「子供は最低3人産んでほしい」と発言した桜田前五輪相、「安心して産める環境を作れ」とネット上で大批判 〜 自民党のガス抜き担当大臣か

読者からの情報です。
みんなカンカンに怒っています!
どの顏して「子どもを3人産め」と言えるのか・・。呆れるわ。
国民に言う前に、森羅万象担当大臣に言って欲しいです。
子どもを3人産めって!!あっ、森羅万象担当大臣の子どもは
要りませんです。
(お芋)
 既視感に襲われた方が多いのではないでしょうか。
今回「子供は最低3人くらい産むように」と発言したのは、桜田前五輪相でした。何度も繰り返されるこの手の発言が報道されるや否や、多くの怒りのツイートが上がり、それはそのまま自民党政治への批判となりました。いずれもご尤もと思えるものでしたが、BUZZAP!では、桜田発言の「大間違いな理由」がうまくまとめられていました。
 まず、少子化対策を言うのであれば、与党議員として出産しやすい社会環境を整えるという責務を果たすべきだというものでした。低賃金で不安定な非正規雇用者が増加し、貯蓄ゼロの若い世代が増加している現状では、結婚、出産をためらうのは当然で、そもそも働き方改革による過労死ライン超えの残業を続けていれば、疲れ切って恋愛どころではないと言います。
また、子供一人を産み、大学卒業まで養育と教育をすると国公立では2500万円、私立では4000万円必要なのだそうです。これで3人産めとなると7500万円から1億2000万円はかかる計算です。これらを国が負担するのであれば、国民は安心して出産できそうです。
しかし現実は、国が国民を助けることはなく、育休は取りにくく、保育園は不足し、多くのママが悲鳴をあげています。
 こうした状況を知らぬはずはないのに、自民党議員は「本音では10人産んでもらいたい」と考えているらしく、あくまでも政治の問題ではなく夫婦の問題だという幼稚な認識のようです。
 それにしても、いつも完膚なきまで非難される桜田前五輪相、あべぴょんの評判が悪い時のガス抜き役にはピッタリなお方だなあ。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「子ども最低3人産んで」桜田前五輪相、パーティーで発言
引用元)
自民党の桜田義孝前五輪担当相は29日、千葉市で開かれた会合で「結婚しなくていいという女の人が増えている」と少子化問題に言及し「お子さん、お孫さんには子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と来場者に呼び掛けた。会合は、猪口邦子元少子化担当相のパーティー。
(以下略)
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配信元)










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「子供を最低3人くらい産むように」桜田前五輪相の発言が「正解なのに大間違い」の理由
引用元)
(前略)
少子化対策は夫婦ではなく政府の仕事
まず、桜田議員は更迭されたとはいえ閣僚経験者の与党国会議員です。つまり、少子高齢化問題という国家存亡の危機に対して誰よりも責任のある立場の人物です。

であれば、この問題について国民にお願いをする以前にまずは政府与党として「子供を産んで頂けるような環境を整える」責務があります
(中略)
結婚・出産に至るまでの高すぎる経済的ハードル
(中略)
つまり、低賃金の非正規雇用者の割合が多く、恋愛から結婚・出産に至る時点でのハードルが極めて高くなっていることが分かります。

加えて2017年には過労死ライン超えの残業100時間が合法化されており、そもそもの恋愛をする時間や気力・体力さえもが奪われているのが現状です

◆育児・教育にはさらなるハードルが
(中略)
1人の子供を大学卒業となる22歳まで育てることを考えた時の教育費と養育費の合計は、全てを国公立の学校に進学したと考えても2500万円を超え、全て私立に進学した際には4000万円を超えます

よって、桜田議員のお願いする3人の子供を産み育てた場合には最低でも7500万円、場合によっては1億2000万円が必要な計算となります
(中略)
また子供が産まれれば育児休暇を取ったり保育園に入れる必要がありますが、現時点でも育児休暇を取るのが困難なケースもあり、保育園に全員が入れる状況も作られておらず、女性が職場復帰する際のハードルも高いままです
(以下略)

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