アーカイブ: ’18−’19安倍政権の崩壊

28日参院予算委員会集中審議:福山哲郎議員、山本太郎議員、小池晃議員質疑のトピック 〜 全ての記録は総理の関与を示している、反証は総理自身の責任

 28日、参院予算委員会で森友・加計学園問題をめぐる集中審議が行われました。もちろん疑惑の中心人物あべぴょんが対象ですが、例によって文脈を無視した答えにならない答弁をグダグダ続け、聞いているうちに気持ちが悪くなります。しかし、質問に立った議員達は、これまでの一年で鍛えられたのか毒気にもめげず果敢に追求しました。午前中に立った福山哲郎議員、山本太郎議員、小池晃議員の質問で注目されたところをピックアップしました。
福山議員は、噛んで含めるように「総理の関与が明らか」と説明しますが、馬耳東風な答弁のあべぴょん、終いには「それは福山議員の作ったストーリーだ」と目が回るような暴言まで飛び出しました。
山本議員は、流れるような質疑の中にドラマのような仕掛けを隠し、あべぴょんを追い詰めました。否定だけしている総理の限界を明らかにし「膿はあなた自身だ」と言い切っちゃったよ。
小池議員は、内部文書を暴露し、値引きに太田理財局長の関与があり、官邸や国会にも働きかけていたことを追求しました。さらに新たな交渉記録の黒塗り部分にあった稲田龍示弁護士の記載について、政治家の関与を隠す目的があったことを指摘しました。
 情け容赦は不要、どんどんやって!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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28日参議院予算委員会より
福山哲郎議員:
モリカケ防衛省日報問題など、新事実や廃棄したものが出てきたら、本来であれば誰かが責任を取り真相究明に進むはずなのに、誰もやらない情けない状況が続いている。
国会を、国民をずっと騙している

加計学園からのコメント「誤った情報」、これに対して、なぜ総理は加計学園に抗議しなかったのか

安倍総理:「伝聞の伝聞」で、抗議の理由がない。愛媛県の文書には政府があえてコメントすることはない。
福山:理由はある。政府を騙して自分の事業をしようとした犯罪だ
加計理事長の証人喚問と記者会見を求め、愛媛、今治に謝罪と説明を求めるべきだ。
総理:「伝聞の伝聞」だから(取り上げる必要がない)。
福山:モリカケとも構造的には同じ。総理の話は全て「やってません、会ってません」だけ。それでは反証にならない。残っている文書は全部、総理の関与を証明している総理の言葉を誰も信じない。
総理:「今のは委員が作られたストーリーだ。」(←理解不能な暴言で審議中断)
福山:証人喚問、参考人招致を求める

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愛媛県が出してきた新文書で、またも詰み状態!〜追いつめられたのはあべぴょんだけではなく、加計孝太郎氏も同様!

竹下雅敏氏からの情報です。
 愛媛県が出してきた新文書で、またも詰みの状態になりました。“念のため、昨日、官邸の記録を調べたが、確認できなかった”として、2015年2月25日に加計孝太郎氏と面談した事実は無いと、あべぴょんはまたも新文書の内容を否定。リテラが指摘しているように、破棄されたはずの官邸の入館記録を調べた結果、あべぴょんは加計氏と面会していないことを確認したようです。
 確かにポンコツ、いや…菅官房長官も、官邸の記録は無いと言っています。なので、あべぴょんは官邸の記録が無いことを再度確認したということなのでしょう。
 ところが、きっこさんのツイートによると、あべぴょん自身が、「首相動静に名前が出るのは…一部の人だけなんですよ。実際には名前の出ていないもっと多くの人たちと面会しています」と「笑っていいとも」でタモリに話しています。この動画の7分20秒辺りをご覧ください。確かに言ってますね。なので、あべぴょんの言い訳は全く無意味なのです。
 追いつめられたのはあべぴょんだけではなく、加計孝太郎氏も同様。自転車操業で財政的に火の車の加計学園は、このままでは愛媛県から補助金が貰えそうにありません。本当に番頭ワタナベが予言した通り、トドメを刺すのは彼かも知れません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新たな追及材料で野党攻勢へ「総理の進退問われる」(18/05/22)
配信元)
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首相「獣医大いいね」
15年2月 加計氏と面談
参院に提出 愛媛県文書に明記
首相に虚偽答弁の疑い
引用元)
 愛媛県は21日、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐる官邸や学園などとの面会記録を参院予算委員会に提出しました。

