[日本や世界や宇宙の動向 他]今後、金銀の価格が急騰する? / 世界の金市場で「大躍進」する中国

竹下雅敏氏からの情報です。
 やはり、金(ゴールド)はいずれ価格が高騰することになりそうです。通貨の裏付けが金になるのであれば、そうなるのが自然だと思います。それを見越して、中国は着々と準備を整えているようです。安倍政権では、この流れに取り残されてしまうという危機感があります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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今後、金銀の価格が急騰する?
転載元より抜粋)
http://kingworldnews.com/breaking-richard-russell-just-exposed-coming-event-going-shock-world/
(概要)
2月26日付け:キングワールドニュースより

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ニュースレターのゴッドファーザーと呼ばれる90才の筆者(リチャード・ラッセル氏)が世界を震撼させる情報を公開しました。世界は彼が予想する出来事に対して何の準備もできていないと警告しています

リチャード・ラッセル氏曰く:世界のバランスシートは負債とローンばかりになりつつあり、バランスシート上の資産側には金貨と銀貨があります。

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バランスシートの資産側を増やすには金の価格を高く設定する必要があります。金の価格を1オンス5000ドル又は1万ドルにしないことには、デフレを食い止めることはできません。

金の価格がリセットされるとするなら、それは突然行われます。
誰もそのようなことは予想していないでしょう。

1933年の大恐慌時に金の価格がリセットされました。
価格が安く入手可能な今のうちに、金や銀を買っておいてください。

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世界の金市場で「大躍進」する中国
転載元より抜粋)
© Photo: Fotolia.com/meryll

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中国は、金の値決め方式を変更する協議だけではなく、金の値決めにも参加する見込み。「ロンドン・フィキシング」の代替となるロンドン貴金属市場協会(LBMA)の新たな電子システムが稼動する3月末にも、中国が金の値決めに参加するとみられる。

中国は、ロンドンにはじめて挑戦した9月29日からわずか半年間で、世界の金市場における「大躍進」を成し遂げた。ロンドンでは、約100年前から金の値決めが行われている。

金の値を決めているのは、ロンドン銀行間金市場を形成している5つの銀行。中国は、この「ゴールデンファイブ」による統治への依存を克服しようとし、独自の「金市場における中国の値」を決める手段を開発した。中国は、金の国際契約を国内市場と結びつけた。相場アナリストのセルゲイ・ヘスタノフ氏は、これは、ロンドンの金取引所で設定された古いゲームのルールに対する中国の最初の挑戦だったとの見方を表し、次のように語っている。

「上海金取引所の決定は、中国国内の取引で設定されている価格をベンチマークとして確固なものとすることを可能とした。独立したベンチマークがあることで、上海証券取引所の取引は、ロンドンの金の値決めから正式に独立することができた。」


3月から、取引の参加者が大幅に拡大する見込み。これによって、金の世界標準価格が設定される。上海金取引所も参加者に含まれるとみられている。なお値決めを行うLBMAには、中国の銀行3行が加わる予定。中国が世界1位の金保有国であることを考慮した場合、中国は同市場で独自のゲームのルールを押し付ける現実的なメカニズムを手に入れるだろうとの見方を示し、次のように語っている。

「価格政策は、自由市場における商取引の結果、決定されるだろう。しかし少なくとも、このゲームへこの膨大な国の金保有が参加することで、もちろん、貴金属市場、金の国際価格、同分野の制度や作業工程に影響があるだろう。上海は、ロンドンやニューヨークと並んで、金取引と金と関連した通貨取引の世界の中心地となる。これは、中国を金取引の世界の中心地、世界の金融中心に変える意図的な政策だ。

中国が、金の価格設定の世界の中心地になるを早めるために昨年秋、世界の40のプレーヤーが、上海金取引所の取引に直接参加する権利を取得した。中国は、外国人投資家に自国の金市場を開放したことで、自国の立場を強化した。これには相乗効果も伴うだろう。なぜなら金消費の世界の中心地は、アジア全体の金価格の指標が設定されている場所と一致したからだ。

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格付けの独占状況にピリオド! 露中が新格付け会社の設立へ
転載元)
© Photo: RIA Novosti/Sergey Guneev

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世界の3大格付け会社(FitchRatings, Moody's, Standard & Poor's)の独占状況とおさらばするため、ロシアと中国の代表らは新たに独立した国際格付け会社Universal Credit Rating Groupの設立に乗り出した。 

中国の格付け会社「ダグン」のグアン・ツィジャンジュン社長がヴェスチ通信社に語ったところによると、新格付け会社は独立した、公平な会社で、イデオロギーから離れた自由な新メソッドを基盤に作業を組み立てる。メソッドは債権国の利益のみならず、債務国の利益も考慮するものとなる。

新格付け会社は評価の理由がいつも明確であるとは限らない3大格付け会社と競争を行なう。2008年の国際危機の際も3社の評価は政治化されており、ロシアの主権格付けは低く評価されていた。

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