大統領、ワクチン接種を披露!
4月20日(火)朝の大統領プレス・コンファレンスの終わりに、ロペス・オブラドール大統領は、アストラゼネカのコロナワクチンを接種し、国民にその安全性を強調し、高齢者にワクチン接種を推進。
#メキシコ のロペスオブラドール大統領は20日、#新型コロナ #ワクチン を接種しました。アストラゼネカ製です。高齢者に呼びかける狙いで朝の記者会見中に接種して「いまは非常に気分が良い」と語りました。 https://t.co/0inUv3beA2
— 宮本英威(NIKKEI) HidetakeMiyamoto (@PanchoHidetake) April 20, 2021
そして、このアスラゼネカのコロナワクチンは、アメリカからお借りしているもののよう。アメリカは、アメリカの倉庫で眠っている(許可待ち)のアストラゼネカのワクチンをメキシコとカナダに貸し付け。というのも、これらはトランプ政権下で契約したもので、アメリカ外に「寄付・転売」してはいけないことになっているらしい。なので、貸し付けというカタチだと。また賞味期限のこともあるよう。。。
契約の条項がこの記事で説明されている。現在は「寄付・転売」が契約上で禁止なので、アメリカ政府がメキシコとカナダに余ったワクチンを「貸す」というスキームになっている。https://t.co/05oY1HflHP
— Reid Monroe-Sheridan (@rmstokyo) April 21, 2021
そのアストラゼネカのワクチンが3月28日にアメリカから到着。
#メキシコ が #アメリカ から供給を受けるアストラゼネカ製の #ワクチン が28日夜、メキシコに到着しました。初回は150万回分です。メキシコ側は合計270万回の供給を受けると発表しています。 https://t.co/AiGttxeds2
— 宮本英威(NIKKEI) HidetakeMiyamoto (@PanchoHidetake) March 29, 2021
が。。。。。ヨーロッパなどでアストラゼネカのワクチンに対するニュースで
メキシコ人は心配になってきて尻込みする人も出てきたよう。。。
デンマークが英アストラゼネカのワクチンを全面禁止https://t.co/nn1D5zVlMh
— そやまめ (@socean76) April 14, 2021
オランダもデンマークに続いて延期https://t.co/BLFWacbaNG
— そやまめ (@socean76) March 15, 2021
アストラゼネカのワクチン ブルガリアは血栓症の傾向の65歳以下の女性に使用禁止 - Sputnik 日本 https://t.co/67uEpvO8W1
— Taka (@taka3) April 20, 2021
なぜ大統領の意向が2週間で変わった?!
4月5日の段階では、ロペス・オブラドール大統領は、コロナワクチン接種を見合わせる方針としていたようですが。。。
#メキシコ のロペスオブラドール大統領は5日、#新型コロナ #ワクチン について、当面は接種を見合わせる方針を示しました。今週接種する方針でしたが、医師に相談したところ抗体があるとの判断が下ったとのことです。1月24日に感染を明らかにしていました。#AMLO https://t.co/uS6IXD87pc
— 宮本英威(NIKKEI) HidetakeMiyamoto (@PanchoHidetake) April 5, 2021
4月18日、チャパス州古代都市パレンケにあるロペス・オブラドール大統領のセカンド・ハウスで、あのメキシコ一お金持ちスリム氏と朝食!スリム氏の今年の世界番付は24位、2010〜2013年は世界一。14歳のときレバノンからメキシコに移住。(wikiより)
左)カルロス・スリム氏 右)ロペス・オブラドール大統領#FOTO | AMLO desayuna con Slim en Palenque para evaluar el avance en la construcción del Tren Mayahttps://t.co/UGg5yJmiuW pic.twitter.com/ffJw6PXDom
— Sin Embargo MX (@SinEmbargoMX) April 18, 2021
表向き、この朝食会はマヤ鉄道の建設状況(スリム氏は220kmの区間担当 LiderInformativo91.9FMより)の話をしたと報道されていますが。。。
スリム氏はアルゼンチンとメキシコのアストラゼネカのワクチン共同製作の発起人であり、もちろん投資も。そのためにカルロス・スリム財団設立。
こちらのワクチンは、4月の第3週目あたりから出回る予定だったので、そろそろかな。。。
パレンケでの朝食会の翌日4月19日の大統領プレス・コンファレンスで、「投資があれば、仕事があり、仕事があれば幸福があり、幸福があれば平和と平穏があります。スリム氏はメキシコに投資し続ける姿勢です。メキシコで投資可能な人は、外国への投資は控えてくれることを願います。」とスリム氏のメキシコへの投資がどんなに大切かを語った大統領。(LiderInformativo91.9FMより)そして4月20日にアストラゼネカのコロナ・ワクチン接種!
