封鎖された武漢市内での住民の生活 ~参考となる大量の食品備蓄と、買い出しの様子

竹下雅敏氏からの情報です。
 武漢市内に住む中国人女性の話は大変参考になります。中国では、“たいてい家に2〜3台の冷凍冷蔵庫があります”ということで、“そこに大量の食品を保存”している家庭は、とりあえず何とかなっているのではないでしょうか。
 しかし、“私の友人の中にも、給料が支払われていない人が何人もいます。このままでは生活に困窮する人が続々と出てくる”と言っていますが、これは将来的に日本も同じだと思います。
 動画は封鎖された武漢の様子を写したもの。買い出しに出かける際の様子は大変興味深い。百円ライターを使ってエレベーターのボタンを押し、火ですぐさま消毒する様子は参考になります。
 マスクとゴーグルをしていますが、医療関係者が耳も保護しているように、人の多いところに出かける際は耳もカバーした方が良い。耳からも感染するという情報があるからです。通行証を係員からもらって外に出るようですが、係員の方は薄手のゴム手袋をしています。医療関係者はゴム手袋を二重にするようです。家に帰った時にそのまま入っていますが、我が家では家の外で服を脱ぐようにしています。
 買い出しの主なる目的は野菜の調達だったようです。日本は大量の野菜を中国から輸入しています。イナゴの大量発生の関係で、いつ輸入がストップするかが分かりません。日本の食糧自給率が極めて低いという現実を考えると、将来的に新型コロナウイルスの流行が長引くと恐ろしいことになりそうです。ロシアからの安全な農産物の輸入を早急に拡大していただきたい。
 この際、日本の自給率を高める方向に転換しましょう。「高速増殖原型炉もんじゅ」に補助金を出すより、自然農法の農家に補助金を出した方がずいぶんと賢明だと思いますがどうでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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外出禁止の武漢市民は「1カ月の自宅待機」で何を食べているか
引用元)
(前略)
2月26日、私は武漢市内に住む中国人女性と電話で1時間ほど話をすることができた。この女性は市内のある大学の講師。
(中略)
——食料品などの調達はどうしているのですか?
 
1月中旬まではネットスーパーで調達していましたが、武漢が封鎖されて以降、同じマンションの管理人が一括でスーパーに注文を出すシステムに変更になりました。(中略)… こういうときのため、腐らないものは備蓄しておくことが重要だとつくづく思いました。
(中略)
両親の家には冷凍冷蔵庫が3台あり、そこに大量の食品を保存しています。両親の知り合いも、たいてい家に2〜3台の冷凍冷蔵庫があります。私の知るかぎり、珍しいことではありません。
(中略)
私は出勤していないこの1カ月の間も大学からお給料が出ていますが、両親は会社員で、大手企業ではないのでお給料が出ていません。私の友人の中にも、給料が支払われていない人が何人もいます。このままでは生活に困窮する人が続々と出てくるのではないかと心配です。
(以下略)
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【新型肺炎】武漢封鎖23日目、武漢在住者は街封鎖後に撮影した動画を和訳しました。動画で現地の生の情報を伝えます。
配信元)

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