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ぴょんぴょんの「かてもの」 ~穀物と混ぜたり、その代用品として食用に用いることができる植物
食糧難の時に助かるドングリ
どんぐりの餡でできた「しだみ団子」づくりに参加しました。今年は凶作だったどんぐりは昨年のものを使用。念入りにあく抜きをして今年はおいしく出来あがったものをいただくことができました。お団子の写真を撮ることをわすれてしまいました。救荒食であり、飢饉のとき人々の命を繋いだ食事なのです。 pic.twitter.com/I114NwexUX
— heavenlyisland (@heavenlyisland) November 17, 2025
ドングリは渋みが強く、渋抜きが必要とのことなのですが、それは時間のかかる作業。水を何度も取り替えて、灰汁水も使って煮沸すること、なんと丸二日。(中略)...そうやってじっくり煮たドングリに、黒糖と白糖・塩を加えて、しだみ餡を作ります。
凶作時も実る「しだみ」は、乾燥保存できる備蓄食料として重宝された。味がよく栄養があり、カロリー、たんぱく質、脂質、炭水化物は白米と同じくらい含まれる。
(農林水産省)
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江戸時代にあった四大飢饉とは、
寛永の大飢饉(1642年〜1643年):全国(特に東日本日本海側)
享保の大飢饉(1732年):中国・四国・九州(特に瀬戸内海沿岸)
天明の大飢饉(1782年〜-1787年):全国(特に東北)
天保の大飢饉(1833年〜1839年):全国(特に東北)です。
凶作の翌年は飢饉になるのを見越して、領民を救うために対策を立て、食料不足時の工夫を本にしたのが、上杉鷹山(うえすぎようざん)で有名な米沢藩でした。