、日本のIT後進国ぶりを痛感した。
(以下略)
レストランや小売ショップのレジには、WeChatとAliPayのQRコードが表示しており、誰もがスマートフォンを使って、お金を支払っています。私が見る限り、現金を使っている人はおろか、クレジットカードを使っている人すらいませんでした。
彼らによると、今や現金を触ることは一切なくなり、全てスマートフォンで決済をするようになったとのこと。給料が振り込まれる銀行口座と直結しているため、キャッシュレスな生活が可能になったとのこと。
また、スマートフォンによるマイクロペイメントが普及したからこそ初めて可能になったビジネスも急速に伸びています。乗り捨て可能な自転車のシェアリング・サービスはその典型的な例です。(中略)...上海市民にとっては重要な交通手段の一つになっています。道を走っている自転車も、大半はそんな自転車で、「My自転車」を運転している人は今や少数派です。
(中略)
中国の「電子マネー」は、米国と日本を一気に抜き去っただけでなく、他の国が「未来社会のあるべき形」として描いていたキャッシュレス社会を、短期間に実現してしまったのです。
(中略)
「最近の若い人たちは、外食もしないし、家で料理もしない」と嘆いていました。食事の配達サービスが便利になりすぎて、出前を頼むのが当たり前になっているそうです。
(中略)
そのため、「青椒肉絲はこの店、小籠包はあの店」のように店をまたいだ注文まで可能になってしまい、家から一歩も出ずに夜を過ごすライフスタイルが、独身の人たちにとって、当たり前になりつつあるそうです。
(以下略)
上の写真は、先週、上海に行った私の知り合い(日本に暮らす中国人)が撮影して来たものです。夫婦二人で経営している小さなレストランに入ったところ、このQRコードが貼り付けてあったそうです。席についてこれを撮影すると、WeChatPayアプリが立ち上がり、さらにその中でミニアプリが立ち上がり、このレストランのメニューが表示されたそうです。
メニューには、中国語・英語・日本語が用意されており、食べ物はそこから注文します。つまり、ウェイター・ウェイトレスは不要なシステムです。少しすると、料理が直接テーブルまで運ばれて来ます。QRコードに、どのテーブルかという情報まで含まれているため、キッチンで調理を手伝っている奥さんが直接運んで来てくれるのです。
支払いは、アプリから注文した際に済んでいるので、食べ終わったら店を出るだけです。全部で30分もいなかったそうです。
(中略)
客は素早く簡単に注文出来、支払いの手間もないので心地よい
レストランは人件費が節約できる上に、テーブルの回転率が良いので儲かる
という、本当にwin-winな状況が作られているのです。
(中略)
ちなみに、なんとも素晴らしいのは、レストラン側にとっての設備投資はほとんど無い点です。ハードウェアは普段使っているスマホがあれば十分で、唯一の設備投資は、QRコードのステッカーです。
(中略)
競合である、クレジットカード・(JRの)Suica・Apple Payは、どれもペイメントだけで結構な額の設備投資が必要で、かつ、テーブルからの注文を自動化しようとすると、さらなる投資が必要です。
(以下略)
#深圳スゴい
— 舌頭上的東京拉面 (@clifehack) 2018年11月27日
今日は小雨で人が少なかったので見やすかった😁深圳灯光秀#深圳 #深セン pic.twitter.com/LBYmg57x3q
深センにて「iGO」というシェアカーサービスを発見!
