40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その3-

 東風斡子氏著「ガン患者が真に求める抗がん剤の復権に向けて」の要約の続きです。日本で特許を取得し、順調に製品化されたベンズアルデヒドは日本での治療が始まり、目覚ましい効果を上げていきます。しかも副作用が見られないことも患者さんを大いに勇気づけ救いました。マスコミにも華々しく取り上げられ、皆さまの中には当時耳にされた方もおられるかもしれませんね。
(文中★印のリンク先である「PubMed.gov」は、パソコンの環境によって日本語の翻訳版が表示されないこともあるようです。)
(まのじ)
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40年ほど前に厚生省(現・厚生労働省)に追放された、東風睦之博士の開発した「ベンズアルデヒド抗がん剤」は副作用がなく、安価で、広範のがんに効く! びわの粉末に関し、令和3年1月に更新されたのは何故? -その3-
前回からの続きです。下記の★印は国立がん研究所のレートリルアミグダリン医療専門家版より引用です。)

いよいよ、「内服薬CDBAと座薬(直腸からの吸収)治療」を開始


手術不可能の患者、重症患者など102名に投与。がんの種類は広範でしたが、副作用を訴える患者はいませんでした。その臨床結果をNCI(アメリカ国立がん研究所)に投稿。1978年12月に論文が受理され、翌1979年承認。1980年、アメリカ国立がん研究所の機関誌(キャンサー・トリートメント・リポート)1月号に掲載されました。

 ★ベンズアルデヒドの抗腫瘍活性 - PubMed (nih.gov)高知M(M Kochi)と書かれているのは東風睦之博士のことだと思います)

NCI(アメリカ国立がん研究所)
Wikimedia_Commons[Public Domain]

その間、日本においても1978年には農芸化学雑誌に発表、同年の国際がん学会(アルゼンチン)では、「ベンズアルデヒド抗がん剤の活性及び著効例」を講演、1982年には国際がん学会(ブタペスト・シアトル)にて「CDBA投与による臨床実験結果」などを発表。著書には(表1 CDBA投与の臨床結果)の記載あり。

こうしたことを受けて東風氏の病院では、「ベンズアルデヒド静注薬BGによる治療」を開始。


副作用がなく、痛みを和らげる効果もあるベンズアルデヒド治療


副作用がないのでガン病棟であっても明るい!ベンズアルデヒドには、がんによる疼痛を和らげる効果があるようで、来院したときには末期の状態で痛みも激しかった患者が、ベンズアルデヒド投与後、間もなくして痛みを訴えなくなるそうです。(頭痛の時にこめかみに梅干しを貼り、頭痛が止まるのもベンズアルデヒドの効果)。

ある日、20代の子宮がん患者が「先生、先生、大変!」と自分の病室のトイレに連れていき、便器の中を指さし「先生、これウンチじゃないの」そこには親指大の黒褐色の物体があり、調べると、がんが完全に壊死化し排泄されていたそうです。がんが異物となって、自然に排泄されていたのだそうです。(彼女は完全に完治し退院しています。


また、70歳の舌がんの女性は初診時、赤く腫れていた程度。BG静注を開始。舌の腫れは次第に舌下に進み、テニスボール大までになって、ペリカンのようになりましたが(この間、発熱や疼痛無し)治療開始3か月近くなると硬かった腫れが柔らかくなり、顎下の皮膚が2センチほど開いて、膿と一緒に 1㎝~2㎝大のクルミ様の物質が20個ほど排泄。顎下はへこみ、二日ほど細いガーゼを交換しただけで完治しました。普通の「おでき」と同じ経過をたどって治るとは、奇跡のようでしたと言っています。

ノルウェーのがんセンターのベッターセン博士は、ベンズアルデヒドはNHIK3025細胞(がん細胞)の蛋白質合成を阻害し、その結果、がん細胞は組織的に形態異常を起こして、やがて壊死に到るという研究結果を発表しているそうです。(コロナワクチンのスパイク蛋白質ではどうなるのでしょうか。)


1984年(昭和59年)に再びNCI(アメリカ国立がん研究所)に投稿し、11月に受理、翌1985年5月「キャンサー・トリートメント・リポート」に掲載されました。

 ★ベンズアルデヒド誘導体の抗腫瘍活性 - PubMed (nih.gov) 高知M(M Kochi)と書かれているのは東風睦之博士のことだと思います)

その頃、毎日新聞記者の小泉貞彦氏が副作用のないベンズアルデヒド抗がん剤を推奨して、新聞の「記者の目」欄で大きく取り上げ、その後も5回に渡って紙上で紹介。ベンズアルデヒドに関する著書を2冊出版しています。

ようやく、日本においても埼玉がんセンターをはじめ、12の医大病院で臨床実験が開始。このころ、マスコミが一斉に「世界的抗ガン剤発見!」と報じ、NHKでもベンズアルデヒド抗がん剤は副作用もなく、いろいろながんに効き、安価であることを強調したインタビューが放映され、その結果、ベンズアルデヒド抗がん剤を製造していた科研製薬の株価が急騰。証券会社がこれを利用し、他の薬品株操作に走り膨大な利益を得たそうです。

埼玉県立がんセンター
Author:Ebiebi2[CC BY-SA]

(次回に続く)

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