ぴょんぴょんの「テレビを捨てた♪」 ~NHKの解約が、かんたんすぎて不気味という話

 ずっと前からやりたかったことの一つが、NHKを解約することでした。
 まのじ編集長をはじめ、時事ブログの読者の方たちの多くは、とっくにNHKと縁を切っておられると思いますが、私はなかなか実行に踏み切ることができませんでした。
 それが今回、さらっと、解約受付終了。スッキリしましたが、あまりのかんたんさに疑問が残ります。これはきっと、何か企んでいる?
 NHK渋谷本社を、あと4回は建て替えられるほどの貯金をもつNHK。
 それでもなお、受信料を無料にせず、NHKにスクランブルをかけることもせず、国民から受信料をむしり取る算段をしているようです。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「テレビを捨てた♪」 ~NHKの解約が、かんたんすぎて不気味という話

3日間、テレビをつけずに生活できてた


あづいあづい、今日もあづい〜。


おれ、テレビ、捨てたから。

へっ?! いつのまに?

ある日、テレビに近寄ったら暑い感じがしたんで、コンセントのスイッチを切った。

うんうん、テレビって、コンセントを入れてるだけで電気が流れてるって言うからね。

たしかに、コンセントを切ったら涼しくなった。ところがだ、おれの中のコンセントも切れたらしい。

どうゆうこと?

ひと仕事終えて、「やれやれ、いつものようにテレビを見よう」と思ったら、見る前に、コンセントをオンにせにゃならん。

ポチっと押すだけでしょ?

何もしたくないからテレビを見るのに、そのためにわざわざしゃがんで、スイッチを押すのがめんどくさい。

どんだけ、めんどくさがりなんだよ。

ま、いっか、って感じで、テレビをスルーしていくうちに、気づいたら3日間、テレビをつけずに生活できてた。

おおう! でも、やっぱ、見たくなったりしない?

でんでん。民放なんか、CMばっかでますます見るに耐えねえし、唯一見られるのはNHKのBSとEテレだったが、4Kが始まってNHKのBSが1つに減った上に、再放送ばっか。最後の砦のEテレも、最近やけにLGBTQに力を入れててキモいし。


それはよくわかるけど、疲れたときとか、何かあったときとか、テレビつけるとホッとするでしょ?

テレビつけたら、世の中のイヤなことも忘れられる〜ってか? そうゆうの、中毒って言うんだぞ。昔、テレビは麻薬だと脅されたことがあるが、テレビと縁を切ろうとすると、麻薬みたいに誘惑してくるからな。

たしかに、ぼくも、ヒマさえあればテレビの前に座ってる。中毒かもしれない。

疲れてたら、風呂に入って寝れ。イヤなことがあったら、何がイヤなのか、自分と向き合って、原因を探れ。テレビで紛らわせてたら、解決にならん。

そうは言うけど、テレビに救われる時もあるよ。災害のときとか、テレビがないと心細い。

たしかに、外で防災サイレンがウーウー鳴っている時に、テレビからの人の声にはホッとする。だが、ラジオで十分だ。テレビは、新しいニュースが入るまで、何度も同じことを繰り返すだけ。肝心なニュースはSNSの方が早くわかる。



NHKを解約する決心


でも、よく決心したね。

ずうっと、NHKを解約したいと思ってた。真実を伝えるどころか、ウソの報道で国民をだまし続けてきたからな。原発報道しかり、コロナワクチンの推進報道しかり、ウクライナ戦争のロシア悪者扱いしかり。ワクチン接種後に亡くなったのに、コロナで亡くなったことにした件とか、どんだけウソつくんだって。

それは、取材した人が、コロナで亡くなったと勘違いしてたんでしょ?

アホ! 時事ブログをちゃんと読め。「最初から捏造は既定路線だった」「関係者は全員納得の上、組織ぐるみで捏造した」って、バレてるんだよ。

そう言えば、原発報道で本当のことを言ったNHKの職員が、自殺に見せかけて殺された事件もあったね。NHKにはもう良心が残っていないのかもしれない。

NHK職員の平均年収は1,098万円。(Career Media)これだけの給料を、良心のために犠牲にするのは、そうとう勇気がいるだろう。

NHKを解約したい気持ちはよくわかるけど、なかなか解約させてくれないんでしょ?