上のフォーブスの記事のタイトル意訳:「カルロス・スリム氏はメキシコを信頼していて、AMLO destacó que Slim es un empresario con un alto sentido de la responsabilidad social y reiteró su compromiso por seguir promoviendo el desarrollo de la nación a través de apoyo a los inversionistas mexicanos. @alca88 te cuenta:https://t.co/WprsT9uYFu
— Forbes México (@Forbes_Mexico) April 19, 2021
今後もメキシコに投資し続けます。」アムロ大統領
メキシコのコロナ状況
4月20日、朝の大統領プレス・コンファレンスで、保健省はメキシコの感染数は11週連続減少していたが、4月18日からまた増加傾向にあり、前の週より4%増とのこと。
日本がメキシコ超える日が来るとは… pic.twitter.com/535oQVhGxH
— Maya (@chiakimaya) April 19, 2021
メキシコのコロナワクチン状況
メキシコはご高齢者と医療関係者を最優先にワクチン接種を開始し、現在、緑信号(メキシコでは州の感染重度を緑、黄色、オレンジ、赤で示しています。)の5つの州の学校関係者ワクチン接種中。これらの州では学校が再開しているよう。(1年ぶりかな?)近々50〜59歳の人たちのワクチン接種開始予定。
上から:
医療関係者 940,239人
学校関係者 22,934人
高齢者 10,325,649人
右の薄い数字は各段ごとに上が1回目の接種数、下が2回目の接種数。
学校関係者はカンペチェ州だけの数字。
メキシコでは5つのコロナワクチンが輸入されています。
左から:
ファイザー 7,787,325
アストラゼネカ 3,589,300
シノバック 4,500,000
スプートニックV 900,000
カンシーノ 2,110,720
計18,887,345
そして、なんと!今年の年末あたりまでにメキシコ国産のワクチン接種も可能になりそうとのこと。
#メキシコ 政府は13日、#新型コロナ を巡り自国製 #ワクチン の緊急使用が年内に可能になるよう準備を進めていると明らかにしました。#Patria (パトリア=祖国)と名付けられています。#アメリカ のマウントサイナイ医科大学、テキサス大学オースティン校の協力を得ています。https://t.co/J1rL0uC2Lw
— 宮本英威(NIKKEI) HidetakeMiyamoto (@PanchoHidetake) April 13, 2021
メキシコ連邦政府(保健省)VS メキシコシティとIMSS(メキシコの社会保障制度の病院を管理する社会保険庁)
保健省のコロナ対策チームは、メキシコシティとIMSSは対策方法で対立しているようで、メキシコシティとIMSSは保健省を無視し、独自のコロナ対策をしているとのこと。
Mientras que CDMX e IMSS incluyen a ivermectina en tratamiento de Covid, la Asociación de Infectología y Microbiología se pronunció en contra. #RegístrateGratis https://t.co/eaXWCv61BX
— mural.com (@muralcom) January 23, 2021
記事のタイトル意訳:コビッド(治療)のイベルメクチン使用で専門家の(意見)分かれる。
メキシコシティとIMSSは、保健省が排除していたイベルメクチンを今年1月から使用しているとのこと。コロナ感染者が病院でもらうのが下のキットらしい。
上のIMSSのCOVID_19キットの中身の訳:En el Imss de Nuevo León México recetan ivermectina en su kit básico de COVID 19 @jpkiekens @Covid19Crusher @jjchamie @Covid19Critical @doctormacias @soynicosastre @DrPacoMoreno1 @DrAndrewHill pic.twitter.com/7vrObkP5GY
— Graco (@hexagono316) January 29, 2021
オキシメーター(酸素濃度計):一日三回計測
イベルメクチン :一日一回 2錠 二日間
アジスロマイシン* :一日目1錠、二日目〜五日目 半錠
パラセタモール** :8時間毎に1錠