(中略)

学園が県に報告した記録によると、加計氏と安倍首相が15年2月25日に15分ほど面談。その際、加計氏は安倍首相に「今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明」。安倍首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントがあったとしています。
 安倍首相は、昨年7月24日の衆院予算委員会で加計氏から「獣医学部をつくりたい、さらには今治市に、といった話は一切ございません」と答弁していました。今年4月11日の衆院予算委でも「加計さんから獣医学部新設について相談や依頼があったことは一切ない」と断言。県の記録とまったく異なる答弁をしてきました。

(以下略)

(写真)愛媛県が公表した加計学園めぐる新たな文書


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安倍首相が破棄したはずの「官邸記録」を根拠に加計理事長との面会を否定(笑)。首相動静に載せなかった極秘会談の数々
引用元)
(前略)

「新しい獣医大学の考えはいいね」──安倍首相が2015年2月25日に加計孝太郎理事長と面談し、獣医学部新設構想に同意を示していたことが記されていた愛媛県の新文書。これによって安倍首相の「加計氏から獣医学部の新設について相談や依頼があったことは一切ない」「計画を知ったのは2017年1月20日」という答弁が大嘘であったことがはっきりとした。
 しかし、予想通りと言うべきか、安倍首相は(中略)... 新文書の内容を否定し、こう話した。
「念のため、昨日、官邸の記録を調べたが、確認できなかった」
 官邸の記録……? そもそも官邸の入館記録は「破棄」されたのではなかったのか。

(以下略)
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配信元)


あまりにバカバカしい安倍内閣の閣議決定「セクハラ罪という罪はない」「柳瀬元首相秘書官と愛媛県の面会確認は困難」

竹下雅敏氏からの情報です。
 5月18日に、またも意味不明な閣議決定がなされました。その一つは、“セクハラ罪という罪はない”というもの。あまりにもバカバカし過ぎて記事では、“虚構新聞のネタとしか思えない”と書かれています。この“馬鹿馬鹿しさの極み”のような閣議決定は、阿呆大魔人の“何としても謝罪したくない”という気持ちをくみ取ってのものでしょう。この政権に反省や謝罪を求めても、無理だということがよくわかります。
 当の虚構新聞ですが、記事の中でリンクが貼られており、見ると、千葉電波大が記憶復元ソフトを開発したとのこと。これで記憶がないという人がいても、大丈夫だということです。
 サイトの一番下を見ると、「お詫び」欄があり、例えばそこには、“「北朝鮮、一方的勝利宣言」についてお詫び”とあります。虚構新聞の記事が現実化してしまったことに対して、きちんと謝罪をしています。「ステーキさいころ」記事についてのお詫びでは、その経過や聞き取り調査の結果など詳しく記載されており、処分内容を含め再発防止策をきちんと示すなど、編集部の信頼回復への努力が伝わる真摯なものになっています。
 安倍政権、および財務省は、危機管理の観点から虚構新聞にアドバイスを求めるべきだというのは、私の見解です。
 “続きはこちらから”は、もう一つのバカバカしい閣議決定です。思わず関係者に延髄蹴りをくらわせたくなる類のものです。リテラが指摘する通り、今治市の「復命書」の黒のりを外せば、柳瀬秘書官が愛媛県関係者と官邸で面会していた事は直ちにわかるはずです。
 このアホな連中にトドメを刺すには、メディアがまともな報道するだけで十分です。それが出来ないというのは、彼らが膿の一部だからです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「セクハラ罪という罪はない」の答弁書、政府が閣議決定
引用元)
 財務省の福田淳一・前事務次官のセクハラ問題で、麻生太郎財務相が「セクハラ罪っていう罪はない」と発言したことをめぐり、政府は18日の閣議で「現行法令において、『セクハラ罪』という罪は存在しない」とする答弁書を決定した。立憲民主党の逢坂誠二衆院議員の質問主意書に答えた。
(以下略)
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呆れ果てる「『セクハラ罪』という犯罪は存在しない」閣議決定が馬鹿馬鹿しい本当の理由
引用元)
(前略)
政府が5月18日の閣議で「現行法令において、『セクハラ罪』という罪は存在しない」とする答弁書を決定しました