— 舌頭上的東京拉面 (@clifehack) 2018年11月27日
どうやらランボルギーニもシェア出来るっぽい🤣#深セン #深圳 #シェアカー #ランボルギーニ #深圳スゴい pic.twitter.com/RxVEHuVOR1
深圳電気街、きりがないので一旦離脱。
— 須藤玲司 (@LazyWorkz) 2017年5月5日
秋葉原電気街の建物の全てを90年代のラジオ会館にして、ヨドバシをあと5つぐらい建てて、さらにそれもラジオ会館にして、猛烈に好景気といえば、深圳電気街のヤバさがちょっとでも伝わるでしょうか。#深圳電気街 pic.twitter.com/yxQTQe0NUV
「初任給40万」中国企業が日本の学生をかっさらう | Web Voice https://t.co/qX8M4S8lPV
— すくすく。 (@ScreamoTAI) 2018年10月1日
無名時代のHuaweiが、高額な給与で優秀な新卒を集めて今がある。というのは、色々学びたいところではないでしょうか
新入社員の初任給は10年超ほぼ横ばい、米の半分-経団連調査 https://t.co/J4bjW7B34l pic.twitter.com/1Ww5hHfyZ7
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年11月14日
そもそも、中国の高度経済成長は一朝一夕によるものではないということです。人材の育成に重きを置かれていたことは、アメリカでの博士号取得者の出身大学の1位と2位が清華大学と北京大学であることからも窺い知れるというもの。そうした成果が、その後の世界最速スパコンの開発などにつながるわけです。こうして、日本が統計数字を捏造している間に、GDPにおいて、中国に大きく水をあけられてしまったのです。ちなみに、IMF統計データによる国民一人当たりのGDP増減によると、他の政権のときは全てプラス実績だったのに対し、第一次安倍政権では±0%、第二次安倍政権は-30%という輝かしい実績!!
引用記事によると、スマホで何もかもが可能になったキャッシュレス社会が、もうすでに中国で存在しているようです。記事の画像にある自転車シェアリングをはじめとして、タクシー、外食、コンビニエンスストア、映画、自販機などなど。さらに簡易ローンまでついており、今までの利用実績から、スマートフォンから審査なしで、その場でお金を借りられるとのこと。こうしたキャッシュレス化が進み、"現金を使っている人はおろか、クレジットカードを使っている人すらいない"状態だそうです。今や現金を触ることは一切なくなり、給料が振り込まれる銀行口座と直結したスマートフォン決済のため、キャッシュレスな生活が可能になったとのこと。現金を持ち歩かないため、偽紙幣対策や犯罪防止にも一役買っているようです。
こんなにも普及した理由と言われるのが、店舗に貼られているQRコードのステッカー(テーブルに貼られた画像参照)。引用記事の上海のレストランの実用例を見ていただくと、その有能ぶりがこの上ない!お店側の設備投資はほとんど無い上に、お客は素早く簡単に注文出来、支払いの手間もない。レストランは人件費が節約できる上に、テーブルの回転率が良い。クレジットカードのような高い手数料もなく、決済手数料もゼロ円。
そんな中国の中でも一際注目されている都市が、広東省にある深圳市。ここは、習近平氏が押し進める経済圏構想”一帯一路”の最前線といわれています。東京都ほどの広さに人口30万人が住むさびれた漁村だった深圳市は、わずか30年ほどで人口1400万人を突破し、今なお増え続ける人口。全人口のうち、20〜30代が65%を占め、65歳以上の高齢者は2%しかいないという。
そこで人口1311万人ほどの東京はどうなのかと調べてみました。住民基本台帳による東京都の世帯と人口(平成30年1月分)の年齢別資料で計算してみましたら、東京都の20〜30代の人口は26.0%であり、65歳以上の高齢者は23.3%でした。働き盛りの年代層が多く住んでいることからも、どちらが活性化した都市なのかは説明するまでもないことでしょう。また、秋葉原の30倍規模と言われる深圳の電気街、華強北(ファチャンベイ)。ここを訪れた日本人がその盛況ぶりにことごとく驚愕しているそうな。
こんな高度経済成長の裏には、よほど過酷な労働条件があるのではと勘繰りたくなりますが、こちらのサイトによると、中国の法定労働時間は1日8時間、1週40時間で日本と同じです。しかし、時間外労働上限が日本には決められていないのに対し、中国では厳密に1日1時間、特別な場合でも1日3時間、1ヶ月36時間と定められ、割増賃金率も150%と日本の基準(125%以上)よりも高いということです。というわけで、法設備上も日本より上です。
このような事実から、内実共に中国が日本を上回る経済成長ぶりであると言わざるを得ませんが、もちろん、こうした急激な経済成長には負の部分もあるので手放しで喜べるものではないところもあります。
こういった現実をはっきりと認めた上で、日本では本当の豊かさを求めて、より成熟した社会を目指すべきなのだと思います。寒仕込みに代表されるように、寒い冬は発酵熟成するのに最適ですので、今はサギゾーのいる寒い寒い日本でその精神的な成熟度を深くじっくりと熟成するときなのかもしれません。