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大阪万博の未払い問題は「民間同士の契約」では済まない 〜 吉村大阪府知事は「中小建設会社、設備会社の皆様へ」と協力を呼びかけていた / 夢洲の万博をゴリ押しした維新は責任をとるべき

 万博会場の夢洲の軟弱地盤が原因で、海外パビリオンは計画していた建築が認められず「デザインや工法、予算などの見直し」を迫られました。その結果、建設の予定が大幅に遅れ「開幕までわずかな期間しかない中で、昼夜を問わず過労死レベルの工事」を請けた建設業者の方々は、多くのパビリオンを必死で完成させました。ところが元請けのGL社(仏)は「契約違反があるので、契約を解除する」「クライアントが『気に入らない』と言うので払わない」など未払いのトラブルが頻発しています。
 「万博工事未払い被害者の会」によると「業者やその家族1000人が路頭に迷っています」「私財を使い耐えてきたが、もうお金に換えられるものがない。差し出せるものは自分の命しかない」など危機的な状況に立たされています。
 しかし今に至るまで万博協会側は「民間同士の契約なのでやれることに限界がある」「私たちができるのは行政の相談窓口などの紹介」と逃げて、生活が壊される業者の方々を救おうとしません。被害者の会では「役所や関係機関との交渉に行く交通費さえ、足りない状況です。無理のない範囲で下記(百十四銀行 坂出支店 バンパクコウジミバライモンダイヒガイシャノカイ 店番261 口座番号1626711)へのカンパをお願いします。」と呼びかけておられました。
 万博協会の言うように工事費の未払いは「民民の問題」なのでしょうか。ネット上では、吉村大阪府知事の「万博成功に向けて、協力しても 構わないという地元中小建設会社、設備会社の方がいらっしゃいましたら、こちらまでお願いします」という過去の動かぬ証拠が上がっています。被害者の会は、石破総理、武藤経産大臣、十倉万博協会会長、そして吉村大阪府知事に「命と生活を守るために、一刻も早く私たちに対して未払い工事代金の立て替え払いをしてください」「命と生活を守るために、返済期間が長期の無利子融資を緊急に実行してください」と要請する署名活動を行なっています。大阪万博のために人が亡くなるようなことがあってはならない。大阪万博をゴリ押ししてきた維新はきっちり責任をとらねばなりません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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大阪・関西万博のパビリオンで3億円超の工事代金未払いを出したGLイベンツ社とは
引用元)
(前略)
 大阪・関西万博の海外パビリオン建設を巡り、次々に「工事代金の未払い」が発覚している。中でも金額が大きいのは、イベント会社「GL events Japan」(本社・東京港区)による未払いだ。GL社はフランス資本の大企業で、日本法人は2016年に設立。ルーマニア、セルビア、ドイツ、マルタのパビリオンを元請けしていたが、下請け業者らによるといずれも未払いがあり、被害者の訴えを合計すると3億円を超える。6月23日に、四つのパビリオンの被害者らが記者会見し、「GL社は『このままでは開幕に間に合わない』と助けを求めて来て、協力させるだけさせて、支払いになると手のひらを返す。いったいどういう会社なのか」と口をそろえた。
(以下略)
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【速報】相次ぐ万博パビリオン「未払い問題」に博覧会協会「非常に残念」アメリカ館でのパビリオン未払いは「どういうことがあったのか情報収集中」
引用元)
 大阪・関西万博で相次ぐ、海外パビリオンの工事費未払い問題。新たにアメリカ館の工事に携わった下請け業者間でも未払いが起きている点について、7月7日に会見を開いた博覧会協会の髙科淳副事務総長は「報道を承知しているが、どういうことがあったのか情報収集中」などと述べました。
(中略)
一方で、民間事業者同士の契約になることから、髙科淳副事務総長は「そこに協会として権限がないことから何か具体的にできるかってことは難しい、どうしてもやれることに限界はあるが、できる範囲で問題解決に向けて協力をしていきたい」と述べました。
(中略)
 博覧会協会はこれまで相次ぐ工事費の未払いについて「私たちができるのは行政の相談窓口などの紹介」だとしています。
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万博工事未払い被害者への早急な救済措置を総理大臣、経済産業大臣、大阪府知事、万博協会会長に求めます
引用元)
(前略)
私たちは、2025大阪万博工事において、さまざまな外国パビリオンの建設工事に携わってきました。開幕までわずかな期間しかない中で、昼夜を問わず過労死レベルの工事をして、多くのパビリオンを開幕日までに完成させることができました

