メキシコ便り(115):すでに大統領のインフレ対策計画の効果か?!メキシコのインフレ率に歯止め、メキシコ・ペソは世界一安定した通貨の一つに、外国からの投資、史上最高額に‼️ / 日本の企業もメキシコ大改革に貢献❣️

 ロペス・オブラドール大統領は、世界情勢から貧困層を守るために約52万トンのトウモロコシを購入。また年内の2200万人分以上のトウモロコシを確保するために少なくとも80万トンの備蓄を計画しているらしい。常に貧しい人を優先し、貧しい人のための政治は見てて気持ちがいい。今回のレポートは、そんな大統領が率いるメキシコの好調さが数字とグラフで表されたもの、大統領が朝のプレス・コンファレンスで発表したものを取りあげてみました。トップがまともだと、コロナ危機も食糧危機もなんでもどうにかホントに乗り越えられるんだと思いました。これを見ると、ロペス・オブラドール大統領のことを独裁者だの、共産主義だの、メキシコを破壊しているとわめいていた反大統領派たちにもう誰も耳を傾けないくなるでしょう。これらは理想のプランではなく、すでに起きた実績。

 今回のレポートには入っていませんが、ついでにこちらも。。。「2018年以降、メキシコペソは3.5%上昇し、賃金は67%上昇、海外直接投資は史上最高を記録。連邦犯罪は31%、誘拐は44.8%、車両窃盗は40%、強盗は24%減少。

 メキシコ大改革がどんどん進み、メキメキ蘇っているメキシコ🌟、日本の企業(三菱パワー)がメキシコ政府の電力発電所建設のメガ契約を受け、只今、貢献中だそうです。メキシコ政府は2024年の最初の四半期での稼働を希望しているとか。この件についてちょっと調べてみましたが、あまり日本では報道されていないみたい。親日のメキシコ人はかなり喜んでくださっているようです。日本政府は「ざんね〜ん」なこと多いですが、まだまだメキシコでは日本人に対する「信頼度」は高いなと感じました。😊
(popoちゃん💖)
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メキシコ便り(115):すでに大統領のインフレ対策計画の効果か?!メキシコのインフレ率に歯止め、メキシコ・ペソは世界一安定した通貨の一つに、外国からの投資、史上最高額に‼️ / 日本の企業もメキシコ大改革に貢献❣️

ロペス・オブラドール大統領のインフレ対策計画の効果すでにあり


メキシコでは、すでにインフレの上昇傾向は抑えられているとのことです。この2ヶ月は減少傾向で、すでに大統領のインフレ対策計画の効果が現れていると言われています。5月半ば時点で7.58%。(下の棒グラフ一番右↓)


ロペス・オブラドール大統領は、朝の大統領プレス・コンファレンスでメキシコのインフレの状況を他国と比較して説明をしました。(写真下↓)

YouTubeより、以下グラフは同

こちらがグラフを拡大したもの(↓)2022年1月、2月、3月のインフレ率。前年の同月と比較。

(エンジ色の箇所、左から)
 国、1月、2月、3月 
(上から順に)
ロシア
ブラジル
スペイン
チリ
コロンビア
アメリカ
メキシコ
ドイツ
イギリス
カナダ

ロシアのインフレ率にはびっくりしました!


メキシコ・ペソ、世界で最も安定した通貨の一つ


大統領によると、ペソは現在、世界で一番安定した通貨の一つだとか。下のグラフも大統領のプレス・コンファレンスで見せました。

機械翻訳:通貨別対米ドル為替レートの推移
2018年11月30日から2022年4月の期間
(ちょうどロペス・オブラドール政権に変わった期間)

左から:ロシア・ルーブル(ー77.2%)、ブラジル・レアル(ー27.9%)、チリ・ペソ(26.5%)、コロンビア・ペソ(−22.5%)、日本円(ー14.3%)、・・・(中略)・・・メキシコ・ペソ(ー0.1%)、スイスフラン(2.5%)、カナダ・ドル(3.3%)

これは前代未聞。過去メキシコでは毎回、大統領が変わるたびにペソは下落していたらしい。(グラフ下↓)各棒グラフは過去の大統領の任期中のドルに対するペソの値段で、1988年に新自由主義が始まって以来、大統領が変わる度にペソは下落。1994年1ドル=3ペソだったのが、今では1ドル=20ペソ。ドルの価値は約7倍に。酷い😱ロペス・オブラドール大統領(下のグラフ一番右)になってそれに歯止めが! 多くの通貨がコロナ禍、ウクライナ戦争の影響されたにもかかわらず、ペソはどっしり安定!ホントに今までにはあり得なかった話。


上から時代ごとの過去の大統領の名前、任期後、最初の4年間のペソの下落度%

これを見て、なぜpopoちゃんの旦那様がすぐにペソをドルに両替する習慣があるのか初めて理解できました!

