注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
【倒産情報】新型コロナウイルス関連の倒産は全国8件、帝国データバンクの調査 - BCN+R / https://t.co/N1wtXi9Xzy pic.twitter.com/1AIQ36Z6BF
— 倒産速報 (@tousan_sokuhou) March 12, 2020
拡散希望です。11月から都内で小さなバーを経営していましたが、新型コロナウイルスで全てが破綻しました。報道では扱ってもらえない、コロナショックを受けた個人飲食店の現状を書き残します。同じく苦しむ店経営者やメディアにこのツイートを届けてください。経営に失敗したバー店主の最後の願いです
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
東京五輪やインバウンドで外国人が増えていることに注目し、観光客をターゲットにした店づくりがなんとか成功し、少ないながらも利益を出していました。しかし、新型コロナウイルスの影響で約150万ほどだった月の売上は激減して2月は50万円、3月は現時点で20万円ほどに落ち込みました。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
頼みの綱だった知人の貸切予定日もキャンセルになりました。バーの開業には物件の取得費だけでなく改装費がかなり大きいです。貯蓄は使い果たしています。売り上げが落ちて誰も来なくても、家賃や仕入れ代は容赦無く請求されます。収入は0ではなくマイナスです。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
「オリンピックを契機にきっともっとたくさんの外国人が来てくれるはず。そんな人たちに日本のお酒を堪能してほしい。自分なりに経済に、日本に貢献したい」しかし、赤字がこれだけ続くと生活が立ち行きません。コロナショックは収束するどころか大きくなっていっています。夢は儚くも消え去りました。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
外国人をターゲットに始めたうちのバーなんて回復の兆しはまるでありません。大手チェーン店のような資本力もありません。身銭を切って近くの人たちに向けての広告も出しました。友人に来てもらいました。SNSでの発信も、割引キャンペーンもやりました。しかしダメでした。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
ダメージの少ないうちに店を畳むことも考えました。しかし、店を閉店するには莫大なお金がかかるのです。違約金は半年分以上の家賃が必要です。まだ半年も使っていない空調も内装もすべて解体しなければ解約ができません。お金がないから閉店したくても、1000万円近い費用が必要です。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
1日の売り上げが0〜9000円。働いても働いても赤字が増えていくだけの店ですが店を開けないと少ない数千円すら入ってきません。どうすることもできずに、せめて違約金が0になるまであと半年近く営業しなくてはいけません。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
「いったいどうしたらいいだろうか」「借金してでも閉店するべきだろうか」頭を抱えながら、誰も来ない店内で頭を抱え続けました。ストレスからか、とうとう体調を崩して昨日から臨時休業にしました。この先どうなるかわかりませんが、私はリタイアします。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
バーを始めたのは自分の責任です。しかし、個人店というのは2〜3ヶ月の自粛・不況で簡単に経営が傾いてしまう事実、そして解約や内装解体費などで閉店にも莫大なお金がかかってしまいます。個人が小さな事業を始めにくい現状、また、始めてしまったら再起不能になるリスクは周知されていません。
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
せめて、最後にできることを考えました。新型コロナウイルスで苦しむ飲食店の皆さま。このツイートにお店の場所やURLをお貼りください。このツイートを読んだ方々、私は休業してしまいましたがリプ欄のお近くのお店に足を運んでもらえたら嬉しいです。そしてどうかRTで広めていただけないでしょうか?
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
そしてこれを見たメディアの方々。今きっと数多くの飲食店が困窮しています。客足は想像以上に遠のき、赤字が出続け、賃貸の契約に阻まれて閉店すらできない。個人店を優遇しろとは言いません。しかし現状を伝え、社会を変えてください。個人ブログでも構いません。経営に失敗したものの最後の願いです
— 豆腐メンタルの人 (@touhu_mental6) March 14, 2020
新型コロナウイルスの影響で、生活に不安のある方はぜひもやいを含めて公的機関・支援団体にご相談ください。https://t.co/N1aumySibe
— 自立生活サポートセンター・もやい (@npomoyai) March 13, 2020
「仕事を休むように言われたため、来月は給料が減って家賃が払えなさそう」
「個人事業主だが仕事がキャンセルになって収入がなくなった」
「日払いの仕事で食いつないでいたが、仕事が減ってネットカフェに泊まるお金もなくなった」
「休校中の子どもの世話をするためシフトを減らさざるを得ず、収入が激減した」
などの相談が〈もやい〉にも続々と入り始めています。
政府は、企業への助成金を創設するなどの支援策を打ち出してはいますが、その支援の対象にならない、支援策の実施を待っている余裕がない、すでに今現在ひっ迫しているという方も多いようです。
そのような場合に、比較的すぐ利用できる可能性があるのが生活保護です。
以下に、具体的な事例をもとに説明します。(生活保護制度の概要はこちら)
(以下略)
マクロレベルでの経済崩壊が警告されていますが、目に見える形での崩壊も始まっています。明らかな新型コロナウイルス関連の倒産がデータに上がり始めました。
都内で飲食業を営んでいた事業主の方の連ツイがあまりにも切実で、じっと総理の会見に耳を傾けていたはずの全国の事業主を象徴するように思えてなりませんでした。政府の中小企業向け緊急支援は融資のみ、安倍総理はいまだに総額で予備費2700億円しか支出する気は無く、それで安心できる国民は皆無でしょう。国民を見捨てる国でこれから出現する事態が本当に恐ろしい。