新型コロナウイルスから身を守る注意すべきポイント

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルスから身を守るにあたって、注意すべきいくつかのポイントをまとめた記事です。こういうのは、有難いですね。
 下の記事に書かれているように、新型コロナウイルスは「56°で30分間の加熱」で死滅させることが出来るようです。なので、大概の食品は火を通せば大丈夫だということです。「野菜や果物は食べる前に流水で10分程度洗ってください」とあり、これで表面についているウイルスの80-90%を洗い落とすことが出来るということですが、10分も洗えますかね。3分でも大変だという気がする。ウチでは消毒できるものは消毒し、そうでないものは2週間(15日)置いておきます。
 新型コロナウイルスは紫外線が有効だということです。昨日の記事で、新型肺炎ウイルスを研究するために武漢へ転勤になった男性は、「ウイルスは太陽にさらされると完全に消えます」と言っており、この情報を「私は正しいと予想している」とコメントしたのですが、やはりそうだったのです。ただ、どのくらい太陽にさらせば消毒できるのか不明だったので、「1時間位」という記事の情報は有り難い。
 公共の場所から帰宅したら「すぐに服を着替えて、前の服は洗う」とありますが、洗えない場合は太陽にさらせばよいので、何とかなりそうです。
 帰宅したらスマホや携帯を消毒するというのはポイントですね。消毒用エタノールの品不足は解消されているのでしょうか。私はほとんど外に出ないので、街の様子が良くわからないのですが…。
 エレベーターの押しボタンは、「シンガポールではコロナ流行とともにコンドームを購入する人々が殺到、指に被せてエレベーターボタンを直接触らないようにしている」というのもあるようですが、“百円ライターを使う”のがいいですね。
 やはり公衆トイレが、特に男子トイレが鬼門のようです。トイレで用を足して、手も洗わずに鼻をほじるオッサンが、結構な割合で居るのですが、そういうオッサンにトイレで「水を流す前に便器の蓋を閉めたほうがいい」と言っても、かなりハードルが高いです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ちょっとしたことが感染を防ぐ 新型コロナウイルスから身を守る8つの方法
引用元)
(前略)
1 肉や野菜は火を通し、果物は皮を剝いて食べる 
(中略)
野菜や果物は食べる前に流水で10分程度洗ってください。
(中略)
2. 衣服や生活用品は沸騰したお湯に浸し、寝具は天日干しする
(中略)
100度の沸騰したお湯に10分つけることで完全に死滅します。(中略)… 日の当たるところに毛布やその他の物を置いて1時間位すれば殺菌効果が表れます。

3. 正確に希釈した漂白剤やアルコールで家の中を消毒してください
(中略)
4. 病院や公共の場所から帰宅したら、着ていた服の後始末に注意してください。
(中略)
戻ってきたらすぐに服を着替えて、前の服は洗うようにしてください。(中略)… 靴は室内に入れないでください。
(中略)
5. ご飯を食べるときにスマホや携帯をいじったりしない。帰宅したら携帯も消毒すること
(中略)
6.エレベーターの押しボタンにも注意
(中略)
7. 便器の蓋をしっかり閉めてください
(中略)
トイレの後は水を流す前に便器の蓋を閉めたほうがいいでしょう。
(中略)
8. 一緒に鍋をつつくのをやめましょう
(以下略)
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新型コロナウィルス肺炎診療方案
(試行第6版)
引用元)
(前略)
新型コロナウィルスは紫外線と熱に敏感で、56°で30分間の加熱やエーテル、塩素消毒剤、過酸素酢酸、クロロフォルムを含む脂溶性薬剤によって有効に不活化できる一方、クロルヘキシジンによっては有効に不活化できない。
(中略)
潜伏期間は1-14日であり、多くは3-7日である。発熱や空咳、倦怠感が主な臨床症状として挙げられる。一部の患者には、鼻詰まりや鼻水、咽頭痛、筋肉痛、下痢等の症状が見られる。重症患者の多くは、発症から1週間後に呼吸困難或いは低酸素血症が現れ、一部の重篤な患者では急速に急性呼吸器症候群や、膿毒症ショック、重篤な代謝性アシドーシス、血液凝固障害、多臓器不全等が起こりうる。重症患者と重篤患者では、微熱や明らかな発熱がないまでの病歴があることに注目すべきである。
 
軽症患者の症状としては、微熱や軽い倦怠感等があるものの、肺炎病状はみられない。
(以下略)

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