ぴょんぴょんの「教育と体癖」

自分は、どういう人間なのか?
何が向いているのか? 向いていないのか?
どのようなパートナーが、合っているのか?
どうすれば、社会に貢献できるのか?
みんな、なにもわからず、手探りで生きている現状・・・。
このままで、いいはずがない。
(ぴょんぴょん)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
ぴょんぴょんの「教育と体癖」


ネガティブな時ほど…


くろちゃん、またアニメ見てんの?

おう! 今、いいところなんだ、一緒に見ていけよ。

いいよねえ、くろちゃん、好きなことがあって。
ぼくなんか、何が好きなのかわかんない。

ほれ! このキャラが、いいよなあ〜! 
明るくて、声良くて、こいつ見てるだけで元気もらえるわ。


いいねえ、アニメで元気もらえるの?
ぼくなんか、ただおもしろいな、で終わるけどね。

う〜ん! そう来たか・・・あ〜終わっちまった!
体感3分て感じだったなあ〜 次回まで、待てねえ!

ほんとに、入り込んじゃうんだね。

ああ、現実逃避とでも、なんとでも言ってくれい。

ぼくなんか、何がおもしろくて生きてるのやら?

・・・・・おめえ、大丈夫か?
さっきから聞いてっと「ぼくなんか、ぼくなんか、」って、「ぼく」大丈夫か?

「ぼく」かわいそうかも。
小さい頃から、親が厳しくてね。
学校も大キライだった
けど、親がうるさいからがまんして行ってた。

小さい頃、何が好きだったんだ?
何が、楽しみだった?

う〜ん、覚えてないけど・・・一番、好きだったのはボーッとして想像してる時。
こんなつらい現実じゃなくて、もっと楽しい世界を夢見ている時。

ふうん。

でも、学校に入ったら、そんな時間ないし。
マラソンとか遠足とか、苦しくて、心臓が口から飛び出るかと思うほどだった。

Author:吉爾[CC BY-SA]

でも、中学とか、高校とか、楽しいこといっぱいあったじゃねえか。


中学は、高校受験で塾に通ってたし、忙しくて、それどこじゃないよ。
そこまでしたのに、高校受験に失敗した時なんか、人生終わったって感じ。
その後も、大学受験に失敗して、結局、何がやりたいのか考えるヒマもなく、どうでもいい大学に行って。
・・・・・ぼくの人生、何だったんだろう〜 疲れた〜。

ちょい! ヤベエぞ、おめえ、うつになりかけてるぞ、それ。

そうか、こうゆうのを、うつって言うんだね。
確かに、悪いことばかり想像しちゃうんだ。

とにかく、邪気を取れ!
ホイ! ガヤトリーマントラの「除霊と浄化」、読み通すだけでいいから。

「12のシステムのすべての母なる神さま・・・・・・・・・
・・・・・・オーム、シャンティ、シャンティ、シャンテヒ♪」
あれ???

どうだ、気分は?

なんか、スッキリしたよ、どうしたんだろう?

これが、ガヤトリーマントラの効力さ。

くろちゃんに、教えてもらったけど、一人じゃなかなか続けられなくて。
でも、こんなに効くのなら、毎日だってやりたい。

そういうネガティブな時ほど、ガヤトリーマントラがお勧めさ。
この祈りを覚えたければ、これがお勧め。

さて、さっきから話を聞いてると、おめえの青春はさんざんだったみてえだな?

青春とか子供時代とか、聞いただけで、ゾッとするよ。
ぼくは家で、一人静かにしてるのが好きだった。
それなのに、幼稚園からずっと、大勢の中でみんなと同じことをさせられる。
家で一人でボーッとしている時間がなくて、ノイローゼになりそうだった。

ふうん、どう考えても偶数体癖だな。

小学校はトラウマだった。
歩くのが苦手なのに、家から30分も歩いて通ってたんだ。
学校についたときはもう、ヘトヘトでね。

5種・・・じゃ、ねえな。

しかも、1年から3年まで、担任は体育会系で、ついていけなかったし、
4年からの担任は、毎月何冊、本を読んだか、競争させるんだよ。
ぼくは、本を読むの遅いし、競争はキライだし、いつもビリだった。

