衆院沖縄3区補選は玉城デニー氏の後継で基地問題に詳しいジャーナリスト屋良ともひろ氏が当選、大阪12区では安倍首相応援の自民候補落選「安倍さんにとっては、自民でも維新でも誰でもええねん」

 21日、衆院沖縄3区補選では、玉城デニー氏の後を受け、辺野古移設反対を訴えた屋良ともひろ氏が、開票と同時に当確が出る「ゼロ打ち」で当選しました。当確の瞬間の映像は何度見ても心が浮き立つようです。これで沖縄県民は三たび「辺野古埋め立て反対」を表明したことになります。当選した屋良氏は沖縄の基地問題に大変詳しいジャーナリストで、布施祐仁氏は「政府にとっては嫌な人が議員になった」とコメントされています。国会が楽しみです。
 一方、注目の大阪12区補選では、宮本たけし氏は残念でしたが、対する自民候補の落選については沖縄補選同様、公明党との協力関係に変化があったことがうかがえました。昨日の記事でも取り上げられたように大阪12区の安倍首相の応援演説現場には、籠池夫妻も来ていました。籠池氏は「安倍さんにとっては、自民が勝とうが維新が勝とうが(中略)誰でもええねんと思っている。アベ与党が増えるだけ。」自民候補の苦戦は、安倍首相が維新を応援してきたからで、これは自民党に対しても公明党に対しても背信行為だとの本質を語っていました。これでいいのか?自民党議員。いよいよ内部崩壊は近い、かも。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)






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衆院沖縄3区補選 屋良朝博氏が当確
引用元)
玉城デニー氏の知事選出馬に伴う衆院沖縄3区補欠選挙は、21日午後8時に投票が締め切られ、「オール沖縄」陣営が推す無所属新人でフリージャーナリストの屋良朝博氏(56)の当選が確実になった。3区の有権者が辺野古新基地建設に反対する屋良氏を選んだことで、県民は昨年9月の知事選、今年2月の県民投票に続き、辺野古埋め立てを強行する安倍政権に対し再び「ノー」を突き付けた
(中略)
 屋良氏は(中略)最大争点となった米軍普天間飛行場の辺野古移設に「反対」し、基地機能の分散移転による危険性除去を訴えてきた。県選出国会議員として辺野古新基地阻止に向けて行動していく。屋良氏が当選を確実にしたことで玉城県政にとって追い風となり、「オール沖縄」陣営にとっても夏の参院選に向けて弾みをつけた。
(以下略)
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安倍首相演説 籠池氏に向けられた“妨害” ~政権批判の聴衆恫喝も~
引用元)
(前略)
演説が終わった後、籠池氏は報道陣や集まった人々に囲まれて感想を答えている。
安倍さんは北川晋平さん(自民候補)のことをもっと応援せにゃいかんのに、自分のしたことばかりをアピールしていた。こんな状況(自民候補の苦戦)になったのは(安倍さんが)維新を応援してきたからということを安倍さんはわかってないと言うか、わかっててやってるよね。これ大きな問題やと思う。だから自民党に対する背信行為でもあるし、公明党に対する背信行為だと。ああいうふうな心の中のやましい人間を奸臣と言います。奸臣安倍さんにはもうこれで終わってほしい。(中略)
(中略)
結局、安倍さんにとっては、自民が勝とうが維新が勝とうがもう1人の無所属が勝とうが、誰でもええねんと思っている。アベ与党が増えるだけ。やはり宮本たけしさんしかいないという思いを強くしたね。
(以下略)

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