松戸市議会議員の宇津野史行氏が語る『マイナンバーカードの問題点』 ~「マイナンバーで一つ口座を登録したら、その情報をもとに他の登録していない口座も全部マイナンバーに紐付けようということです。」

竹下雅敏氏からの情報です。
 7月2日に開催された日本共産党松戸市議団による市政学習懇談会で、マイナンバーカードの問題点を、松戸市議会議員の宇津野史行(うつのふみゆき)氏が詳しく講演したものだということです。時間の無い方は、下のツイート動画の方をご覧ください。
 動画『マイナンバーカードの問題点』の一部を要約すると、“マイナ20000ポイントキャンペーンというのが行われました。これを理由にした申請者は全体の7割になりました。2月末に締め切られたキャンペーンの狙いは、マイナンバーカードを作らせるということの他に、健康保険証の情報と公金受取口座として個人の金融口座の紐付けをすること。ポイントを満額受け取るためには、健康保険証の情報と公金受取口座の情報の登録が必要でした。(8分25秒)
…今回の6月2日に成立した法律のポイント3つ目。口座情報への紐付け。給付金等の受け取りがしやすくなると宣伝。口座情報の紐付けは任意にもかかわらず、政府は「年金の口座や自治体が把握している口座を(国が勝手に)自動で紐付け」する方針を打ち出しました。今後、通知が送られてきます。あなたの口座、この口座をマイナンバーに紐付けしますけどいいですか、という通知を送るそうです。その通知が送られてきたら、「ダメです」と言って送り返す。もしそのままにしておいたり、無くしちゃったとか言ったら紐付けられてしまいます。(17分35秒)
…これ何が恐ろしいかと言うとですね、1口座を紐づけるとどうなるか。一つの口座を紐付けちゃうと、これを突破口にして預金保険機構を通じて、その人が持つ他の全ての金融口座に紐付けを行なうという預貯金口座管理法というのも、「2021年デジタル一括法」で通っています。つまり、もしマイナンバーで一つ口座を登録したら、その情報をもとに他の登録していない口座も全部マイナンバーに紐付けようということです。ただし、現状では本人が希望したらです。今は希望制ですが、そのうちお宅の口座全部紐付けますけど、どうですかという通知が送られてきて、「嫌です」と言わない限り全部登録されちゃうかもしれない。(20分14秒)”ということです。
(竹下雅敏)
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マイナンバーカードの問題点
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