注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
・2019年7月8日、ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBS・山口敬之氏から性暴力を受けたとして訴えている裁判の口頭弁論が開かれ、伊藤氏が「やめて、痛いと伝えてもやめてくれなかった」と主張したのに対し、山口氏は「同意があった」と主張。これまで同様に両者の主張は大きく食い違った。
・また、週刊新潮は、山口氏の逮捕中止を命令した警視庁の中村格刑事部長(現・官房長)が秘書官として仕えていた菅官房長官が、ぐるなびを創業した”懇親企業”に対し、山口敬之氏に資金提供(月42万円)を依頼していたことをスクープ。山口氏が安倍夫妻のみならず、菅長官とその関連企業とも深い繋がりがあったことが浮かび上がっている。
※2019.7.11.1:10新たに報じられた情報を元に、記事を再構成、一部修正させていただきました。
(中略)
本日、伊藤詩織さんが山口敬之氏への損害賠償を求めた民事裁判の口頭弁論が、東京地裁で開かれました。準強姦に問われた山口氏も出廷。図らずもこの裁判では、山口氏への資金提供をある企業に“お願い”していた菅義官房長官の存在が明らかに。7月10日発売の「#週刊新潮」で報じます。 pic.twitter.com/hqqms1HNsJ
— 週刊新潮 (@shukan_shincho) 2019年7月8日
週刊新潮
— にゃん吉 (@umetaro_uy) 2019年7月10日
山口敬之は今回の法廷で、詩織さんがちゃんと歩行しているのを証明すべく、ホテルの防犯カメラの画像を証拠として出したが、介抱なしで歩けてるとは見えず墓穴を掘った恰好。
こんな奴に菅官房長官は金を払ってやってくれと依頼。
官邸が警察の捜査に介入し、権力に屈した検察。
ふざけんな。 pic.twitter.com/X51GjsMzCq
*「菅官房長官が山口記者に形だけの顧問職を斡旋 ⁉︎」
— Hiroshi Matsuura (@HiroshiMatsuur2) 2019年7月10日
... 週刊新潮(7/18)より。
山口敬之氏の著作『総理』には、
「あの夜の山口君の電話がなければ、今日という日はなかった。ありがとう」とある。
2012年の総裁選への出馬を渋る安倍氏の心境を山口氏が菅官房長官に伝えた結果だというのだ。 pic.twitter.com/iCp7a3ATsP
#山口敬之 は「#ぐるなび」創業者【#滝久雄】が会長を務める #NKB(の子会社)から月額42万円を顧問料名目で受け取っていた。
— 細かい情報 (@information3264) 2019年7月10日
【#菅義偉】と #滝久雄 は「昔からの知り合い」…菅が滝に山口への支払を依頼?
なお,山口は他5社からも小遣いを…
NKB 取締役会長創業者 メッセージhttps://t.co/rmWFiadVW1
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この度、週刊新潮が新たなスクープを出しました。菅官房長官が、NKBという企業の会長、滝久雄氏に対して、山口氏への資金援助を依頼していたというものです。菅氏の口利きにより、山口氏がTBSを退社した後、NKBの子会社からは月42万円が支払われることになったと伝えられています。菅官房長官が、中村氏や滝氏を介して何としてでも山口氏を守り優遇していた実態が浮かび上がります。ゆるねとにゅーす管理人さんの言葉を借りれば、山口氏は「一般的なメディア関係者とは明らかに別格の(中略)超・上級国民の枠の中にいる存在」「莫大な金や利害の一致を通じて、政府関係者や政府と繋がりのある企業と並々ならぬ関係性を構築していた」存在であることがうかがえます。
伊藤詩織さんは、自分のことよりも世の中の女性のために勇気を出して立ち上がって下さったのですが、彼女の訴えは想像以上の深い闇に光を当てることになりました。
あえて選挙期間中にこのスクープをぶつけて来た週刊新潮。妨害にもかかわらず順調にヒットしている映画「新聞記者」。安倍政権の闇につながるこの事件をアンタッチャブルのままにして良いはずがない。