竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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「大量に確保」原田前環境大臣がマスクの高額販売をあっせん
引用元)
文春オンライン 20/4/15
新型コロナウィルスによる医療現場での深刻なマスク不足が続く中、原田義昭前環境大臣(75)が、福岡県内の医療団体に高額マスクの販売をあっせんしていたことが「週刊文春」の取材で分かった。
(中略)
4月上旬、福岡県西部の筑紫地域では、医師会や歯科医師会、薬剤師会の三師会から各会員に対し、マスク販売の案内が届いた。(中略)
〈この度、前環境大臣、原田よしあき衆議院東京事務所様のご厚意で、サージカルマスクの有償での紹介がございました〉
〈4層式であり、紹介元もしっかりしていることより、筑紫医師会で一定数購入し、会員医療機関において不足した場合、すぐに手配できるように致します〉
購入希望枚数を最低20枚から、原則上限なしで連絡するよう記されている。
(中略)
医療用マスク輸入・販売大手のファーストレイトの長谷川友彦社長が指摘する。
「別の医師会さんが1箱50枚入りを3000円(1枚60円)とかなり高額で紹介されていたこともあったが、1枚110円は途方もなく高額です」
(以下略)
(中略)
4月上旬、福岡県西部の筑紫地域では、医師会や歯科医師会、薬剤師会の三師会から各会員に対し、マスク販売の案内が届いた。(中略)
〈この度、前環境大臣、原田よしあき衆議院東京事務所様のご厚意で、サージカルマスクの有償での紹介がございました〉
〈4層式であり、紹介元もしっかりしていることより、筑紫医師会で一定数購入し、会員医療機関において不足した場合、すぐに手配できるように致します〉
購入希望枚数を最低20枚から、原則上限なしで連絡するよう記されている。
(中略)
医療用マスク輸入・販売大手のファーストレイトの長谷川友彦社長が指摘する。
「別の医師会さんが1箱50枚入りを3000円(1枚60円)とかなり高額で紹介されていたこともあったが、1枚110円は途方もなく高額です」
(以下略)
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国交省、所管倉庫団体などへマスク斡旋 関係者「医療現場が先」「こんなことをしていたらまずい」【新型コロナ】
引用元)
新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が続く中、国土交通省が全国の倉庫関係など所管する業界団体に、医療機関でも使用可能とみられる使い捨てマスクの販売業者を仲介していることが14日、静岡県内関係者への取材で分かった。
赤羽一嘉国交相は先に、タクシーなど公共交通事業者向けのマスク供給を打ち出し、同省担当者は「類似した取り組み」と説明。ただ、通知を受けた県内関係者は国による購入斡旋(あっせん)行為との見方を示し、「医療現場など、より必要性の高いところに回すのが先だ」と指摘した。
(中略)
(中略)マスクは50枚入り1箱3千円で、1カートン(900枚)から注文を受け付ける。販売するのは輸入関連業者とみられる。発信元は「国交省大臣官房参事官(運輸安全防災)付」で、マスク確保を調整した経済産業省から事業者の紹介を受けたと記されている。
(以下略)
赤羽一嘉国交相は先に、タクシーなど公共交通事業者向けのマスク供給を打ち出し、同省担当者は「類似した取り組み」と説明。ただ、通知を受けた県内関係者は国による購入斡旋(あっせん)行為との見方を示し、「医療現場など、より必要性の高いところに回すのが先だ」と指摘した。
(中略)
(中略)マスクは50枚入り1箱3千円で、1カートン(900枚)から注文を受け付ける。販売するのは輸入関連業者とみられる。発信元は「国交省大臣官房参事官(運輸安全防災)付」で、マスク確保を調整した経済産業省から事業者の紹介を受けたと記されている。
(以下略)
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配信元)
おおお、原田義昭さん。原田さんはものすごい秀才です。東大法卒経産省入省。司法試験も突破、弁護士資格も持っています。文系人間の偏差値を極めた人物。
— 青木 俊 (@AokiTonko) April 15, 2020
で、マスク転売。この方の歴史修正などの意見も聴いてみましょう。
日本人が好きな学歴、資格、偏差値が、どれ程バカげたものかわります。 https://t.co/tf1AGDtOPi
国直営の転売ヤーww#coronavirus#マスク#マスク転売 https://t.co/Fjgv9bRjdq
— N野 (@genba_nakano) April 15, 2020
今朝の静岡新聞一面。にわかには何のことだか理解できなかった。毎日のようにいる重症患者、死亡する人、それを目の当たりにしながら必死に治療に当たる医療者がマスクがないと叫んでいるときに!→ pic.twitter.com/MJru3Tk86j
— manekineko 脱原発に一票 (@4manekineko17) April 15, 2020
恐ろしい。国がマスク不足の原因を作っている?
— 白石草 (@hamemen) April 15, 2020
↓
国交省が業界団体にマスクを50枚入り1箱3千円で斡旋。「マスクの確保を調整した経済産業省から事業者の紹介を受けた」と。
国交省、所管倉庫団体などへマスク斡旋 関係者「医療現場が先」【新型コロナ】by 静岡新聞 https://t.co/OU43bKw1GX
新インフル特措法で、国が強制的にマスクを管理できるようになったら、
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) April 16, 2020
現役国会議員、国交省と経産省までが転売ヤーとなってしまう現政府。国が手出ししない方が、マスクはむしろきちんと流通したのではないだろうかとさえ思う。
原田義昭前環境大臣が、地元福岡の医師会や歯科医師会などにマスクの売り込みをしていました。このご時世にもかかわらず「大量確保できた」ため希望枚数に上限は無し。地元の医療現場を助けるためのご活躍にしては価格がべらぼうに高い。平時であればサージカルマスク1枚は20円もしないそうです。しかし昨今は60円も吹っかけるゲスな者も居るという中、原田前大臣はなんと「途方もなく高額」な1枚110円という強気のあっせんをしていました。
前大臣だけではありません。静岡新聞の取材で、国交省が所轄の業界団体にマスクをあっせんしたことが発覚です。マスク確保を調整した経産省から国交省に販売事業者の紹介があり、価格は1枚60円と高額で900枚以上の買取を求めています。官製の「転売ヤー」だ。さすがに現場の倉庫業者さんたちの方がまともで「医療現場が困っている時に業界内でこんなことはできない」と適切に判断されていたようです。
日本全体がこれほど困っている時に、数量を確保し流通を整備するはずの国や議員が率先してヤクザのような金儲けに走り、医療現場を見殺しですか。これだからいつまで経ってもマスクは高価なまま不足し、市民の手にも届かない。
今後、緊急事態が進めば、ことはマスクだけでは済まないでしょう。この政権下では。