注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
菅首相と記者クラブとのオフレコ朝食懇が開かれていると聞き、現場に飛んだ。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) October 3, 2020
場所は原宿の『パンケーキ』店。
朝8時からが7時30分からに変更され、場所も直前まで伏せられた。
かろうじて『パンケーキおじさん』の後頭部が撮れた(一番奥・中央)。
=3日9時13分、撮影:田中龍作= pic.twitter.com/kiP8bKoGRS
新記事『スガ首相と記者クラブとのパンケーキ朝食懇 世論の反発を浴び次回は中止』https://t.co/OnWVaKW5IQ
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) October 4, 2020
首相の後を追って出てきた男性記者が胸に下げていたIDカードには「TBS」の3文字が。権力批判を繰り広げる看板番組の「報道特集」とは180度姿勢が違う。=3日朝、原宿 撮影:田中龍作= pic.twitter.com/z7fMYSOYVl
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パンケーキとハンスト お忍び朝食会で記者たちは首相に何を聞いたのか
引用元)
田中龍作ジャーナル 20/10/3
(前略)
別に何を食べようと構わないが、マスコミの記者たちはジャーナリストとして聞くべきことを菅首相から聞いたのだろうか。
菅首相が学術会議の人事に介入した事件でSNSは大荒れだ。新聞もいちおう一面で扱っている。
「あの6人を外したのは、ちょっと手荒過ぎたんじゃないんですか?」「首相の拒否権はいつからできたんですか?」・・・くらいは質問したのだろうか。
新聞テレビがまともに権力を追及していたら安倍政権は7年8ヵ月も続かなかっただろう。マスコミが今の調子だと菅政権も長期に渡って続くのだろうか。
(以下略)
別に何を食べようと構わないが、マスコミの記者たちはジャーナリストとして聞くべきことを菅首相から聞いたのだろうか。
菅首相が学術会議の人事に介入した事件でSNSは大荒れだ。新聞もいちおう一面で扱っている。
「あの6人を外したのは、ちょっと手荒過ぎたんじゃないんですか?」「首相の拒否権はいつからできたんですか?」・・・くらいは質問したのだろうか。
新聞テレビがまともに権力を追及していたら安倍政権は7年8ヵ月も続かなかっただろう。マスコミが今の調子だと菅政権も長期に渡って続くのだろうか。
(以下略)
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スガ首相と記者クラブとのパンケーキ朝食懇 世論の反発を浴び次回は中止
引用元)
田中龍作ジャーナル 20/10/4
10日に予定されていた菅首相と記者クラブとの「パンケーキ朝食懇談会」が中止となったことが分かった。官邸に情報網を持つ複数の関係者が明らかにした。
3日、原宿のパンケーキ店で持った菅首相と記者クラブの朝食懇談会には、毎日、読売、日経、産経、北海道、西日本、中国、共同、時事、ジャパンタイムズ、のほか、テレビキー局各社が出席した。
SNS上で辞退したとされる毎日新聞は、出席していたもよう。
いつも格好よく権力批判を繰り広げるTBSテレビからも男性記者が出席した。社内不一致か。
(以下略)
3日、原宿のパンケーキ店で持った菅首相と記者クラブの朝食懇談会には、毎日、読売、日経、産経、北海道、西日本、中国、共同、時事、ジャパンタイムズ、のほか、テレビキー局各社が出席した。
SNS上で辞退したとされる毎日新聞は、出席していたもよう。
いつも格好よく権力批判を繰り広げるTBSテレビからも男性記者が出席した。社内不一致か。
(以下略)
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日本学術会議問題で非難も菅首相とマスコミが「オフレコ懇談会」強行してパンケーキ! 幹事社から「オフ懇開催の隠蔽」メール
引用元)
LITERA 20/10/3
(前略)
(中略)ほとんどの社は、日本学術会議問題の追及もせず、記者会見の早期開催の要求もせず、朝食付き完全オフ懇に馳せ参じて、嬉々としていっしょにパンケーキを頬張ったのである。
いや、それどころか、マスコミは率先して情報隠蔽に加担していた。オフ懇の窓口である内閣記者会の幹事社は現在、NHKと西日本新聞だが、3日ほど前、その幹事社から以下のような内容のメールが、各社の総理番記者に届いたという。
〈ご報告です。 外部メディアから幹事社あてに、「総理と番記者の懇談が開かれるが事実か」と問い合わせがありました。幹事社で検討の上、「取材の過程にかかわることなので、懇談が開かれるかどうかについてはお答えできません」と回答することにしました。オフレコ取材である以上、外部に伝えるのは適当でないと考えるからです。
懇談ですが、会費制です。出席者で均等に折半していることを総理室で確認しています。一人2千円以内で検討しているとのことです。〉
これはようするに、内閣記者会が批判が高まったのを受けて、懇談そのものを国民の目から隠蔽しようとしたということだろう。
(以下略)
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配信元)
「どす黒い孤独」と菅人事 そして記者は補佐官になった:朝日新聞デジタル https://t.co/bZaa9au4Mc
— 朝日新聞官邸クラブ (@asahi_kantei) October 5, 2020
我々にとっても衝撃でした。結局政治家と記者が同じ穴のむじなだと言われてしまう。
ガースー様は60人の記者たちに「これは私の体である」と言って5枚のパンケーキを分け与えた。すべての記者が満腹し、そのあと書いた賛美記事を集めたら12の籠がいっぱいになったという。(ハナダあたりによる福音書) #毎日ガースー pic.twitter.com/ofspBa455d
— 滝季山影一@『2020年の風刺画』通販中 (@ETakiyam) October 4, 2020
安倍政権を継承し、さらに露骨にメディアを取り込んで見せる菅政権は、これまで政権に批判的であった記者を補佐官に据えるということまでやりました。もはや権力を監視し批判するという看板を下ろし、「同じ穴のムジナ」の正体を晒し、官邸から下されるありがたい「情報」を取材と称して伏していただき、「報道」という名前で「賛美記事」を広報し、菅首相に捧げる記者信者。菅首相はアメとムチを分かりやすく見せつけ、「鹿」を見て「馬」と答えるものだけを選別していきます。
なるほど効果は抜群で、日本学術会議への人事介入を鋭く攻め、菅政権の息の根を止めるような紙面は見当たりません。