 ところが、例えばアンゴラ館、マルタ館、中国館、ルーマニア館、セルビア館、ドイツ館、アメリカ館などで、元受け企業や上位の下請け企業が建設代金を支払わず、私たち下位の下請け企業に対する多額の未払いが発生し、このままでは私たちだけでなく、さらに下位の孫請け、ひ孫請け業者が連鎖倒産する恐れがあります。
(中略)
 ある業者は「業者やその家族1000人が路頭に迷っています。早急に対応してほしい。」また、別の業者も「私財を使い耐えてきたが、もうお金に換えられるものがない。差し出せるものは自分の命しかない」など、生死に関わるぎりぎりの状況なのです。
(中略)
1.命と生活を守るために、一刻も早く私たちに対して未払い工事代金の立て替え払いをしてください
 私たちは万博という国策の遂行に力を尽くしてきました。ぜひ、税金を使い、立て替え払いをしてください。
また、私たち未払い被害者が建設したパビリオンから収益を得ている訳ですから、万博入場料収入を立て替え払いの原資にしてください。
2.命と生活を守るために、返済期間が長期の無利子融資を緊急に実行してください
 現在、私財を処分するなどして生活をしている状況ですが、もう限界です。家賃が払えず退去させられ、寝る場所がない仲間もいます。生活を、そして命を守るため早急に返済期間が長期の無利子融資をお願いします。
(以下略)
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配信元)

全国比例の奥田ふみよ候補が怒りの投稿 〜 普通の国民が立候補できないほど前近代的で虐待的な「暴力選挙」の活動ルール / 潤沢な資金と組織力がある候補との異常な不公平

 選挙が始まり、多くの候補者がボランティアを募集しています。普段目にする街頭演説の準備だけでなく、ポスター貼りや公選ハガキの準備などスピードを要する仕事がいろいろありそうだなと想像していました。
 しかしそんな幼稚な想像など吹き飛ぶ凄まじい雑用が候補者を襲っていることを知りました。れいわ新選組の奥田ふみよ候補が「日本の暴力選挙の実態」と題する怒りの投稿をされているのを見て驚愕でした。全国比例に立候補する地方の予定候補者は総務省に選挙の7つ道具を受け取りに行かねばならないそうです。地方にある総務省の出先期間ではなく東京まで行かねばならないそうな。送付してくれないので43kgもある荷物を泊まりがけで受け取りに行ったそうです。総務省は旅費宿泊費を負担してくれるのかしら。
 2つ目の怒りの動画には、ポスターに貼る証紙25万枚分の理不尽さを訴えています。これらを一枚一枚ポスターに貼って、暑い中、汗と涙で選挙用のポスターに張り替えますが、有権者に直接会って意見を訴えるという候補者本来の仕事ができないもどかしさと選挙制度の異様さが伝わってきます。本来の仕事や子育てをしながらのボランティアが集まって取り組むにはあまりにも過酷です。普通の国民が選挙に出ようなどとは思わなくなるはずで、逆に潤沢な資金がある世襲候補や、宗教団体など強力な組織力を持つ候補が有利なことに納得です。国会議員に旧統一教会がつけ入る隙を与えてしまうのも前近代的で膨大な選挙活動のせいかもしれません。「現実は本当に大変だよ。みんなちゃんと知ってほしい。暴力選挙の実態を。」「電話かけなんて全然できない。本当は電話かけとかめっちゃ大事なんだけど。」泣きながらも闘志満々で「普通の国民が最高権力者なんだ!」と訴えています。
 3つ目の動画は、自民党議員の選挙活動の様子です。スンズロー大臣が激励に訪れたのはシャンデリア輝く涼しげな部屋で、ボランティアの皆様が和やかに証紙貼りをしています。候補者は安心して街宣に回れることでしょう。この不公平を意図的に生み出しているのが選挙制度のようです。
 国が全ての候補者のボランティア要員を公務員として十分に派遣すれば、立派な公共事業になりそうだ。
(まのじ)
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これまでの選挙戦とは全く違う主張の「無所属連合」〜 多くの人が新しいお金のしくみに気づけば政権交代は簡単、自分らしくあることを政治にする