いらすとや 1 & 2


ふうむ、1年から3年の担任は5種、4年からの担任は上下+ねじれ7種だな。
おめえは、そのどれでもねえらしい。

中学に入ると、学校だけでも疲れるのに、毎晩遅くまで塾に通わされた。
疲れ切って、朝が起きられなくて、試験の日にも遅刻したことがしょっちゅう。

そんな体力ねえのに、親は何もわかっちゃねえんだな。

もともと勉強好きじゃないのが、もっとキライになって、
高校受験の当日も、フラフラしてて、試験どころじゃなかったんだ。

それで、失敗したってわけだな。
初めから、わかり切ってるシナリオじゃねえか。

ああ、ぼくの人生は、あそこで終わっちゃった〜。


先生と生徒の体癖のギャップ


おいおい、嘆くなって。
おめえは、野口晴哉(のぐちはるちか)を知ってるか?

Author:Wikipedia[CC BY-SA]
野口晴哉氏

ああ、あの天才整体師ね。

そして、体癖を発見した偉大な人だ。

体癖?

ああ、東洋医学セミナー「五行類型論」の大元だ。
学校は、どうして体癖の研究をしないのだろう?
親はどうして、自分の子どもの体癖を知らないのだろう?
それが、さまざまな問題の中心にある気がする。

ある父兄が、言った。
うちの子は、運動した方が勉強の能率が上がるのに、担任は、運動するより早く家に帰って勉強しろと言うので、困っている。
それに対して、野口晴哉は答えた。
「その教師は上下型、お子さんは前後型。
そこで、体癖的感受性にギャップが生じる」
(月刊全生・昭和51年3月号)

つまり、先生の体癖は上下型、エネルギーを思考で発散するタイプ。
だから、読書や哲学が大好き。
しかし、生徒は前後型で、エネルギーを運動で発散するタイプ。
だから、エネルギーが余ってると、勉強に集中できないんだ。

先生と生徒の体癖のギャップ?!
考えたこともなかったよ。


野口晴哉は言った。
「子どもは親を選べない、親は子どもを選べない。」
それに対して、ある有名私立校の校長は、こう言った。
「子どもは教師を選べない。」(月刊全生・昭和51年2月号)

確かに、親は選んで生まれたかもしれないけど、先生は選べなかった。
それに、親が子どもの学校を選ぶとき、いい大学に進めるかで決めることが多いから、その子に合った学校かどうか、考えてもみない。

それについて、野口晴哉は校長に提案した。
入学試験で、「教師に合う子どもだけ、選んだらどうか。」

「その教師に会って・・・それまで悪くても、良く変わるような子をね。
それをするのが、校長の義務ではないか。」(月刊全生・昭和51年2月号)

なるほど!
知能テストとか、体力検査とかじゃなくて、先生と子どもの相性で選ぶんだね。
それなら、ぼくみたいに、試験に落ちたトラウマを、一生引きずらなくてすむ。

そうゆうこと。
野口晴哉「この教師に合う生徒と選ぶのなら、それは意味がある。
そうでなくて、点数がいいから入れる、悪いから入れないという選び方をするのは危険だと思います。選ばれなかった者は悪いのだと思いこむ・・・。
自分に合う教師が、そこの学校にはいない。そう思えば、非常に気が楽になる。
後の事を考えるなら、やはりそういう選び方がいるのではないでしょうか。」
(月刊全生・昭和51年3月号)

なるほど、試験に落ちたと言っても、それは単に、自分と合う先生がいなかっただけ。

落ちても、自分がバカだからじゃない。

でもそれを実行するとしたら、現実に、どうやって選考するの?
どの学校にも、野口晴哉がいたらいいけど。

そこが問題だ。
たとえ、各学校に野口晴哉が一人ずついたとしても、今の時点では難しい。
というのも、かつて、教職員の集まりで体癖の話をしたことがある。
話をおもしろくするために、あらかじめ役員の先生たちの体癖を調べて行った。
そうしたら
・・・。


そうしたら?

