加盟国には世界人口の約半分が居住しており、世界のGDPの3分の1以上を生み出している上海協力機構(SCO)と、SCO開発銀行がもたらす、ドルに依存しない金融圏の可能性!

竹下雅敏氏からの情報です。
 2026年上海協力機構(SCO)首脳会議が8月31日から9月1日にキルギスのビシュケクで開催されました。
 上海協力機構(SCO)は2001年にロシア、中国、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、ウズベキスタンの6ヵ国の主導で設立されました。
 9月1日に行われた首脳会議の演説で、ロシアのプーチン大統領は、“2017年にはインドとパキスタンが、2023年にはイランが、2024年にはベラルーシが上海協力機構に加盟しました。上海機構の活動には、オブザーバー国であるアフガニスタン、モンゴル、また対話パートナー国15ヵ国も積極的に加わっています。上海協力機構は今日、事実上最大の地域連合体です。ユーラシア大陸だけでなく世界においても、加盟国には世界人口の約半分が居住しており、世界のGDPの3分の1以上を生み出しています。”と言っています。
 共同通信は、“イランを含む加盟国首脳らは政治や経済、テロ対策などでの協力強化を明記した「ビシケク宣言」を含む20以上の文書に署名し、米国に対抗する多国間機構としての結束を確認した。…宣言は、中国が提唱するSCO開発銀行の設立準備を続けると確認。同銀行は加盟国のインフラ整備に融資し、米欧の通貨や金融システムに依存しないことを想定している。”と報じています。
 反DS歴史研究者の金子吉友氏は、“今回のSCOの首脳会議の目玉は一体何なのかということなんです。それがですね、SCO開発銀行ということになるわけですね。SCO加盟国のインフラやエネルギー、物流、資源開発などを支援するための金融機関の構想であるということです(4分51秒)。…このSCO開発銀行が一体なぜ重要なのか、それはドルに依存しない金融圏を作る可能性があるということなんですね(5分35秒)。…SCO上海協力機構の内部では既に起きていることですが、加盟国間の決済で自国通貨を使う動きというのが主流になりつつあるということですね。自分たちの通貨をすでに使っていて、ドルを使っていない(7分36秒)。…2026年の8月の7日にサウジアラビア、トルコ、パキスタンの3ヵ国が「メッカ共同防衛協定」に署名しています(9分45秒)。…ここで重要になってくるのが、この上海協力機構との接続ということなんですね。パキスタンは上海協力機構の加盟国です。トルコ、サウジアラビアはSCOの対話パートナーである(10分9秒)。…西側メディアでは、イランはよく孤立国家として描かれるわけですけども、それは西側から見た話なんですよね。…しかし、非西洋ユーラシアのグループの中では、孤立をしていないどころか、中東の覇権国としての地位を得ているということですね(11分17秒)。…なので「西洋」対「非西洋ユーラシア連合」、このような構図になってきていると考えていいかという風に思いますね(13分8秒)。…なので日本は、インドのようにですね、西洋とも非西洋ともうまくバランスして付き合っていくということを、これからやらなければならないでしょうね。(20分48秒)”と話しています。
(竹下雅敏)
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ドル覇権崩壊へ!! 中露印イランが始めた“反米経済圏”の正体
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プーチンと習近平は、キルギス・ビシュケクで開催されたSCOサミットで会談しました。

彼らは次の行動を計画しています。
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