 大西つねき氏の参院選第一声は東京の六本木でした。大西つねき氏の本に出会ってお金の仕組みが全部分かったという、非営利株式会社eumo(ユーモ)の武井浩三氏が応援演説をされました。「日本に必要なのは新しいお金のしくみを作ること、そのことを多くの人に知って欲しい、ぜひ、YouTubeやインスタグラムで広めてほしい」というストレートな応援でした。
 無所属連合の3つの大きな理念は「国と個人の自主独立、自由を侵害するあらゆる強制の排除、自然の摂理に基づく本質的な社会の構築」でした。「むつかしすぎる、、」と思えましたが、本当に3つの理念にかなう、分野も方法もバラバラな候補が集まり、独自の選挙戦を始めています。大西つねき氏に至っては「大西つねきが選ばれることが目的ではなく、全く新しいお金のしくみを多くの人々に知ってもらうことが目的」と訴え、有権者としてはこれまでの選挙と勝手が違って、候補者ではなく自分が問われている感覚になります。各党の政策を比較して票を投じてきましたが、大西つねき候補は「大事なことは誰が政治をやるかではなくて、その政治家を見た時に自分が何をし始めるか。自分がどう動くか。政治家が変わって、政権が変わったところで、国民が皆さんが変わらない限り何も変わらない。これは明確な真実だ。皆さんがどうするかがはるかに大事」「新しいお金のしくみをみんなが理解できれば政権は簡単にひっくり返る。みんなが知って理解することが最強」。
1票を投じて後は政治家にお任せではダメらしい。これしかないと思い詰め、世の中が変わらないことに悲観することもちがうらしい。「日本は世界一稼いでいるのに、文句も言わずに安い給料で働き続けている。皆さんが目覚めて、自分の権利を主張し始めて、真っ当な政府を作り始めたらこの国ははるかによくなる。税金は無くせるし、インフラも無料にできる。」「その最初の突破口を開こうとしているのが無所属連合だ。」
 選挙に向かって、これまでの自分をどう変えればよいかを考えていたら、なんと昨日の時事ブログ答えがありました。
(まのじ)
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【第一声街宣】7/3(木)11:00〜 東京ミッドタウン前 《応援弁士:武井浩三氏》
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深田萌絵氏の長い一日 〜 露骨な妨害を受けた八王子駅前街頭演説が藤村あきこ候補の機転で実現、日本の言論封殺の状況を可視化した深田氏は無事、八王子署から帰還

