ぺりどっと通信49 はじめチョロチョロ


 「はじめチョロチョロなかパッパ、ジュウジュウいうとき火を引いて、赤子泣くとも蓋とるな」
 これは上手なご飯の炊き方を表現した言葉で、はじめは弱火で釜全体を温め、中頃は強火で加熱し、沸騰したら火を弱め、最後は蓋を取らずに余熱で蒸らすという意味らしい。
 お陰様で今は炊飯器があるので、楽ちんで美味しいご飯にありつける。
(ぺりどっと)
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昔は、竈(かまど)にかけた釜でご飯を炊いていました。さらにもっと大昔では、「湯取り法」というやり方が主流で、沸騰後に余分な煮汁を捨てて、最後に蒸さずにご飯を煮るという方法だったそうな。


今や電気炊飯器が隆盛で、10万円を超えるような高額なハイテク炊飯器がしのぎを削り合っています。


中国の最新炊飯器は。。。



ぺりどっとは、ホームセンターで売ってた格安の炊飯器を使ってました。お米を研ぐのも、この内窯の中で洗米。しかも、時々ちらし寿司を食べたくなり、炊いたご飯が入った内窯に酢や具材を投入してました。←どちらもズボラなだけなので真似しちゃダメ!

炊飯器調理というのも便利です。
炊飯器の中に材料と調味料をすべて投入してスイッチON。簡単で楽ちん♪



これは技あり!!
なんと、ご飯とカレー、ふかし芋を同時に調理!


赤ちゃんがいらっしゃるご家庭には、ご飯と一緒に離乳食にも。


ぺりどっともたまーに、炊飯器でホットケーキとか作ってます。バター塗りたくって食べるのが美味しい♪


そんな過酷な使い方をしていたせいか、気づいたら内窯がボロボロにハゲまくっとりました。(たぶん主犯はお酢)


炊飯器の内窯って、ご飯粒がくっつきにくいようにフッ素がコーティングされてるモノが多いです。これ↑を見てると、相当のフッ素を食ってしまったと実感し、おのれの使い方がいかにアホだったかを痛感しました。皆さんもくれぐれもご注意くださいね。

炊飯器以外にも、フライパンにはフッ素コーティングされてるものも多く、多くの歯磨き粉にはフッ素が添加されてます。フッ素の害については、今までも時事ブログで何度も警鐘を鳴らしていますのでご参考にされてください。

というわけで、ぺりどっとはアホな使い方フッ素のせいで"お米炊けないの"状態に陥ったというわけ。


そこで、新たな炊飯器を購入することにしました。

最初は、普通のお鍋や土鍋、圧力鍋で炊いてもいいかなと思ったりしましたが、少々手間がかかるし、火をかけたまま外出できないという欠点もあります。(ちなみにぺりどっとが所持しとるのは、ガラス製の鍋一つだけで、フライパンもないの)

そこでぺりどっとが購入したのは、台湾製のこの電気釜!


台湾旅行をしたときに街のあちこちで何度となく見かけたのが、煮玉子用の保温に使われていた電気釜です。ボタンひとつで炊く・蒸す・煮る、全てOKの万能調理家電。台湾の家庭では「一家に1台」が当たり前の超ポピュラーな存在で、20~30年使い続けている家庭も珍しくないロングセラー商品だとか。

Author:ひでわく[CC BY-SA]
台北の九份

外窯と内窯の二重構造になってますが、内窯がオールステンレスなんです。だから、フッ素を気にせず使用できるのが嬉しいし、そのまま米研ぎも出来ちゃいます。(最近のハイテク炊飯器では、そのまま米研ぎ出来るものもあるらしい)

使い方はちょっと独特ですが、簡単に言うと、水を入れて、ボタンを押すだけです。

まず外釜に水を適量入れます。その中に蓋をした内窯(中にお米とお水)を入れてから外窯に蓋をし、レバースイッチを下に下げるだけ。


外釜に入れた水が熱された水蒸気となって炊いたり、煮たり、蒸したりできる仕組みになっています。その水がなくなると自然に電源オフ。だから空炊きの心配もナシ。長時間煮込みたいときは水をたくさん入れる、短時間にしたいときは水を少しだけに、と水の量で調理時間を調整するという面白くもレトロなローテク。一応、保温機能もアリ。余計な機能が一切ないので故障も少なさそう。