まず、ほとんどの先生が奇数体癖だった。

だろうねえ。
ぼくの習った先生たちも、積極的、外交的で、みんなイケイケGoGoだったよ。

次に、ほっとんど全員が、上下型だった!

まあ、先生になるにも試験試験だから、どうしてもそうなるわねえ。

そして、多かったのが5種、ときどき・・・ねじれ。

奇数で、上下で、5種・・・ねじれも。
確かに、ぼくの習った先生たち、みんなそれに当てはまるね。

考えてもみろよ。
表も裏も奇数体癖の先生が、消極的で内向的な子どもを理解できるか?
上下型の先生が、本が苦手な子どもを理解できるか?
5種の先生が、マラソンや山登りで脱落する子どもを理解できるか?

できないね。
なぜ自分と同じようにできないんだ、って腹立たしく思うだろうね。

だから、教師は体癖を知らないと、子どもをダメにする可能性が大なんだ。


じゃあ、さっきの入学試験で子どもを選ぶという話は?

一見、良さそうな提案に聞こえるが、決して先生方の品揃えが、豊富だとは言えねえ。
「すみませんが、在庫の種類が限られておりまして。
お子様に合った、教師がおりません。」
ってのが、現状だな。

じゃ、まず、教師の幅を広げないといけないってことだね。

とりあえず、今の所、奇数、上下、5種の子どもたちの受け入れ先はありそうだ。
しかし、それ以外の体癖の子どもはあぶれるな。
特に9種や6種。

9種って、どんなんだっけ?

朝から晩まで、一つのことを、ず〜っとやり続けても疲れない子。
お母さんが嘆く。
「うちの子は、何かを始めたらそればっかりして、他のことに目をくれないんですよ。」

学校生活、合わないね。

それが、ひとつの能力なんだが。
たとえば、点描で描く画家とかいるだろ?
あれは、9種だな。

Wikimedia_Commons[Public Domain]
ジョルジュ・スーラの点描

あんな大きな絵を、全部点々で描くには、どれだけの執念がいることか。

その執念を、良いことに使えば世のためになるし、悪い方に行くとストーカーになる。

そういうこと、知ってる先生っているんだろうか?

もう一つが、6種だな。

同じ前後型でも、5種は前重心で、6種は後ろ重心だったね。

画:ぴょんぴょん
前後型

そう、外に出ないで、ずっと家にいたい、それが幸せってタイプ。

ぼく、このタイプだね。
でも、そう言われると、ただの引きこもりに聞こえちゃうけど?

6種はもともと燃費が悪いからな。
そうしないと、エネルギーが枯渇しちゃうんだ。

そうか、自己保存のための引きこもりなのか。
でも、社会は理解してくれないだろうね。

調査したわけじゃねえが、引きこもりの相談でダントツトップは、6種だと思う。
みな、表裏2つの体癖があるから、もう一方の体癖で変わってくるが、おしなべて6種はおとなしい。
だが、弱者の気持ちがよくわかるから、人や動物にやさしい。
癒やし系の人が多い。

でも、学校には適応しにくいね。

落ちこぼれになったり、いじめの対象になりやすいな。

それを、学校の先生が見抜いていないとね。

6種の特質を知らないと、どうしようもないな。

6種に合う先生って、どんな先生だろう?

6種をよく理解している先生。
または、自分が6種の先生だな。

だが、6種で先生になったヤツ、日本に何人いるんだ?

学力試験とか体育の試験とか、競争に勝たないと先生になれないからね。


今の、先生の製造方法じゃムリだな。

今の政治家の製造方法も、5種と7種ばかりで、権力とカネだけになってるしね。

今の医者の製造方法も、上下型が大勢で、データばかり重視するしな。

将来は、あらゆる体癖の先生が必要だね。

そうすれば、落ちこぼれやいじめ、家庭内暴力も減るし、受験の失敗で精神のバランスを崩したり、自殺したりする子もいなくなるだろう。

野口晴哉も言っている。
「出会いが合わないと、その子どもの一生をゆがめてしまう。」
(月刊全生・昭和51年3月号)


Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

Comments are closed.