竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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中国がサバクトビバッタの飛来を警戒 食糧難とインフレの可能性も
配信元)
YouTube 20/3/15
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三つの終末的試練に直面する中国 : 200兆匹のイナゴ軍団が中国に迫る。国連は過去1年半で個体数が「6400万倍増加した」と発表。そして、彼らはどんな荒地でも進行する能力を持つ
転載元)
In Deep 20/3/14
(前略)
以下の記事で、アフリカから中東で発生しているイナゴの大群が、中国の隣国パキスタンにまで到達し、パキスタンでは過去最大級の農業被害が出ていることなどにふれさせていただきました。
(中略)
最近の国連食糧農業機関の発表と、中国共産党農村部などの発表を合わせ読みますと、「今年のイナゴの大群は、過去に経験したことのない規模」である可能性が高まっています。どうやら、イナゴの状況は以下のようになっているのです。
(中略)
最も侵入が無念されているのは、以下のインドとパキスタンからの2つのルートを合わせた3カ所の国境のようです。
中東のイナゴの中国に至るまでの予想ルート
・creaders.net
(中略)
イナゴの大群の恐ろしい真実。薬剤散布のドローンで雲南省への侵入を阻止するのは困難かもしれない
NTD 2020/03/13
(中略)
現在、数千億のイナゴが中国の国境に近づいている。雲南省には、イナゴ対策のために 15トンの殺虫剤と 20機のドローン(無人機)があるが、その効果には問題がある可能性がある。
(中略)
国連食糧農業機関(FAO)は、今年 2月11日にサバクトビバッタの災害に関する警告を世界に発行した。また、初期制御が不十分だったために、イナゴの個体数は、2020年6月までに現在の規模の 500倍に成長する可能性があると述べた。
(中略)
エチオピアの噴霧器のパイロットは、以下のように述べている。
「イナゴたちは、高さ約 914メートルまで飛んでおり、しかも、その大きさは航空機の空気取り入れ口をブロックするのに十分な大きさであり、非常に危険でした」
(中略)
サバクトビバッタは、世界で最も破壊的な移動性害虫であると考えられており、1日あたり最大 150キロメートル移動することができる。国連食糧農業機関の情報によると、イナゴは自分の体重とほぼ同じ重量である約2グラムを食べる。
1平方キロメートルの地域を覆うイナゴの群れは、1日に 35,000食を食べることができると報告されている。
(中略)
ここまでです。
サバクトビバッタのすさまじい能力
次にご紹介するのが、「サバクトビバッタがどのように砂漠を横断できているのかがわかった」というものです。
砂漠は強風が吹き荒れるなどの、空を移する生物には極めて苛酷な場所で、そのため砂漠の空中には鳥などもあまり飛びませんが、このサバクトビバッタは、どのように砂漠の長距離を移動して、中東とアフリカの広範囲を荒らしているのか。
(中略)
これはどういうことかといいますと、何と、
「サバクトビバッタは、砂漠の強風に個体が飛ばされないように小さなグループにわかれて集まり、地面で待機しながら《少しずつ少しずつ砂漠を進んでいく》のです」
(中略)
この様子を見ていて、私は、
「この人たちは…もしかして、頭がいいのでは…」
と、何だか、やや感動してしまいました。
(中略)
しかし、同時に、このような事実がわかると、中国でイナゴの侵入が考えられている3つのルートが「どれだけ荒れた土地であろうと」彼らは進んでいくはずです。そして、その数は 4000億匹などの途方もないもので、国連の試算通りに、6月までに現在間の 500倍の個体数になるようなことがあれば、
「 200兆匹というような天文学的な数のイナゴに中国が襲われる可能性がある」
(中略)
中国で深刻な食糧危機が起これば、その影響は中国だけの問題ではまったくないはずです。新型コロナウイルスが発生した際、ウイルスそのものの問題ではない部分がどれだけ大きかったかを思います。中国人観光客が来なくなったとか、機械や電化品の部品や製品が入らなくなったとかそういう甚大な影響を私たちは目の当たりにしています。そういう「中国発の危機」がさらに拡大する可能性が出ているのです。
(以下略)
以下の記事で、アフリカから中東で発生しているイナゴの大群が、中国の隣国パキスタンにまで到達し、パキスタンでは過去最大級の農業被害が出ていることなどにふれさせていただきました。
(中略)
最近の国連食糧農業機関の発表と、中国共産党農村部などの発表を合わせ読みますと、「今年のイナゴの大群は、過去に経験したことのない規模」である可能性が高まっています。どうやら、イナゴの状況は以下のようになっているのです。
