［竹下雅敏氏］サルーサが消滅した経緯⑥
陰謀の首領である大山咋命とその関係者

注）以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

＜解説＞


　玉依姫はウガヤフキアワセズの妻だったのですが、天界の改革でウガヤフキアワセズが消滅し、互いに惹かれ合っていた大山咋命と一緒になることが出来ました。ハルマゲドン（第三次大戦）の陰謀は、元々応神天皇を中心とするもので、この計画に大山咋命を始め、賀茂建角身命（鴨建祇命）、磯依姫、玉依姫も関与していました。しかし、天界の改革によってこの計画は破棄され、彼らは新しい天界の秩序に従う事を約束したはずでした。しかし秘かに大山咋命は、この計画を継続していたのです。サルーサの一件でその事が発覚し、彼は処刑されます。6月1日の日記に
　「首領は第3システムに居た大山咋命。16時37分に逮捕命令を出す。大山咋命　処刑（21時）」
とあります。
　夫が処刑されたことで、妻である玉依姫、そして両親の賀茂建角身命と磯依姫のことを心配しましたが、玉依姫は私のことをとても信頼してくれており、悲しみの中でじっと耐えているように感じました。



　しかし、結果は最悪のものになりました。6月2日の日記に、
　「午前1時から3時、玉依姫と100柱の攻撃」
　「午前10時40分から11時、賀茂建角身命と磯依姫と200柱の攻撃。いずれも消滅」
とあります。私に対する信頼の気持ちよりも、夫を殺された事の恨みの気持ちの方が強かったわけです。娘が死んだことで、両親が怒りから私を攻撃して来たのだと思います。こうして下賀茂神社に祀られている3柱は、消滅してしまいました。


　玉依姫の子である賀茂別雷神を心配しました。彼は私の天界の友であり、私を大変信頼してくれている神です。時々彼の波動を見たのですが、一族が消滅したにも関わらず高い波動を保っていました。彼だけは一族のしがらみを乗り越えて、生き残ってもらえるものと思っていましたが、実のところこれは彼の戦略だったようです。6月9日の日記に
　「賀茂別雷神が消滅。午前2時35分。1人で雷を放ったらしい。その後一族の者が20柱で攻撃。全て消滅。」
とあります。当初の高い波動は私を安心させるため、かつ油断させるためだったようです。部下と共同で攻撃して来るのではなく、１人で攻撃をして来たのは、さすがだとも言えますが、部下との協調した行動は、密告も考慮に入れると、逆に危険だと判断したのではないかと思います。彼としては、友と油断している私の虚を突いて、必殺の雷を放てば、確実に殺せると考えたのだと思います。ガヤトリー・マントラによって私が守られていることも知っていたので、それを封じる手立てを、時刻を合わせて行ったものと思います。
　しかし、私はこうした手段で攻撃して来ることを、これまでも何度も経験しているので、予め予防措置を取っています。私をこのような方法で殺すのは無理なのです。放った雷で賀茂別雷神は一瞬にして消滅してしまいました。
　こうして、上賀茂神社の祭神である彼も、陰謀の中心であった下賀茂神社の祭神も、全て消滅してしまいました。