虚構新聞のネタとしか思えないような、現実として見れば馬鹿馬鹿しさの極みのような話ですが、いったいなぜこんな事になってしまったのでしょうか?
(中略)
逢坂議員の質問主意書は、麻生財務相の発言を「不適切」として撤回と謝罪を求めるもの。(中略)… 当然ながらここで求められるのは、麻生財務相が発言を速やかに撤回し、真摯に謝罪をした上で責任を取って財務相を辞任すること。
(中略)
セクハラの蔓延する現状を改善する責を負う日本政府の閣僚がその事実を認めずに揶揄する発言を行った事が問題とされているにも関わらず、「刑法上『セクハラ罪』は存在しない」と論点をずらし(中略)… 謝罪から逃げているわけです。
(以下略)
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配信元)
 

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あべぴょんの見え透いたウソ答弁に前川氏が速やかに反論、特区の黒幕は和泉補佐官とも

 どうしてこうも、すぐバレるような嘘を国会の場でヌケヌケと答弁できるのだろうと理解に苦しみますが、それがあべぴょんの生態なのだとしたら、お気の毒。
 14日の衆院予算委員会であべぴょんは、あたかも前川前事務次官が、加計と比較した上で、京産大は準備が足りないと判断したかのような答弁をしました。
前川氏のこれまでの発言を聞いていた者には「え?ウソでしょ。」と、すぐに分かりますし、前川氏ご自身も直ちに反論のコメントを出されました。これがまたスッキリ分かりやすい日本語です。グダグダな答弁の要点をピシリと押さえ、当時、前川氏が加計学園と京産大を比較しようにも、京産大の提案内容を知る立場になかったこと、安倍首相の直接指示はなかったが、和泉補佐官による間接指示は確固としてあったことを述べ、「安倍首相自身が関与していないと主張するための材料として」氏の名前を使われることは「極めて心外」「このように使わないでいただきたい」とキッチリ釘を刺されました。
 これ以前に前川氏は、柳瀬氏についても「本当のことを言ったときの仕打ちが怖いというのが本心では。」とインタビューに答えています。官僚の実情を知る方としてさらに、加計学園新設を通す理屈を作った人物は和泉補佐官だという認識も示しました。ここまで分かっていながら追求しない日本の司法って。
 また、現在の若い世代が全体主義に流れていることについて、「権力者の嘘を見破れない」教育への疑問を述べておられます。
 ひどい国会ではありますが、前川氏のような発言が報道に上がるのを見ると、ようやくここまで追い詰めた、とも思えてきます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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安倍首相“悪辣答弁” 前川前次官の猛反論でごまかしバレた
引用元)
(前略)
前川喜平前文科次官が15日、安倍首相の国会答弁に反論するコメントを出した。問題の答弁は、安倍首相が14日の衆院予算委で加計学園の獣医学部新設を巡る前川前次官の発言について触れた箇所。

 安倍首相は、「加計ありき」との指摘について、<前川前次官ですら、京産大(京都産業大学)はまだ準備が十分ではない、熟度が十分でないという認識の上に、加計学園しかなかったということをおっしゃっていた>と答弁。あたかも前川前次官が「加計と比べて京産大は熟度が足りない」と考えていたかのように答えたのだ