 些細なツイートを取り上げて萩生田光一議員が深田萌絵氏を刑事告訴し、八王子警察署は深田氏に出頭を求めていました。八王子警察署の要望で選挙期間中を避け「都議選が終わった後、参院選が始まる前」を調整していたそうです。ところが八王子署が出頭を要請してきたのは何故か参院選初日7月3日でした。深田萌絵氏の状況を理解する人は、ひとたび出頭して勾留されたら「いつ出てこられるかわからない」不安を感じ、頼みの綱は一般の人々の注目だけでした。
 しかし参院選初日では、普段、深田氏を応援して交通整理やスピーカーの設置、他所との交渉ができるボランティアの人々は選挙やその手伝いで誰も来られない事態が懸念され、街頭演説が危ぶまれました。しかも八王子署からは深田氏の弁護士に何度も「聴衆を集めるな」と言われていたそうです。
 それに被せるように、出版準備が進んでいた「ビッグプロット」の改竄が明らかになりました。著者のジェイソン氏にも翻訳者の深田氏にも無断で、著者に見知らぬ中国人が加えられ、天安門事件のページは全削除され、著作権は五月書房によって不審な中国人に移転されたという恐ろしいものでした。
 さらに深田氏が依頼をしていた選挙関連のノボリやポスターの印刷が突然断られ、その上、重要な収入源であった有料メルマガも「フーミー」により急に強制終了を知らされました。ここまで露骨な言論封殺は立場の違いを超えて多くの言論人が抗議すべきだと思われますが、メディアはもちろんネット上では国会議員、インフルエンサーなど深田萌絵氏を総攻撃で、彼女の言い分をまともに解説しているものは見当たりません。これまで「訴訟され、告訴され、ネット上で誹謗中傷をばら撒かれ、信用を毀損されて"深田萌絵は嘘つきだ、彼らの話は一切聞かない方がいい"と喧伝され、自分たちの訴えはかき消されてきた」という深田氏の言葉は、むしろ彼女の正当性を表しているようです。親しい政治家や有名人は「キレイに消えていった」そうです。
 そのような中、無所属連合から出馬の藤村あきこ氏が八王子駅前で出馬第一声をあげて下さることが決まり、また橋口かずや氏も自身の大阪選挙区を置いて、八王子駅に応援に駆けつけて下さることになりました。深田萌絵氏はお二人の応援演説をするという形で街頭演説が実現しました。
 しかし陰湿な妨害は続きます。「萩生田容疑者」がデマだという声に応えて、八王子警察署の脅迫罪事件の受理番号を大きく印刷したパネルを用意したところ、なぜか(最初の動画43:45〜)受理番号が精巧に消されていました。「単なる言論統制ではなく、私がどこの印刷会社を使って、何を印刷しているのか、この国はチェックができるということですね。」それどころか11時に第一声を上げる予定の藤村あきこ候補は、選挙管理委員会から選挙用の腕章など七つ道具が渡されないまま2時間待たされ続けていました。「深田萌絵さんは腕章が無いと逮捕されると言われています。」"ここまでやるか"の選挙妨害ですが、藤村あきこ候補の機転でSNSで発信され60万ツイートの大拡散されるやいなや道具は渡されたそうです。
 最初の動画1:34:15以降の、深田萌絵氏、藤村あきこ氏の演説は必聴です。
 13時半に出頭した深田萌絵氏を待ち、炎天下、八王子署を取り巻くように沿道で待機して下さった人々は、深田氏への言論弾圧が明日の我が身だと受け止めて、共に戦っておられたと思います。16時過ぎに深田萌絵氏が無事現れた時は歓声が上がりました。「みんなで一緒に良い国を創ろう!」
(まのじ)
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JR八王子駅 深田萌絵演説
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明日の出頭は萩生田のためではない。中華マフィアと政界一兆円汚職、軍産複合体事件。
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[高橋清隆氏×藤江成光氏] 厚労省は現在、若者と妊婦への新型コロナワクチン接種を推奨していない / 日本産科婦人科学会、日本小児科学会は未だに推奨している / 参院選で落選させるべき候補たち

 令和7年6月20日の記者会見で、高橋清隆氏が「現時点で若者に対しての新型コロナワクチン接種を推奨しているのか、いないのか」という質問をしました。それに対して福岡厚労大臣が「若者の新型コロナワクチン接種は『推奨していない』」と明言しました。
 続く7月1日の記者会見で、高橋清隆氏が重ねて「現在、妊婦には(新型コロナワクチン接種を)推奨しているのか、いないのか」を質問しました。これに対しても福岡厚労大臣は「推奨していない」と答えました。問い正さなければ気づかなかった厚労省の方針転換です。フリーの立場で取材をされてきた藤江成光氏と高橋清隆氏の連携で引き出した答えでした。しかし未だに日本産科婦人科学会も日本小児科学会も推奨を取り消していません。
 藤江氏と高橋氏が7月1日の大臣会見とこれまでの経緯を振り返っておられました。動画の最初の1分はトピックになっています。
 16:30から28:10までは、高橋氏の質問についての解説です。厚労省ではすでに推奨していないはずの新型コロナワクチンですが、学会や自治体によっては今も推奨し、母子手帳にも掲載されています。高橋氏は「厚労省は推奨をやめるよう指導すべきではないか」と質問しました。福岡大臣の答えは「各学会、各自治体の独自の判断に委ねる」というものでした。高橋氏が産科婦人科学会に対し、「今も推奨しているのか」確認のメールを送ったそうですが返事は無いとのことです。
 28:10から40:10までは、藤江氏の質問についての解説でした。令和6年3月22日の参議院で柳ヶ瀬裕文議員が「過去最大のワクチン被害ではないか」と質問した時に(34:49〜)厚労省の官僚がパニックになったことを振り返り、藤江氏も福岡大臣に同じ質問をしたところ、「様々な評価がある」とはぐらかされていました。厚労省としては「過去最大のワクチン被害」が事実であるため答えられないようです。
 40:10からは、ワクチン被害から見る参院選について語っています。言うまでもなく武見敬三前厚労大臣は落選させるべき候補のトップですが、鮮やかに変節した須藤元気候補も取り上げていました。
(まのじ)
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