[The Voice of Russia 他]フランスのジャーナリストを殺害してはならないが、ウクライナの子供たちは殺してもいいのか?

竹下雅敏氏からの情報です。
 ひょっとしたら、誰一人死んでいないかも知れないフランスの襲撃事件。デモに参加した首脳たちの顔ぶれを見ても、茶番だとわかります。写真の右端には、ウクライナのポロシェンコ大統領が写っています。またよくこのデモに参加出来たものだと思うのは、イスラエルのネタニエフ首相。
 この時、ウクライナでは茶番ではない出来事が起こっています。ウクライナ軍がドンバスの一般市民を殺害しているのです。“続きはこちらから”以降は、閲覧注意です。8歳の少年が、ウクライナ軍のミサイルによって両足と片腕を失い、顔面は破片で傷だらけです。しかし私たちが直視しなければならないのは、フランスでの茶番ではなく、こちらの現実です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
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ウクライナ首相、ウクライナ南東部の砲撃について問われパニックに
転載元)
© Photo: REUTERS/Brendan McDermid

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ウクライナのヤツェニューク首相はドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ」記者から「ヒューマンライツウォッチや国連の情報ではウクライナ軍がウクライナ南部および東部で市民に対し砲撃を行っているそうだが」と水を向けられ、神経質な反応を見せた。

ウクライナ首相「ソ連は第二次大戦でウクライナ・ドイツを侵略した」
首相は記者が質問を言い終わらないうちに、「私はヒューマンライツウォッチが占領下にあるウクライナ東部の状況をよく見、かの地でクラスタ爆弾が使われているという情報の確たる証拠を提出してくれるよう望む」と述べた。

この記者は、ヒューマンライツウォッチの情報では、ウクライナ砲兵隊はウクライナ南部・東部市民の人命を尊重せず、中央政府もこうした批判をまともに検討していない、と指摘した。これに対し首相は激して「それは違う。証拠はない。ロシアが悪意でやっているのだ」と述べた。


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フランスのジャーナリストを殺害してはならないが、ウクライナの子供たちは殺してもいいのか?(VIDEO)
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© Photo: RIA Novosti/Konstantin Chabalov

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欧州が、イスラム過激派によるフランスの風刺週刊紙「シャーリー エブド」襲撃事件への怒りに燃えている間にも、ウクライナのポロシェンコ大統領は、パリで犠牲者を追悼するデモ行進に参加し、ウクライナ軍は、ドンバスの一般市民を殺害している。

ドネスクの病院から悲惨なニュースが伝えられた。8歳の少年イワン君が、自宅の中庭で、ウクライナ軍が発射したミサイルによって負傷し、病院に搬送された。

イワン君の5歳の弟は死亡、イワン君は両足と片腕を失い、顔は破片で傷だらけになった。

もちろん、フランスのジャーナリストたちを殺害した者たちは犯罪者であり、処罰されるべきである。しかし、イワン少年の身体を不自由なものにし、イワン君の弟、そしてウクライナ南部・東部の数千人の市民を殺害した者たちも同じく犯罪者だ。

殺害しているのは、ウクライナ軍である。ウクライナ軍は、ポロシェンコ大統領の指示で人々を殺害している。そのため、ポロシェンコ大統領も犯罪者となる。

しかしなぜ、ポロシェンコ大統領は刑務所に送られず、パリで行進しているのだろうか?

11日にパリで開かれたデモ行進にポロシェンコ大統領と肩を並べて参加した西側の首脳たちは、まだこの問いに答えていない。

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