ただ、水の量があまりに少ないと、炊き足りなくてご飯の芯が残ってしまいます。だから水の量はちょっと多めくらいがいいかも。また、食べ物の温め直しなどにも使えるので、電子レンジの代わりとして電磁波対策にもなるのよ。以前、お伝えした低温調理法と似ていて、ゆっくりとじっくり炊けるせいなのか、美味しくってとても気に入っています。

Author:plusstory1[CC BY-SA]

ご飯をおいしゅう炊く方法もいろいろとございます。

お米を炊く際に、大根おろしの汁を入れたりハチミツを入れたりすると、大根やハチミツの酵素(アミラーゼ)でお米のデンプンが分解されて、よりおいしく炊けるのだそうです。(シャンティ・フーラではヒマラヤハチミツの極上品を取り扱ってます♪)備長炭を一緒に入れて炊くだけでも、ホントに美味しくなりますよね。

また、米を研いだ後に、お米を冷蔵庫に入れて冷やしたり、氷を入れて放置してからお米を炊いても美味しくなるそうなのです。


これは一体どういうことなのでしょう。

ご飯を美味しく炊く秘訣
引用元) 50℃洗いと低温スチーミング

(前略)
知人におこわ、赤飯作りのとても上手なお婆ちゃんが居たとの話を聞き、 その秘訣を聞きに伺った(中略)...「もち米だけでなく飯米も少し混ぜ、良く研ぎ洗いをし、ザルに入れ、湧き水のところに一晩漬け、 窯焚きのセイロ蒸しをするのが秘訣」(中略)... 湧き水の温度は年間を通じて13℃~18℃くらい
(中略)
普通の炊飯にも応用できる筈と、(中略)...米を良く洗い、水に氷を適量入れ13℃位にし、洗った米を入れると15℃から16℃となる。30分以上の浸漬をした後、炊飯釜で炊き上げる方法として実施させたのです。(中略)...お客様から「ご飯が最近美味しくなった・・」との声が寄せられるようになり、評判となって来た
(中略)
籾を田んぼに撒き、冷たかった水の温度が15℃になれば、発芽を開始すると農業技術者に聞いた事があり、又、米を貯蔵するときの最適温度が15℃位
(中略)
炊飯に携わる方々の間では、2月頃に炊いたご飯が美味しといされ、夏場のご飯は不味くなりやすいとされています。
(以下略)

「自然は脈動する」の著者ヴィクトル・シャウベルガーによると、水にとっての物理的、化学的「特異点」は4℃で、このとき水の密度はもっとも高くなり、生命力、健康、エネルギー量が最大となるそうです。

Author:Landway1983[CC BY-SA]
ヴィクトル・シャウベルガー

もしかしたら、お米の「特異点」は15℃なのかもしれませんね。


玄米好きさんには、酵素玄米玄米のびっくり炊きがいいのかも。


(まの爺)
 お米を炊くことがこれほど夢のあることとは思わなんだ。
最初のかまどの、どっしり美しいことよ。
以前、伝説の炊飯器を作った鳥取サンヨーの開発者の方が、中国のシャオミに是非にと請われて行ってしまわれた記事を読んだが、見事、中国の炊飯器をリードされていたのか。
台湾の炊飯器のまた、なんとも素朴で懐かしい風情、これが故障もせずに大活躍とは。
何か、日本の失ってしまったものを見るようぢゃよ。
フッ素をたらふく食ってしまったぺりさんも、この頼もしい外堀型炊飯器で健康ライフぢゃの!
良いなあ〜、欲しいなあ〜。
まの爺? 30年来、土鍋炊きぢゃ!


Writer

ぺりどっと

ぺりどっと

健康マニア!インド渡航歴13回。
東京は築地生まれの江戸っ子!
試したがりの変わり者♪
移住してきた瀬戸内海の離島の古民家や海、山、畑でゆったりと過ごしながら、時事ブログの記事編集のお手伝いをさせて頂いておりましたが、山口の山奥に引っ越しました。
ぺりどっと通信で時事ブログの品位と波動を下げないかどうかが、ますます心配です。

■ お詫び ■

 前回のぺりどっと通信で、「特定の石を左回転(反時計回り)に回転させると、石の持つ微細なエネルギーを放出させ、チャクラを覚醒することが可能になる」と記述しましたが、正確には「送る側から見て反時計まわりで、受ける側から見ると時計まわり」(東洋医学セミナー中級の動画より)でした。
 つまり、扇風機の風が当たる側から見て、羽根が時計回りに回転する日本の扇風機というのは、この点において非常にマッチした装置になっていたということなのです。
 誤りの情報を出してしまい、大変申し訳ありませんでした。

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