アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が、全米のすべての病院に、“今から、今年の11月までの間に、子供たちの間で、ポリオのような感染症が発生することが予想される”と通知 ~私たちを守ってくれるはずの機関が、私たちを殺しに来ている

竹下雅敏氏からの情報です。
 ブライアン・アーディス医師は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が、全米のすべての病院に、“今から、今年の11月までの間に、子供たちの間で、ポリオのような感染症が発生することが予想される”とする通知を出したと言っています。
 ポリオのような感染症とは「急性弛緩性脊髄炎」のことで、“1つ以上の四肢の弛緩性筋力低下および脊髄灰白質病変の急速な発生が特徴の稀な疾患”です。原因として最も可能性が高いのはエンテロウイルスで、“エンテロウイルスとは腸内で増殖するウイルスの総称。手足口病はエンテロウイルスの一種で、100種類もある”とのことです。今のところ治療法は見つかっていないようです。
 この病気の報告が始まったのは2014年(動画の5分9秒)という事になっているのですが、CDC のウェブサイトではフィリピンで報告されており、「ポリオ由来のワクチンをフィリピンで子供に接種して発生(5分50秒)」、これは2001年のことだそうです。「実際に、ポリオ由来のワクチンによる小児の急性弛緩性麻痺というタイトルが付けられています(6分5秒)」と言っています。
 厚生労働省によると「急性弛緩性麻痺」は、“手足や呼吸筋などに筋緊張の低下、筋力低下、深部腱反射の減弱ないし消失、筋萎縮などの急性の弛緩性の運動麻痺症状を呈する。発症機序が同一ではないが、同様の症状を呈するポリオ様麻痺、急性弛緩性脊髄炎、急性脳脊髄炎、急性脊髄炎、ギラン・バレー症候群、急性横断性脊髄炎、Hopkins症候群等もここには含まれる”と書かれています。
 動画では、CDCが毎年ワクチンスケジュールを決めており、“1年のある時期に、すべての子どもたちに与えられるたった一つのワクチンはインフルエンザ(8分25秒)”であり、「今年のインフル予防注射では、ワクチンメーカーに与えられた、最も多いロット5つのうち3ロットは…FDAに承認されたのは2013年です(9分10秒)」というのです。これら3つは、2013年にFDAに承認され「2014年に発売された(9分30秒)」ようです。
 3つのワクチンのすべてにおいて、“腕や脚、顔の半分が麻痺するベル麻痺と呼ばれる副反応が知られている…彼ら自身の文書にも載っています(9分20秒)”というのだから、これはヤバイです。
 私たちを守ってくれるはずの機関が、私たちを殺しに来ているという事を理解する必要があります。アフガニスタンでは、“ポリオワクチン接種に従事する少なくとも5人が銃撃され死亡…ワクチンについてタリバンは、子どもを不妊にするための西側諸国の陰謀”と言っているのですが、タリバンの見解は正しいのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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マタタビの羅針盤
配信元)
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急性弛緩性脊髄炎(AFM)
転載元)
AFMの症例とアウトブレイク

2021年8月31日現在、調査中の患者(PUI)の報告36件のうち、2021年の確定症例は15件でした。2020年には、59件のPUIの報告のうち、32件の確定症例がありました。
 
CDCが2014年8月にAFMの追跡調査を開始して以来、確認された症例は665件です。CDCは当時から症例を徹底的に調査しています。2014年、2016年、2018年に幼児を中心としたAFM症例の増加を確認しています。

州別AFMの年間症例数
 
年間マップは、2021年8月31日時点でCDCに情報が送られ、確認された症例のみを表しています。調査中の患者はまだ分類されておらず、症例数は変更される可能性があります。AFMの症例は50の州とコロンビア特別区で発生しています。
 

私たちは、各州がケースに関する追加情報を発表することに委ねています。

月別症例数(2014年~2021年)

ほとんどの患者が8月から11月にかけてAFMを発症しており、2014年、2016年、2018年にAFM患者が増加している。この同時期にはエンテロウイルスをはじめとする多くのウイルスがよく循環しており、ピーク時の症例増加の原因となっていると考えられます。


^ 2014年8月から2021年8月31日までにCDCが確認したAFMの症例。症例数は変更される可能性があります。

* 2014年8月から2015年7月までに示されたデータは、AFM調査の症例定義:2014年8月1日以降に急性の四肢脱力を発症し、磁気共鳴画像(MRI)で年齢≦21歳の患者に大部分が灰白質に限定された脊髄病変が認められた場合に基づいている。
 
† 2015年8月から現在までのデータは、Council of State and Territorial Epidemiologists(CSTE)が採用したAFMの症例定義に基づいています:年齢に関係なく、急性発症の局所的または弛緩性の四肢脱力と、MRIで大部分が灰白質に限定され、1つ以上の脊髄セグメントにまたがる脊髄病変を示していること。
 
詳細は「症例定義」のページをご覧ください。


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小児の原因不明の希少疾患、再び増加のおそれ 米CDC
引用元)
米疾病対策センター(CDC)は4日、2年おきに多発する、主に子どもが発症する原因不明の希少疾患「急性弛緩(しかん)性脊髄炎(AFM)」が、今後数週間から数か月以内に急増する可能性があると警告した。
(中略)
CDCのロバート・レッドフィールド(Robert Redfield)所長は4日、電話で報道陣の取材に応じ、「AFMは症状が急激に進行して呼吸不全をもたらすおそれがあるため、医師の手当てと監視が直ちに必要とされる緊急事態だ」と説明した。
 
同所長によると、AFMでは神経系、具体的には脊髄の灰白質と呼ばれる部分が影響を受け、患者の大半は突然、腕または足の脱力を経験する。
(中略)  
2018年の症例を対象に実施された研究によると、AFMの初期症状は発熱と呼吸器症状で、兆候がみられてから6日ほどで手足が脱力する。歩行困難や、首、背中、四肢の痛みなどを伴う場合もある。永久的なまひに加え、AFMは重度の呼吸器合併症をもたらすこともあり、患者の約4分の1は人工呼吸器が必要になる。
 
原因として最も可能性が高いのはエンテロウイルスで、特にエンテロウイルスD68は患者約30人から検出されている。ただしCDCの専門家は、他のウイルスが原因である可能性も排除できないと指摘している。

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