ジュリアン・アサンジ氏が収監されているロンドンの刑務所内で結婚 / 様々な深刻な「人権侵害」の実態を明らかにしたウィキリークス

竹下雅敏氏からの情報です。
 受理案 亜惨事(ジュリアン・アサンジ)氏が、収監されているロンドンの刑務所内で、婚約者のステラ・モリスさんと結婚式を挙げたという報道は目にしていたのですが、なぜか昨日、目が覚めた時に「アサンジ氏は解放され自由の身になるべきだ」と思いました。
 それで、冒頭のAFPの記事でステラ・モリスさんの姿を初めて見たのですが、美しい女性だと思いました。私はまず波動を見ます。美形だが波動が悪い人物を美しいと思うことはありません。ですから、残念な事に最近では女優と言われる人の中に「美しい」と感じる人が全くいないので、映画もドラマも見ることはありません。
 YouTubeでペットのトカゲとかイグアナなどを見て、「へぇ~カワイイね」と思うことはあっても、人間の有名人のほとんどは中身がトカゲやヘビで、しかも波動が非常に悪いのでどうにもならないです。
 私からのアドバイスは、闇の波動かどうかは分かるようにしましょう。そして、闇の波動を放つ人物や場所には近づかないようにしましょう。特に危険な場所は、闇の波動のパワースポットです。パワースポットと言われている所が、「光」と結びついているのか、「闇」と結びついているのかが分からないなら、近づかないことです。
 記事に戻ります。動画「アサンジ氏は国家機密に対する最大の脅威か」で、“(アサンジ氏は)1991年までに、米国の国防総省や海軍、その他の米政府機関にハッキングを行い、1996年に罪に問われます。懲役刑は免れましたが2100豪ドルの罰金を科せられました。…2006年にウィキリークスを創設。…それは編集されていない機密文書などを投稿するサイトで、他の報道機関と異なり編集体系がありません。…ウィキリークスにはほとんどの情報が匿名で寄せられます。…最大の情報源はチェルシー・マニング氏です。かつての名はブラッドリー。2010年、米兵だった彼はアサンジ氏に政府の機密文書を提供します。同年2月、ウィキリークスはその文書の公開を開始。…”と説明しています。
 ウィキリークスは、アフガニスタンとイラクにおける米国の「戦争犯罪」や、グアンタナモでの拷問など、深刻な「人権侵害」の実態を明らかにしました。“続きはこちらから”の記事には、「米国は、間違いなく世界で最も信頼できない国家主体である。また、選択的な侵略戦争の遂行、ジャーナリズムの自由の侵害、敵とみなされた者の拷問、告訴や適正手続きなしに囚人を無期限に拘束することに関しては、最悪の犯罪者の一人である。」とあります。
 まさに今のウクライナで起きていることと完全に重なっています。ウクライナを支配しているのがアメリカだからです。“アメリカの裏庭”と呼ばれる南アメリカにおける米国の「戦争犯罪」は、今のウクライナの様子を見れば、ある程度想像できるのではないでしょうか。
 なぜ、国家の犯罪を暴露した者が罪に問われなければならないのか。アサンジ氏が有罪なら、ウィキリークスの暴露によって罪に問われる者たちが先にいるのではないのか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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字幕:アサンジ被告、英刑務所で結婚 元弁護人の婚約者と
引用元)
動画は引用元でご覧ください(画像をクリックすると引用元へ飛びます)

英国で身柄を拘束され、米国への引き渡しをめぐる法廷闘争のさなかにある内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)被告(50)が23日、収監されているロンドンの刑務所内で、元弁護人の婚約者ステラ・モリス(Stella Moris)さんと結婚した。
 
米当局は、イラクやアフガニスタンでの戦争に関する軍事機密文書の公開をめぐりアサンジ被告を起訴し、英国に身柄引き渡しを要請。被告は引き渡しを回避するため法廷で争っている。
 
アサンジ被告とモリスさんは昨年11月、婚約を発表。被告が厳重警備の下で拘束されているベルマーシュ刑務所(Belmarsh Prison)内で結婚する許可を得た。モリスさんは被告との間に2児をもうけている。

被告の支援団体によると、式には登記官1人の他、招待客4人と立会人2人のみが参列。看守2人も立ち会った。
 
被告を長年支援しているファッションデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)さんがデザインしたウエディングドレスを着たモリスさんは、刑務所前で支持者に囲まれながらケーキに入刀。ウエストウッドさんは、スコットランドにゆかりのあるアサンジ被告にキルトを用意した。
 
モリスさんは挙式後、涙を流しながら「とても幸せで、とても悲しい。ジュリアンを心の底から愛している。素晴らしい人で、自由の身になるべきだ」と語った。

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アサンジ氏は国家機密に対する最大の脅威か-プロフィル
配信元)


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報道の自由の未来はアサンジ事件にかかっている
転載元)
(前略)
2019年にエクアドル大使館で逮捕されて以来、ロンドンで政治犯となっているウィキリークスの発行人、ジュリアン・アサンジの事件で、世界はプリティ・パテル英国内務大臣の決断を待っている。先月、英国の裁判所はこの事件をパテルに送り、パテルはアサンジを米国に引き渡すかどうか、つまり米国が彼を殺すかどうかの判断を伴う決断をすることを任されることになった。アムネスティ・インターナショナル、ACLU、ヒューマン・ライツ・ウォッチ、国境なき記者団など数十の国際人権・報道の自由団体は、"米国内外の報道の自由に対する重大な脅威 "として引き渡しに反対しています。
 
ウィキリークスは、アフガニスタンとイラクにおける米国の戦争犯罪や、キューバのグアンタナモ湾の刑務所での拷問など、深刻な人権侵害の実態を明らかにしました。例えば、ギトモに収容された人々の中には14歳の子供や何百人もの罪のない人々が含まれていたこと、米軍とその企業の代理人が小さな子供を持つ罪のない家族を含む何万人もの非戦闘員を故意に殺害したことを世界は知ったのである。私たちは、米国政府がこれらの犯罪やその他の犯罪について一貫して国民に嘘をつき、真実を暴き、共有しようとするジャーナリストの試みを妨害していることを知りました。
 
結局のところ、私たちがこれらの暴露から本当に学んだことは、米国の外交政策体制が言うことは、疑問や綿密な精査なしに額面通りに受け取れるものは何もないということである。アサンジの行動がアメリカ人の安全を脅かすというアメリカの主張が偽善であることは、アメリカの外交政策を学ぶ者にとっては一目瞭然である。
(中略)
米国は、間違いなく世界で最も信頼できない国家主体である。また、選択的な侵略戦争の遂行、ジャーナリズムの自由の侵害、敵とみなされた者の拷問、告訴や適正手続きなしに囚人を無期限に拘束することに関しては、最悪の犯罪者の一人である。
(中略)
米国の嘘と約束破りの記録は、アサンジのケースを米国人だけでなく全世界にとって特に重要なものにしています。
(中略)
私たちは今、アイゼンハワー大統領が警告したシステムを手に入れました。巨大な軍事組織と大規模な兵器産業が、「経済、政治、精神」までも総合的に、全てに影響力を及ぼしているのです。私たちの「自由と民主主義のプロセス」を従属させる「誤った権力の悲惨な台頭」を見ているのだ。
(中略)
あなたの政治がどうであれ、あなたが知っていようといまいと、アサンジの事件はあなたと、あなたが信じることを考え、発言し、書く自由を左右するのです。
(中略)
つまり、自由な社会の必要条件である「考える自由」「調べる自由」「発表する自由」の将来についてである。
 
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(以下略)

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