*15員環マクロライド系抗生物質(wikiより)
**別名アセトアミノフェン 解熱鎮痛薬の一つ(wikiより)
@Tu_IMSS sin afán de ofender! Me parece excelente idea que hayan hecho kits con oxímetros e información básica para vigilar casos ambulatorios de #Covid_19, pero que en el kit haya ivermectina / azitromicina ??? En serio ?? Cómo médico del instituto me ofende! pic.twitter.com/VpgwHKtU7u
— Dr. Jezer Lezama (@JezMex) January 3, 2021
これが中身のよう。このツイートをしている医者は、イベルメクチンとアジスロマイシンに疑念を抱いているようです。
このキットは、無料でだれにでも配布するものではないようで、IMSS病院にきたコロナ感染者に渡されるキットのよう。もちろん無料。1月から開始したイベルメクチン、いろいろと専門家から攻撃があったようですが、2月3日「イベルメクチン治療は続けます!」と断言したIMSS長官ロブレドさん。(画像↓)去年、ロブレド氏がコロナに感染した時、彼と彼の家族はイベルメクチンで治療したとIMSSのドクターが言っていました。
IMSSの長官ソエ・ロブレド.@zoerobledo aseguró que en el IMSS no se dejará de administrar el medicamento ivermectina para el tratamiento de pacientes con #COVID19; algunos expertos no recomendaron el uso de dicho medicamento. https://t.co/xAw5KJjjEh pic.twitter.com/8Q1bgzejxL
— Político MX (@politicomx) February 3, 2021
結局、2月9日、朝の大統領プレス・コンファレンスで保健省(コロナ対策チーム長:ロペス・ガテル氏は)渋々イベルメクチンの効用を認めたよう。
カナダでは、メキシコがこの3ヶ月で症例数と死亡数が激変したとイベルメクチン請願署名活動が行われているよう。
記事は、カナダで「ゼロCOVID戦略」と「イベルメクチン」2つの請願署名活動が展開されていることやWHOの重大な欠陥勧告にも触れつつ、イベルメクチンベースの早期治療キット提供以降わずか3か月で症例数と死亡数が激減(図表)したメキシコこそ最良の解決策と問いかける。https://t.co/k69GQmv6Mv pic.twitter.com/RUP7VqKfFG
— Tiger Gyroscope “Hope Is Good Medicine” (@TigerGyroscope) April 10, 2021
左:グアテマラのアレハンドロ・ジャマティ大統領グアテマラのアレハンドロ・ジャマティ大統領がビジネス会議の席上で発言──
— Tiger Gyroscope “Hope Is Good Medicine” (@TigerGyroscope) April 21, 2021
「イベルメクチンは、予防的に6mgの錠剤を1日2錠、3週間ごとに服用すればワクチンに取って代わり、無料処方の価値がある。何らかの理由でウイルスが細胞内に侵入しにくくなり感染力が弱まる」https://t.co/IAm0bMK03j
ワクチンを信じきっているメキシコは、現在人口の10%ほどが接種済みのよう。popoちゃんの周囲もワクチン信者ばかりで、もしかしたらワクチンってそんなに悪くないのかなと思いが湧きそうになる。。。環境って怖い!😱
そんなワクチン崇拝国に光✨が!保健省のコロナ対策チームは、イベルメクチンを巡りメキシコシティとIMSS(メキシコ社会保障制度の病院などを管理する社会保険庁)と対立!WHOに忠実な保健省は、最初からイベルメクチンをコロナ治療から排除。メキシコシティとIMSSは今年1月から保健省を無視して、コロナキットにイベルメクチンを!結局、2月半ばあたり、保健省はイベルメクチンの効用を認めることに。この三ヶ月のメキシコの急激な感染者数と死亡数の減少を見たカナダは、メキシコを事例に「イベルメクチン」の請願署名を集めているとか。11週間連続での減少も先週の日曜日(4月18日)に止まり、第3波を予測する保健省。やはりワクチン接種推進のため?!最後につけたグアテマラのアレハンドロ・ジャマティ大統領の発言はなかなかイカしています。😎