イナゴの状況
・国連によると、イナゴは過去1年半で「6400万倍」増加した
・現状で中国周辺には4000億匹以上のイナゴがいる可能性
・6月までに現在の500倍の数に増加すると国連は試算
・イナゴは最大高度 900メートルまで飛び、薬剤が届かない
・中国ではこのサバクトビバッタの他に、国内のバッタの大発生の懸念がある
・国連によると、イナゴは過去1年半で「6400万倍」増加した
・現状で中国周辺には4000億匹以上のイナゴがいる可能性
・6月までに現在の500倍の数に増加すると国連は試算
・イナゴは最大高度 900メートルまで飛び、薬剤が届かない
・中国ではこのサバクトビバッタの他に、国内のバッタの大発生の懸念がある
(中略)
最も侵入が無念されているのは、以下のインドとパキスタンからの2つのルートを合わせた3カ所の国境のようです。
中東のイナゴの中国に至るまでの予想ルート
・creaders.net
(中略)
イナゴの大群の恐ろしい真実。薬剤散布のドローンで雲南省への侵入を阻止するのは困難かもしれない
NTD 2020/03/13
(中略)
現在、数千億のイナゴが中国の国境に近づいている。雲南省には、イナゴ対策のために 15トンの殺虫剤と 20機のドローン(無人機)があるが、その効果には問題がある可能性がある。
(中略)
国連食糧農業機関(FAO)は、今年 2月11日にサバクトビバッタの災害に関する警告を世界に発行した。また、初期制御が不十分だったために、イナゴの個体数は、2020年6月までに現在の規模の 500倍に成長する可能性があると述べた。
(中略)
エチオピアの噴霧器のパイロットは、以下のように述べている。
「イナゴたちは、高さ約 914メートルまで飛んでおり、しかも、その大きさは航空機の空気取り入れ口をブロックするのに十分な大きさであり、非常に危険でした」
(中略)
サバクトビバッタは、世界で最も破壊的な移動性害虫であると考えられており、1日あたり最大 150キロメートル移動することができる。国連食糧農業機関の情報によると、イナゴは自分の体重とほぼ同じ重量である約2グラムを食べる。
1平方キロメートルの地域を覆うイナゴの群れは、1日に 35,000食を食べることができると報告されている。
(中略)
ここまでです。
サバクトビバッタのすさまじい能力
次にご紹介するのが、「サバクトビバッタがどのように砂漠を横断できているのかがわかった」というものです。
砂漠は強風が吹き荒れるなどの、空を移する生物には極めて苛酷な場所で、そのため砂漠の空中には鳥などもあまり飛びませんが、このサバクトビバッタは、どのように砂漠の長距離を移動して、中東とアフリカの広範囲を荒らしているのか。
(中略)
これはどういうことかといいますと、何と、
「サバクトビバッタは、砂漠の強風に個体が飛ばされないように小さなグループにわかれて集まり、地面で待機しながら《少しずつ少しずつ砂漠を進んでいく》のです」
(中略)
この様子を見ていて、私は、
「この人たちは…もしかして、頭がいいのでは…」
と、何だか、やや感動してしまいました。
(中略)
しかし、同時に、このような事実がわかると、中国でイナゴの侵入が考えられている3つのルートが「どれだけ荒れた土地であろうと」彼らは進んでいくはずです。そして、その数は 4000億匹などの途方もないもので、国連の試算通りに、6月までに現在間の 500倍の個体数になるようなことがあれば、
「 200兆匹というような天文学的な数のイナゴに中国が襲われる可能性がある」
(中略)
中国で深刻な食糧危機が起これば、その影響は中国だけの問題ではまったくないはずです。新型コロナウイルスが発生した際、ウイルスそのものの問題ではない部分がどれだけ大きかったかを思います。中国人観光客が来なくなったとか、機械や電化品の部品や製品が入らなくなったとかそういう甚大な影響を私たちは目の当たりにしています。そういう「中国発の危機」がさらに拡大する可能性が出ているのです。
(以下略)
中国で深刻な食糧危機が起こる可能性が高いのですが、新型コロナウイルスで経験したように、中国で深刻な危機が起こるとその影響は世界に及びます。中国の野菜が入って来ないと日本は困るのですが、万一輸出停止になったらどうするのでしょうか。
時事ブログでは、いずれ必ず来る金融崩壊において、サバイバルの観点から田舎に家と土地を持っている方が、食糧危機などの混乱に対処しやすいと考えているわけですが、仕事の関係でどうしても都会を離れられない人のためにロシア式のダーチャを勧めて来ました。様々な保険に加入するよりも、ダーチャの方がより安全性が高いと思っています。なぜなら、この方式はロシアでその有効性が、すでに確かめられているからです。
記事の後半には、“サバクトビバッタが、強風が吹き荒れる砂漠をいかに横断しているのか”という興味深い映像があります。In Deepさんは「もしかして、頭がいいのでは…」と言っていますが同感です。少なくとも〇〇ぴょんよりは…。