フグの毒はフグにとって精神安定剤の役割を果たし、天敵であるナマズを同じ水槽に入れることでドジョウの生存率が一気に高まる!

竹下雅敏氏からの情報です。
 これは、なかなか面白い記事です。フグの毒は、“フグにとって精神安定剤の役割を果たしているのではないか“というのです。また、中国からドジョウを日本に輸入する時に、ドジョウの天敵であるナマズを同じ水槽に入れることで、生存率が一気に高まるというのです。
 通常なら、移動中の振動などのストレスで80%が死んでしまうが、天敵のナマズを同じ水槽に入れることで、20%のドジョウはナマズに食べられるが、残りは生き残るという事らしい。
 次の記事では、なぜかドジョウではなくウナギの話に代わっていますが、まあ似たようなものだとも言えます。「異文化との競争の重要性」と題するPDFでは、「敵国もなく外国との関係にも心配事のない国は,国民全体に緊張感がなくなり必ず滅亡する」という孟子の言葉を引用し、“江戸時代、浜名湖から大量にとれたウナギを江戸に運ぶとき…桶に、「ナマズ」を一匹入れておく不思議とウナギたちは元気になって、江戸に到着するまでほとんど死ぬことがなくなった”という話を載せています。なので、ドジョウでもウナギでもどちらでもよい話だと分かります。
 “国民のほとんどが、敵国のことも外国との関係にも無関心で、国民全体に緊張感がなくなると、国は必ず滅亡する”と考えると、あべぴょんの出現により、“日本は必ず滅亡する”という流れに入ったとしか思えない。こうした状況は、日本に限らず世界的なものだと言えるかもしれません。
 そこに現れたのが、ナマズの役割に当たる「コロナちゃん」なのです。このままでは、“人類滅亡か?”という時代の転換点にコロナちゃんが現れ、人類の20%はやられるが、残りは生き残る。ビル・ゲイツとその仲間たちは、そこまで考えてウイルスをばら撒いたのか?
 ひょっとしたら、いいヤツなのか?…、んなわけはないです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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魚とストレス
引用元)
(前略)
フグはもともと毒のない魚だそうです。フグが海底のヒトデや貝などの毒のある物を食べて、その毒が蓄積するそうです。
(中略)…
しかし、陸上に水槽をつくって、エサに無毒のアジやオキアミを食べさせれば毒のないフグになります。敵に攻められるというストレスがなくなるからです。ただ、そのような養殖フグは自由に動けないストレスから「かみ合い」という行動を起こします。かみ合いを防ぐためには面倒ですが1尾ずつ「歯切り」をするそうです。天然フグにはこうした行動が見られないことから、フグ毒が「精神安定剤」の役割を果たしているのではないかとの説もあります。実際に、毒の入ったエサを養殖フグに与えるとかみ合いはなくなるそうです。
 
次は、中国からドジョウを日本に輸入する時の話です。ドジョウを水槽に入れて空輸すると、移動中の振動などのストレスで80%が死んでしまうそうです。ドジョウの生存率を高めるために取られた対策はドジョウの天敵であるナマズを同じ水槽に入れることでした。その結果、20%のドジョウはナマズに食べられてしまいましたが、1匹のドジョウも死ななくなり、生存率は一気に80%になったそうです(岡本吏郎著「稼ぐ超思考法」フォレスト出版より)。
(以下略)
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うなぎが教えてくれた“持続する組織”のひみつ ~プレッシャーと多様性~
引用元)
(前略)
うなぎの稚魚について調べているとき、同僚から面白い話を聞きました。
「うなぎを輸入する時、彼らの生存率を上げるために、天敵であるナマズを使うらしいですよ」
通常、うなぎの稚魚を水槽にいれて運ぶと、揺られるストレスのせいか、その多くが死んでしまうそうです。しかし、天敵であるナマズを入れておくと、輸送時の揺れよりももっと強いストレスである「命に対する危機感」が勝り、生存率が上がるらしいのです。(※この話の真偽は科学的に証明されておりません)
(中略)
さらに、同僚は次のように続けました。
「人間も同じで、天敵のような強い【プレッシャー】が、生命力を上げるには効果的ですよね」
(以下略)

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