[竹下雅敏氏]脱原発勢力の一本化に対する田中龍作氏、天木直人氏、広瀬隆氏、孫崎享氏、植草一秀氏の見解 〜宇都宮氏と共産党を、どう評価すべきか〜

竹下雅敏氏からの情報(5点)です。
 脱原発勢力の一本化に対する見解を、田中龍作氏、天木直人氏、広瀬隆氏、孫崎享氏、植草一秀氏の記事から取り上げました。安倍政権の暴走を防ぎたいと願う識者たちの思いは、共通していると感じます。それでも一本化を同意せず、安倍政権の原発推進派を利する行動をやめようとしない宇都宮氏と共産党を、どう評価すべきでしょうか。信念の人あるいは状況に応じて柔軟に対処できない頑固者。まだ一本化の望みは消えていないので、是非とも今の政治状況をきちんと把握して、安倍政権を倒し、原発を止めることに力を結集してもらいたいと思います。
 こうした出来事を見ても、宇都宮氏が人格的な部分は別にして、政治家には向いていないと思うのです。理が通るほど政治の世界は甘くありません。理ではなく金と利権が通る世界なのです。そうした中で今出来る最善のことは何かという視点で動かなければなりません。奇跡が起こって宇都宮氏が都知事になったとしても、議会が動かず都政が停滞し、結局リコール運動から再選挙の可能性が極めて高いと思うのです。小泉元首相は確かに、格差と貧困を拡大した張本人です。しかし過去は過去として今彼がどういう立場で動いているのかを見極めて、協力すべき時には協力しなければなりません。小泉元首相の行動は良心からではなく、彼の天才的な政治の勘によって、権力層の支配構造が変化し、どちらの側につけば自らが生き残れ、また息子を将来総理に出来るかという判断によることは明らかです。宇都宮氏のように、良心から脱原発その他の政策が出て来ているのではありません。こうしたことをすべて理解した上で協力すべきは協力するというのが、政治なのだと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

――――――――――――1点目――――――――――――
【都知事選】 本命3氏、原発争点に記者会見 舛添氏もポロリ
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――――――――――――2点目――――――――――――
民主革命の最後のチャンスを潰す共産党と宇都宮氏に再考を促す
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――――――――――――3点目――――――――――――
【広瀬隆さんより】忘れない、舛添要一の罪
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――――――――――――4点目――――――――――――
僅かの可能性であれ、宇都宮・細川候補の一本化への動きを支持する。
不成功なら鼠とる猫の選択
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――――――――――――5点目――――――――――――
主権者は政治家をはさみのように使いこなすべし
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