[You Tube]バーレーン民主化運動が無視され続ける理由

はっちです。
バーレーンで民主化運動を進めているのは、シーア派と呼ばれるイスラム教の宗派のようです。これは、ハーメネイ師のいるイランやアサド政権(シーア派の一部アラウィ派)と同じ宗派です。一方、カタール、バーレーン、サウジアラビアはスンニ派で、バーレーンの支配層もスンニ派。中でも、サウジアラビアは、バーレーンと巨大な橋で結ばれていて、米軍の基地や娯楽施設を受け入れてもらっているようです。
このような関係からもバーレーンで起きているデモや弾圧は、欧米やアラブの大手メディアで報道されていないのかなと理解しています。
(はっち)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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バーレーン民主化運動が無視され続ける理由
転載元)


dandomina さんが 2012/09/13 に公開

バーレーンの状況はシリアとは大変異なっています。バーレーンは偽りのない民衆蜂起、政治運動です。革命の可能性があります。

完全に無視されている理由は二つあります。主要な理由はアメリカ軍の第5艦隊が配置されていることです。この場所は戦略的に大変重要です。とりわけ、潜在的にロシアとイラ­ンに対してです。

バーレーン王室は社会を完全に束縛しています。第五艦隊維持のため、アメリカはいかなるバーレーン政府に対する、民主化政策を許しません。これは政府の政策を不安定にさせ­ることになるからです。軍事的な存在に影響します。

シリアとバーレーンの違いはシリアは国際的、西側帝国主義による植民地を拒否したのです。バーレーンは植民地なのです。ヒラリークリントンは友好国であるバーレーンに行き­、バーレーンの人々を助けるべきです。しかしこのことは起こりません。バーレーンにおいて、改革派にとっては真っ暗闇です。もしも王室関係者であれば、すべては問題なしで­す。

国際社会が真の倫理的な権威を持っていれば、バーレーンに介入するかもしれません。彼らはエジプトへ介入すべきであったようにです。千人の人々が死亡したのです。昨年野蛮­なエジプト軍事政府が抗議参加者を攻撃したのです。

バーレーンも全く同じ状況です。しかし国際社会は倫理的な権威を持ち合わせていません。これが事実なのです。彼らは介入するべきです。バーレーンは40年も同じ人間総理大­臣をしています。国王のおじです。

これはもはや冗談としか言いようがありません。ガルフ湾岸諸国はみな同様です。カタール、バーレーン、サウジアラビア、彼らはシリア国内のアルカイダに資金援助をして、自­爆テロ、キリスト教徒、無実の人々に対する民族浄化を行っているのです。


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