竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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【時事ネタ】ゼ氏訪米機中、米露電話会談実施!これぞトラップ(罠)~土曜版です!
配信元)
YouTube 25/10/18
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露大統領と電話会談した後、米大統領はウクライナへのトマホーク供与に消極的に
引用元)
櫻井ジャーナル 25/10/19
トマホーク巡航ミサイルの供給を期待してウクライナのウォロディミル・ゼレンスキーはワシントンDCに乗り込み、10月17日にホワイトハウスでアメリカのドナルド・トランプ大統領と会談したが、トランプの回答はゼレンスキーを失望させたようだ。アメリカが保有するトマホークの数は限られているとして、供給に慎重な姿勢を見せたのだ。
(中略)
ウクライナへトマホークを供給するという話をトランプが撤回する直前、彼はロシアのウラジミル・プーチンと約2時間にわたって電話で話したという。何が話し合われたのかは明確でないが、プーチンは多くの時間を割いてウクライナの戦況を説明したとも言われている。
ロシアを憎悪しているキース・ケロッグ特使のようなネオコンに囲まれているトランプは「ウクライナは勝っている」という彼らの御伽話に影響を受けているようで、現実を知らせたということ。公開されている情報を分析するだけでもロシアが勝っていることは明確だが、そうした情報が伝わらない態勢になっているとも言われている。
(中略)
ともかく、トランプはプーチンと電話した後、発言内容が大きく変化した。トマホークを供給すると言えばロシアは停戦に応じるとでも思っていたのかもしれないが、屈服する見込みがないことはわかったはず。戦争がエスカレートしてアメリカとロシアが直接戦う事態になり、核戦争に発展する可能性があることも理解したのだろう。
(以下略)
(中略)
ウクライナへトマホークを供給するという話をトランプが撤回する直前、彼はロシアのウラジミル・プーチンと約2時間にわたって電話で話したという。何が話し合われたのかは明確でないが、プーチンは多くの時間を割いてウクライナの戦況を説明したとも言われている。
ロシアを憎悪しているキース・ケロッグ特使のようなネオコンに囲まれているトランプは「ウクライナは勝っている」という彼らの御伽話に影響を受けているようで、現実を知らせたということ。公開されている情報を分析するだけでもロシアが勝っていることは明確だが、そうした情報が伝わらない態勢になっているとも言われている。
(中略)
ともかく、トランプはプーチンと電話した後、発言内容が大きく変化した。トマホークを供給すると言えばロシアは停戦に応じるとでも思っていたのかもしれないが、屈服する見込みがないことはわかったはず。戦争がエスカレートしてアメリカとロシアが直接戦う事態になり、核戦争に発展する可能性があることも理解したのだろう。
(以下略)
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ドンバスのほぼ全域は「ロシアが既に制圧」―トランプ大統領
転載元)
RT 25/10/20
米国大統領は、現在の前線での停戦を呼びかけました。
2025年10月4日、ドンバスの前線付近にいるロシア兵。©スタニスラフ・クラシルニコフ/スプートニク
ドナルド・トランプ米大統領は、ロシアとウクライナはドンバスにおける現在の戦線を凍結すべきだと述べ、モスクワがいずれにせよこの地域のほぼ全域を支配していると指摘した。
トランプ氏は木曜日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談し、翌日にはホワイトハウスでウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領と会談した後、この発言を行った。
「彼らは現状の戦線で立ち止まるべきだと考えている。残りは交渉が非常に難しい」とトランプ氏は日曜夜、大統領専用機内で記者団に語った。「彼らは今すぐ戦線で立ち止まり、家に帰り、人を殺すのをやめ、それで終わりにすべきだ」と付け加えた。
ドンバスについて問われると、トランプ氏は「現状のままでいい。土地の78%は既にロシアに奪われていると思う。今のままにしておくべきだ。彼らは後で何らかの交渉をすればいい」と述べた。
2014年、ドンバス地方のドネツクとルガンスクは、同年早々にキエフで起きた西側諸国が支援したクーデターを受けて独立を宣言し、ウクライナからの分離を問う投票を行った。2022年9月、両地域はロシアへの編入を問う住民投票を実施した。ウクライナおよびその他の大半の国々は、ロシアが設定した新たな国境を承認することを拒否している。
ロシアのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は8月、ウクライナ軍がドネツク人民共和国の約20%、ルガンスク人民共和国の1%未満を制圧していると述べた。
プーチン大統領は、停戦が機能するためには、ウクライナ軍がドンバス全域から撤退する必要があると述べている。また、ロシアの新たな国境の承認を永続的な平和の条件の一つとして挙げた。
ゼレンスキー大統領は、トランプ大統領の即時停戦の呼びかけを支持したが、ロシアに「新たな」領土を引き渡すことを拒否した。
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2025年10月4日、ドンバスの前線付近にいるロシア兵。©スタニスラフ・クラシルニコフ/スプートニク
ドナルド・トランプ米大統領は、ロシアとウクライナはドンバスにおける現在の戦線を凍結すべきだと述べ、モスクワがいずれにせよこの地域のほぼ全域を支配していると指摘した。
トランプ氏は木曜日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領と電話会談し、翌日にはホワイトハウスでウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領と会談した後、この発言を行った。
「彼らは現状の戦線で立ち止まるべきだと考えている。残りは交渉が非常に難しい」とトランプ氏は日曜夜、大統領専用機内で記者団に語った。「彼らは今すぐ戦線で立ち止まり、家に帰り、人を殺すのをやめ、それで終わりにすべきだ」と付け加えた。
ドンバスについて問われると、トランプ氏は「現状のままでいい。土地の78%は既にロシアに奪われていると思う。今のままにしておくべきだ。彼らは後で何らかの交渉をすればいい」と述べた。
🇺🇸🇺🇦 TRUMP ON THE UKRAINE-RUSSIA WAR: "LET PUTIN KEEP WHAT HE CONQUERED"
— Mario Nawfal (@MarioNawfal) October 20, 2025
"Let it be cut the way it is. It's cut up right now.