 これに対し、前川前次官は、京産大の提案内容を知らされていなかったため<加計学園と京産大の提案とを比較考量することは不可能>だったと反論した

 加えて、加計学園の獣医学部新設が<安倍首相自身の強い意向だという認識を持っていた>と明言し、<首相が加計学園の獣医学部新設に自分が関与していないと主張するための材料として、私の名前に言及することは極めて心外>とクギを刺した。
(以下略)

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麻生大臣に森友学園問題と酷似した疑惑が浮上 〜 福岡、東京でも

読者からの情報です。
与党のだれもが、こんな感じなんでしょうね。
(DFR)
 あべぴょんがあまりにもアレなんで、相対的に麻生大臣がマシに見えてしまいますが、いやそんなことはない。
「モリもカケもしょせん安倍の問題」と余裕の麻生大臣に、森友学園問題と酷似した公有地疑惑が報道されています。DFR様からの福岡県飯塚市、麻生王国での市有地タダ貸し問題、さらにリテラが報ずる東京都杉並区の国有地問題です。
 飯塚市議会は「上の方は麻生グループ」と言われ、「麻生」がらみの問題が市で議論される風土ではないそうです。そんな中、麻生グループは、市立病院の経営を市から引き継ぎ、併せて立てた発達障害児の支援センターの敷地を市から無償で借り、敷地は後に麻生グループが時価で買い取るという契約をしました。しかし買取り期限が来ると、時価1000万円の敷地代金の支払いが難しいので無償貸与を延長してほしいとする要求をしました。市側は「土地をタダで貸さないと、支援センターが追い出されるかもしれない」という「推察」を元に、無償貸与契約を可決しました。問題の病院を含む麻生グループは、副総理の「妻と息子」が役員に名を連ね、市役所が「ご意向」を忖度してきた構図があるといいます。
 また東京では、杉並区立施設「あんさんぶる荻窪」が突如、財務大臣と区長のトップ会談で荻窪税務署との等価交換が決定され、区民に親しまれていた施設が国に差し出される事態になりました。しかも「あたかも財産交換を賛成したかのような」虚偽の要望書を区側が作成し、町会長7名の会長印が押印されているそうです。その上、不当な不動産鑑定評価額で議会の虚偽答弁をしたという見事な「国有地絡みで文書改ざん」パターンです。上にあることは下にもある?
 モリカケで膿が出てきたものの、その下の腐敗部分は果てしなく大きいのかもしれません。
 下の動画は「心からの謝罪」もとい「心にもない謝罪」。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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森友学園問題と酷似 「麻生グループ」への土地無償貸与問題
引用元)
(前略)
 問題の土地は、飯塚市の郊外に建つ「こども発達支援センター」の敷地だ。もともとは隣接する旧飯塚市立病院(現・頴田病院)の敷地の一部で、麻生グループが2008年4月に病院の経営を引き継いだ際、市との協定で発達障害児の支援センターを併設(建設)することになった。麻生側は病院と同センターの敷地(市有地)を市から7年間無償で借りて、建物を建てた後、時価で買い取る契約を結んだ

(中略)麻生グループは最初から市有地を無償で借り、その土地に自己資金で建物を建てて、「こども発達支援センター」を運営するNPO法人に月額20万円で貸してきたのである。

 ところが、今年3月に土地の買い取り期限が来ると、麻生側は病院の敷地部分(約1万平方メートル)は約1億3000万円で買い取ったものの、時価約1000万円とされる支援センターの敷地部分(約834平方メートル)については市に無償貸与をさらに5年間延長するように要求した

「弊社の経営状況は極めて厳しく、赤字での経営を余儀なくされてきたのが現状です。(中略)飯塚市の福祉行政を支えるために、平成30年4月1日からさらに5年間の期間延長をご了承頂けますよう、お願い申し上げます」(市長宛の「貸借延長のお願い」より)

 あの麻生財閥が1000万円程度の金額を払えないというのも奇妙に聞こえるが、(以下略)

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