そう思って、なんどあきらめたことか。だが、やるなら今だ、と思って検索したら、あった。「NHKはあっさり解約できる?受信料支払いを解約できる条件と手順、注意点を徹底解説!これに、「NHKの解約は難しいと思っていませんか?」「実は、ある条件を満たせばあっさりと解約できることがあります」とあって、「おれにもできそう」って思ったんだ。

Author:Sakaori[CC BY-SA]

へえ~ 「NHKは見ないから」じゃ、解約できないんだね?

そうだ、「テレビがあるということは受信機があるということなので、受信料を支払う義務があります。」(キリトリセカイ

ケチ〜。

「NHKの解約は、テレビを持っていないか、誰も住んでいない家にテレビがある場合に限ります。」キリトリセカイ


解約にはテレビを捨てた証明が必要


やっぱ、テレビがあったら、ダメか〜。でも、テレビがなくなると困るよ。DVDやブルーレイのプレーヤーもつながってるし、DVDもBDも見られなくなるからね。

おれも、そこがネックだったが、パソコンのモニターでも見られるし。大画面で見たければ、大画面のモニターを買えばいい。

せっかくテレビがあるのに? また、お金出して買うの? もったいないなあ。

その気持ちもわかるし、いざテレビを捨てるとなると、現役で働いてるテレビくんを捨てるのは、忍びなかった。だいぶ前に、バリバリ働いてた電子レンジくんとおさらばしたときも、このような罪悪感があった。しかし、ここは3次元。いつか別れが来るのは、モノの運命。


その子たちもまた、別の生に生まれ変わって、また進化していく。

おれもそう思うことにした。だが、捨てるのは、かんたんじゃなかった。テレビの後ろには触れたくない領域があったのだ。インターネットのターミナル、数々の配線、電話の回線が絡み合うその上には、何年にもわたって、ホコリとネコの毛が堆積している。

テレビの後ろなんか、掃除しないもんねえ。

掃除機でホコリを吸いながら、網の目のごとく手をつないだ配線を、まちがわずに外していくのも神経を使う。

ぼくも、配線の大掃除して、インターネットがつながらなくなってあわてたね。

ついでに、テレビラックに化石のように積まれた、ホコリまみれのビデオデッキ、レーザーディスクプレーヤー、DVDプレーヤーも処分するために、外に出す。暑い中、大汗かきながら、30分かけて、ようやく全部、車に積んだー!

で、どこに捨てに行ったの?

解約にはテレビを捨てた証明が必要だ。それがもらえれば、どこでもかまわん。おれは以前、古いパソコンを引き取ってもらった電器屋に持って行った。テレビのリサイクル量が2700円、運搬料が2273円で、計4973円の出費也。

へえ、テレビ捨てるのに、5000円近くかかるんだ。

あらためて電器屋に、「処分した証明というのは?」と聞くと、「テレビの家電リサイクル券と、リサイクル料のレシートのことだ」と教えてくれた。

レシートもいるんだ。


NHKの解約専用番号に電話する


そして、いよいよ、お次はNHKの解約。ここでもう一度、ぬかりのないように、「NHKはあっさり解約できる?」を読み直し、0120−151515(9:00〜6:00 土日祝祭日も受付)に電話した。


電話はハードルが高いなあ。オンラインじゃダメなの?

オンラインでは、契約はできるが解約はできない仕組みだ。

そうゆうとこ、いやらしいね。入会はかんたん、退会はめんどくさい。まるで、ネットワークビジネスか、カルト宗教だよ。

待たされるかと思ったら、いきなりオペレーターが出た。


フリーダイヤルって、けっこう待たされるよ?

たまたま空いてたんだな。おれはネットの記事を見て、 0120−151515にかけたが、NHKのホームページには、「解約のお手続きは、こちらまでご連絡ください。NHKふれあいセンター(営業) フリーダイヤル:0120-222-000 ※解約手続きは0120-151515でもお手続きができます」そうだ。

ちゃんと、解約専用の番号があるんだね。

で、つづきだ。電話の声があまりに機械的なんで、最初AIかと思ったが、「〇〇です」と名乗ったので、人間が応対しているらしい。まずは、「テレビを処分したので、解約したい」と告げると、氏名、NHKの登録番号、または登録している電話番号、住所を聞かれる。それらに答えると、「はい、ご登録が確認できました。テレビの処分はいつですか?」「昨日」「処分したことを証明するものはありますか?」「ある」「ご自宅に、他の受信機はありますか?」「ない」「1ヶ月以内に他の受信機を購入する予定はありますか?」「ない」と答えていく。