I think 78% of the land is already taken by Russia.
They can negotiate something later on down the line."
Source: NewsNation https://t.co/gsnhF5yYG2 pic.twitter.com/CPGj5lEGPx
2014年、ドンバス地方のドネツクとルガンスクは、同年早々にキエフで起きた西側諸国が支援したクーデターを受けて独立を宣言し、ウクライナからの分離を問う投票を行った。2022年9月、両地域はロシアへの編入を問う住民投票を実施した。ウクライナおよびその他の大半の国々は、ロシアが設定した新たな国境を承認することを拒否している。
ロシアのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は8月、ウクライナ軍がドネツク人民共和国の約20%、ルガンスク人民共和国の1%未満を制圧していると述べた。
プーチン大統領は、停戦が機能するためには、ウクライナ軍がドンバス全域から撤退する必要があると述べている。また、ロシアの新たな国境の承認を永続的な平和の条件の一つとして挙げた。
ゼレンスキー大統領は、トランプ大統領の即時停戦の呼びかけを支持したが、ロシアに「新たな」領土を引き渡すことを拒否した。
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この件に関して、ニキータ氏は動画の中で、“トマホークには核弾頭搭載が可能なバージョンがある…トマホークが発射された際に、核弾頭が装着されているかどうかは分別が難しい…しかし、ゼレンスキー氏が米国へ飛び立った16日、彼が機中にいる間、なんとトランプ大統領はプーチン大統領と2時間にも及ぶ電話会談を行いました。その結果、次回の米露首脳会談を来週ハンガリーで実施することで合意したと報じられています。(1分1秒)”と解説しています。
トランプ米大統領は17日に、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談したわけですが、“トランプ大統領は、ウクライナがロシアとの戦闘で必要としている巡航ミサイル「トマホーク」供与の可能性を否定しなかったものの、ロシアのプーチン大統領との直接会談を控える中、供与に積極的な姿勢を示さなかった。”とロイターは報じています。
プーチン大統領との電話会談後に、トランプ大統領の発言が変化したことについて、櫻井ジャーナルは「プーチンは多くの時間を割いてウクライナの戦況を説明した」ためだと指摘しています。
ネオコンに囲まれているトランプは、「公開されている情報を分析するだけでもロシアが勝っていることは明確だが、そうした情報が伝わらない態勢になっている」ために、「ウクライナは勝っている」というネオコンの御伽話に影響を受けていたというのです。
この期に及んで「ウクライナは勝っている」という妄想を信じるのはアホだけだと思いますが、日本も含めた西側の大統領、首相の中にまともなのは一人もいません。なので、2時間にも及ぶ説明が必要だったわけです。「プーチン大統領が忍耐強くて良かったな」と思います。
今日のフルフォード情報日本語版(VOL819)の冒頭には、“アメリカ政府は9月30日の会計年度末に対外支払い(米国債の利払いや貿易上の支払い)を行えず、不渡りを出した模様だ。…そこで、この状況を食い止めるためトランプは「今月の末までに中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領と会談する」と発表。これによりアメリカの倒産は事実上11月1日まで凍結されることになった。”とありました。
プーチン大統領との電話会談でトランプの物分かりが良かったのは、「不渡り」という状況を食い止めるために、今月末までに中国・ロシアの両首脳と会談する必要があった為かも知れません。