注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
希望の玉木雄一郎代表は安倍氏について「(面会記録は)答弁はウソだと言うことを示唆している」「ウソをついているかも知れないと思って質問するのは残念」などと批判。
(中略)
「総理、こんなことをしているとですね、内閣総理大臣自身を証人喚問に呼ばざるを得なくなりますよ? だって私ね、残念ですよ。一国の総理大臣とこうやって(質疑を)やっている時にね、私の目の前に座っている内閣総理大臣がウソをついているかも知れないと思って質問するのは残念ですよ、そりゃ。でも、そういう疑惑・疑念を持たざるを得ないのが今の現状じゃないですか、皆さん?」
(中略)
安倍氏は「ウソ」という単語に腹を据えかねたのか、発言を求められてもないのに「答弁する前に...」と切り出し、反論を展開した。
「私に対して『ウソつき』ということを明確におっしゃった。ウソつきと言う以上は、それは明確に私がウソをついているという証拠を示していただかなければいけない、こう思うわけでありまして...。」
(以下略)
4月11日に安倍晋三首相らが出席する衆院予算委員会の集中審議が開催されましたが、その場で安倍首相の答弁が完全崩壊してしまいました。
(中略)
安倍首相:あの、まずですね、私と加計理事長と下村大臣で3人で会食したことはあります。ということは明確であります。この文章が何を意味するかと言うことについて、主語等々が明らかでないので、こちらでいわば理解をしながら申し上げなければならないと思います。まず、3人で会食したことはないということがひとつ。
(後略)
枝野幸男質問
— ⓢⓐⓘⓣⓞ (@kentaro_s1980) 2018年4月11日
安倍答弁①「私と加計理事長と下村大臣で3人で会食したことはあります。明確であります。」
安倍答弁②「3人で会食したことはないということがひとつ。」
え?
「あります」「ない」どっち? pic.twitter.com/wT35EzOn7z
安倍首相が嘘つきである事は既に明確な事実であり、福島汚染水アンダーコントロール発言を筆頭に数え始めるときりがありません。BUZZAP!でもこれまでに菅直人元首相への福一事故海水注入中段デマ、昨年の国会後の会見での共謀罪等についてのデマ、森友学園問題に絡む辻元デマでの攻撃、公文書改ざん問題での報告を受けた時期についての虚偽答弁について報じています。
「王様は裸だ」ならぬ「首相は嘘つきだ」という事実はさすがに普通の日本人の間では共通認識と言えるほどに知れ渡っていると考えられますが、今回の答弁はいくらなんでも、それはいくらなんでもご容赦いただきたいというレベルにまで達しています。
4.11衆院予算委(集中審議)枝野質疑。
— 🏕インドア派キャンパー (@I_hate_camp) April 12, 2018
安倍「私と加計理事長と下村大臣で会食した事はあります」(略)「三人で会食した事はない」
😲凄いな、コレ。ホントに息を吐くようにウソ並べてる。20数秒の間に正反対の事を言ってるよ(呆 pic.twitter.com/mvSH8Ac4Uj
その証拠がその日のうちに出てきてしまったというのが、次の記事です。エダノンに追及されたあべぴょんが、“私と加計理事長と下村大臣で3人で会食したことはあります”と明確に発言したそのすぐ後で、“まず、3人で会食したことはない”と正反対のことを言っています。
あべぴょんが嘘つきであるのは、例のアンダーコントロール発言を始めとして多くの人が知る事実ですが、「息を吐くように嘘を吐く」例として、あべぴょんが辞書で調べたという“そもそも” の意味を、今一度ご覧ください。
リンクを貼った動画をご覧になるとわかりますが、よくこんな発言をして恥ずかしくないものだなと、かえって感心します。人としての通常の感情はないのではないか。誰かが、“カエルの子はカエル。妖怪の子は妖怪”と言っていましたが、適切な表現ではないかと思います。