ウソをついてなければ、緊張する必要ないけど、ドキドキするね。

すると、「年契約でお支払いいただいていたんですね。ありがとうございます」なんて、いきなり礼を言われて面食らったぜ。

年払いの人は、ありがたいんだよ。

次に、引き落とし口座に返金を振り込むために、口座の名義を聞かれた。これも、本人確認のためだな。

へえ、払いすぎたおカネは、返してくれるんだ。

「1週間以内に解約書類を郵送しますので、処分を証明する書類のコピーを添付して返送してください」 電器屋でもらったリサイクル券と、リサイクル料のレシートのコピーを添付しろってことだ。「解約書類が到着して、3〜4週間で返金ができますので、口座をご確認ください」「担当は○○でした。長らく、ご利用ありがとうございました」で、ついにオシマイ!

意外だね。こんなに、スムーズに行くなんて。


NHKの解約は生きてるうちにしとけ


ああ、生きてるうちに解約できて良かった。

いきなり、何を言い出すの?

言っとくが、NHKは生きてるうちに解約しとけ。亡くなった後に解約するのは、死亡証明を送れだの、めんどくさいことになる。




もはや公共放送と呼べず、単なる『受信料ビジネス』でしかない


わかったわかった。にしても、あっさり解約できたね。NHKも解約が多くて、慣れっこになってるのかな? てことは、受信料も減ってるんでしょ?

たしかに2019年度以降、受信料収入の減少スピードは加速している。東洋経済

なのに、2023年10月から受信料を値下げしたよね。

ああ、地上契約は月額1100円(125円値下げ)、衛星契約は月額1950円(220円値下げ)になった。そのせいでNHKは、2024年3月の決算で34年ぶりに赤字になった。東洋経済

125円、220円くらい減って喜んでる人は、いないと思うけど。

値下げの裏で、不払い世帯から、受信料2倍分の割増金を取るようになったそうだ。

裏でそんなことしてたんだ? でも、そんなにケチケチしてるNHKが、あっさり解約させたのがふしぎ。

NHKはカネモチだから、心配ねえよ。東京・渋谷のNHK放送センターの建て替えにかかる費用は1700億円。それを補って余りある、6981億円の貯金を持っているからな。放送センターをあと4回建て替えられる計算だ。(東洋経済

渋谷のNHK放送センター
Author:Kakidai[CC BY-SA]

そんだけあるなら、受信料を取らなくてもやってけるよ?

だから、解約されても余裕シャクシャク。

いや、きっとなんか企んでる。スマホ持ってるだけで、受信料を取られるって噂を聞いた。

それはつまり、2024年5月7日に衆議院で可決された、放送法の一部改正案だろ? テレビを持ってなくても、チューナー内蔵パソコンや、ワンセグ対応端末がついてるスマホを持ってたり、スマホ・タブレット・パソコンから、NHKのネット配信サービス「NHKプラス」を視聴すると、受信料の支払いが必要になった。 (YAHOO!ニュース

それは、NHKを視聴して受信料を取るんだから、ふつうでしょ。ぼくが恐れてるのは、スマホを持ってるだけで、受信料を取られるかもしれないって話。

たしかに、総務省は「世帯単位でなく、個人単位で受信料の支払いを義務化するか 」「スマートフォンやパソコンがあれば、受信料の支払いを義務化するか 」を、現在検討中だと言う。「検討結果によっては、テレビの受信料にネットの受信料を上乗せして支払う可能性もあるでしょう。 また、スマートフォンを所有しているだけで、受信料の支払いが必須になる可能性もあります。」(YAHOO!ニュース

ほら! やっぱ、そうしたいんだ!

NHK、どこまでもあきれたヤツだな。公共放送の使命を捨てて、ビジネスに走るか? 「50代のベテランディレクターは『公共の範囲はどこまでか、受信料はなぜ必要なのかといったNHKの根本に関わる話を、NHKはあえて説明しない戦略を取ってきたように思える』と言う。説明せずとも、政府や与党政治家の意向にさえ逆らわなければネット受信料という新たな収益源を入手できる──。もしNHKがそう考えているのだとしたら、もはやそれは公共放送と呼べず、単なる『受信料ビジネス』でしかないだろう。」(東洋経済


もう、これ以上、国民から搾り取らないでー!!


Writer

ぴょんぴょんDr.

白木 るい子(ぴょんぴょん先生)

1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)

東洋医学セミナー受講者の声

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