機械翻訳+修正:過去の政権交代後41ヵ月間の為替レートの変動
(41ヶ月間の理由はロペス・オブラドール政権になって41ヶ月なので同じ期間で過去の政権と比較)

ロペス・オブラドール大統領の感情が、いつもしっかりアンダーコントロールされているように、ペソもどっしり安定。


過去最高の外国からの投資額


ロペス・オブラドール大統領は、とても嬉しそうに発表しました。海外からの投資がメキシコ史上最高額を達成!!!ロペス・オブラドール大統領が就任する直前のテレビ番組の討論会で、司会者が外国からの投資の減少を懸念していましたが、大統領はきっぱりと「正直な国ほど、投資家に魅力的なものはない!」言い切ったのを覚えています。ホントにそうなっちゃった!

機械翻訳:第1四半期の海外直接投資額

大統領いわく、海外からの投資が増えた理由は以下5つ。
1)メキシコはコロナ禍で一切借金を増やさなかった
2)アメリカに住むメキシコ人からの仕送り(国の歳入1位)の増加
3)税収の増加
4)USMCA(新NAFTA: 米国・メキシコ・カナダ協定)
5)汚職なし


CFE(連邦電気委員会)の発電所建設のメガ契約が日本の会社に!


こちら5月25日のナチョさんのEl Chapucero動画によると、スペインの電気会社イベルドローラはメキシコを去る準備をし、代わりに日本が入ってきて、CFE(連邦電気委員会)は日本(三菱パワー:三菱重工業グループの一社)にメガ契約を渡していた!とのこと。

スペインに本社を置く電気会社イベルドローラは、(ナチョさんによると真のオーナーはあのブラックロックのオーナー、アメリカ人のラリー・フィンクとのこと)メキシコで違法行為をして儲けていたことが判明。その一つ、自社発電(自社内で使うことを目的とした自社発電、過去のメキシコ政府は特別に234件ほどの許可を与えた)したものを顧客にまで売っていたとか。。。など、数々の汚職、不正行為が発覚した今、メキシコでは良いイメージはありません。

機械翻訳+修正:メキシコの規制当局CRE、スペイン企業のイベルドローラに4億6700万米ドルの罰金を科す。現地の法律に違反し、不適切に電力を第三者に販売したため。

CFEによると、メキシコは1999年の時点で100%電力会社は国のものだったが、2020年には39%が国、61%が民間企業に。あのまま何もしなかったら、2029年には国16%、民間企業84%になる予定だったらしい。

YouTubeより

そんな事態が、ロペス・オブラドール大統領のおかげで歯止めがかけられ、今、CFEの発電所の増設に投資中(一切借金なし)。そのメガ契約が日本の三菱パワーに渡ったとのこと。そしてナチョさんいわくここで大切なのは、三菱パワーはあくまでも建設するだけで、それ以降の発電所の管理、支配、所有などには一切関与なし。クリーンな発電をする最新テクノロジーらしい。

機械翻訳+修正:5月17日内務省長官 アダン・オーグストは、
日本のエネルギー産業界の代表らと日本大使館の代表らと会談しました。
メキシコでの仕事や投資のメリットについて意見交換をしました。


¡Viva japón!(ビバ、ハポン)
ニッポン、万歳!🙌🙌🙌

¡Viva Mexico!(ビバ、メヒコ)
メキシコ万歳!🙌🙌🙌

(popoちゃん💖)

Writer

popoちゃん

メキシコ人夫とメキシコ在住中♪
新アムロ政権の勢いある改革ぶりを中心に
「今のメキシコ」をお届けいたします!

体癖5・9、ピッタ・カファ、エニアグラム7


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