注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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18:50頃〜
— (元・岡山の)ウォーキャット@竹国/野党 (@okayamawarboy) June 25, 2021
福島伸享が爆弾証言をしてる件
『民進党国対副委員長として森友に関する文書を役所が出さないなら予算審議を止めることを主張していたが、永田偽メール事件を引きずる国対上層部がストップをかけ、予算採決に応じてしまった。結果、公文書の隠蔽/改竄に繋がった』https://t.co/xF62gIctUd pic.twitter.com/oBDk2NvnEX
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「赤木文書」の開示をめぐって
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YouTube 21/6/24
〜福島のぶゆき氏の解説をまとめてみた〜 まのじ
そもそも赤木俊夫さんは、国有地の売買や賃貸をめぐる経緯には関与しておらず、すでにある決済文書を事後的に改ざんする作業を強要されたのでした。その改ざんの経緯を命を削るように記録されたのが赤木ファイルです。逆に言えば、なぜ異常に安い値段で国有地が取引されたのかは、赤木さんはご存知ないはずなのです。つまり赤木ファイルは森友問題に関わる文書の一部という認識があります。
今回開示された分厚いファイルの多くは2018年の財務省の報告書と同一です。しかし新しい資料として付されたものに赤木さんのコメントのある備忘記録、そして「福島議員」の名前が表示されたメールがありました。福島氏はこの赤木さんの備忘録を「まさに命の証」と表されていました。
2017年2月16日23時16分という終電も終わる遅い時間に、財務省本省から近畿財務局に送付されたメール、これこそが赤木さんが最初に関わるきっかけとなったものでした。ここに「福島議員」の名前が出てくることから、この度、福島氏は解説に踏み切ったそうです。翌17日(金)の衆議院予算員会で当時の福島議員は安倍首相に質問をするため、16日夕刻に財務省へ「この決済文書を出して欲しい」という質問通告をしていました。その通告に対応するために本省では遅くまで作業をしていたものと見られます。
メールの内容は、福島議員の求める森友への貸付、売却に関する決済文書のコピーを送って欲しいというものです。しかし(この決済文書を)福島議員に持っていくつもりはない、もしも議員に要求されたら近畿財務局に探させていると言って時間稼ぎをし、予算審議の紛糾を避けておいて「その後実害がなさそうなら追って提出する」、課長も了解をしている、「仮にこれを理由に福島議員が予算を止めるのは勘弁してほしいので」送って欲しいという内容でした。
役所にとって予算審議は大変重要で、福島議員がこの決済文書を理由に国会の予算審議を止めるようなことがあっては一大事、渡すつもりはないがコピーを準備する、ということなのだそうです。
財務省の居丈高な姿勢がよく表れています。
福島議員はすでに2016年から森友問題の調査を始め、資料を集め、理財局などにヒアリングも重ね、どのような文書が存在するか把握されていました。テレビの全国中継が入る予算委員会の場で総理に質問すれば、必ず出てくるはずの決済文書を要求する手はずだったのです。
ところが17日、あの有名な「私や妻が〜」の答弁が飛び出し、福島議員はあえて決済文書のことは質問から外しました。福島氏はその時点では大阪の国有地に総理が関わっているとは思っておられなかったそうです。
さあそこからが大騒ぎで、福島氏の推測では「おそらく財務省本省の局長なども含めて、内々に昭恵夫人が関わっていることを知っていたため、16日のメールに従って出された公文書を改めて本気で見たのではないか。そしたら出てくるわ出てくるわ、安倍首相に、安倍昭恵夫人は何度も出てくる、麻生財務大臣も、私がお仕えした鴻池大臣の名前、公明党の議員名前などずらずら。これを出したら更に大変な騒ぎになる。そこで改ざんの意思決定がなされたのだと思う。」
表向きには佐川局長が悪者にされていますが、福島氏は役人時代に佐川氏と仕事をした経験があり「細かいパワハラ体質はその頃から」だったそうですが、しかし自分一人で公文書改ざんという犯罪を決めるような「肝っ玉の太い人物ではない」と断言されていました。恐らくは麻生財務大臣、場合によっては官邸、当時の菅官房長官を含めて協議をし、改ざんを決断したのではないかという推測をされています。
2月16日深夜のメールから10日後、2月26日(日)3時48分に、財務省本省から近畿財務局へ決済文書の修正削除の要求メールが入りました。
「決済文書」というものは厳密に作成され、一字一句の間違いも許されず、ひとたび決済が終わった文書はそれ以降絶対に手をつけることができないよう特別な倉庫に保管され、取り出すにも許可が求められるものだそうです。その決済文書を改ざんするなど考えられないことで、とりわけ「政治家に、麻生財務大臣にお仕えしているのではない、公務員として国民にお仕えしている」と誇りを持っておられる赤木さんは、、亡くなりました。
当時、赤木さんが亡くなったニュースを聞いた福島氏は、その夜、どんなにお酒を飲んでも眠れなかった、自分の質問をきっかけに一人の貴重な公務員を失ってしまったと語りました。
福島氏の当初の目論見は、質問を通じて決済文書の開示だけで済ませるつもりはなく、その文書をきっかけにして芋づる式に次々に関係文書を請求する中で、本丸の「なぜあの土地が籠池氏に、あの値段で売られたのか」「特例的な決断に誰がどのように関わっていたのか」これらが明らかになると考えておられました。しかし野党は2018年の予算委員会の審議を止めることなく採決に応じてしまったため、これらの文書は未だに出ていません。
福島氏は、赤木ファイルに添付されている行政文書の一覧表を指し、ここに載ってるものは国会が必ず出させることが可能で、少なくともこれらは全部要求して、それを元に別の文書への手がかりを掴み芋づる式に出させることが必要だと指南されました。
それが赤木さんの無念を晴らすことにつながると。
「決済が終わった瞬間に、それは公務員のものではなく政治家のものでもなく、将来の国民にとっての歴史的文書という財産になる」
赤木ファイルが森友問題の全てを語るものではないことをまず指摘され、最後に今後の国会での戦い方を示唆されていました。福島氏のお人柄を感じるところもあり、森友問題を俯瞰する上で大事だと思いましたので、感想という形で大まかにまとめてみました。