検索結果: 筋肉 呼吸 アーユルヴェーダ (20 件)

首こりを解消するストレッチ ~パソコン、スマホを長時間使うことで屈筋群が縮み、僧帽筋に代表される肩、首の筋肉が引き延ばされ緊張することが原因

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説シリーズの15回目(後半)で、「首こりがほどけて来る呼吸法」を紹介しました。私は昼食後に、ほぼ毎日、この呼吸法を行っているのですが、呼吸法で後頭部や背中が弛んでくると、なぜか〇〇○が元気になるという不思議な現象が起こるのを経験しています。謎は解明されていません。
 今回は、首こりを解消するストレッチを紹介します。やはり、パソコン、スマホを長時間使うことで屈筋群が縮み、僧帽筋に代表される肩、首の筋肉が引き延ばされ緊張することが原因のようです。
 動画は、縮んだ屈筋群を弛めることが中心になっています。やはりここでも、正しい姿勢が重要だとわかります。
 “続きはこちらから”は、首こりの原因になる筋肉を紹介しています。この中に、後頭下筋群があります。ここを緩める方法は、今回紹介した3つの動画にはありません。後頭下筋群を弛めるには、「ガッテン!」のこちらの記事を参考にしてください。
 2020年9月25日に紹介した「後頭下筋、眼精疲労、胸鎖乳突筋を一度に緩める方法」も試してみてください。
(竹下雅敏)
————————————————————————
3秒で首コリを消す体操[English subs]Exercise to eliminate neck stiffness in 3 seconds.
配信元)
————————————————————————
ストレートネックを1分で解消するストレッチをご紹介!
配信元)
————————————————————————
【ストレートネック改善】瞬間10秒!超簡単ストレッチで首コリ解消!
配信元)

» 続きはこちらから

「動く瞑想」となる経筋体操のポイント 〜 各体操の間にタダアーサナを挟む。呼吸の際に舌先を下の前歯の付け根に当てる。腸骨が吸気で閉じて、呼気で開くのをしっかりと感じる。


竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の42回目です。40回目の「経筋体操・前編」と41回目の「経筋体操・後編」のポイントを説明します。
 経筋体操は、各体操の間にタダアーサナを挟んで行います。タダアーサナを行う場合と経筋体操では、呼吸の際の舌の位置が異なります。タダアーサナの場合は、舌先を上の前歯の付け根に当て鼻で呼吸をするか、口から息を吐き鼻から息を吸うようにします。こうすることで、上半身の伸筋の力を抜き、丹田の周りの筋肉に力が入るようにするのです。
 しかし、経筋体操は、舌の力を抜いて、舌先を下の前歯の付け根に当てた自然な状態で行います。これは、体外のスワディシュターナ・チャクラの放出と吸収が自然に行われるようにするためです。
 記事では、意識を副交感神経優位の状態に誘導する3つの方法を記しています。どれか1つを行えば、他の2つも自然に出来ているはずです。タダアーサナを副交感神経優位の状態で行うのは比較的容易ですが、経筋体操を同じように副交感神経優位の状態で行うのは、少々練習が必要です。
 経筋体操がうまく行われていると、途中で数が数えられなくなったり、呼吸を間違えたりします。これは、半分寝たような状態で行われているから起こることです。経筋体操を繰り返し行うことで、間違えずに出来るようになります。
 経筋体操の順序は、少々入れ替わっても大丈夫なのですが、腰の回転(19と20)と頭の回転(21と22)は、このままの順序で行ってください。特に、頭の回転は、効果が高いだけに、ゆっくりと無理をせずに行って下さい。大きく回そうとしたり、力を入れて早く行うと、めまいがすることがあります。このような場合は、“腸骨(上前腸骨棘)が吸気で閉じて、呼気で開く”のをしっかりと感じるようにして行って下さい。経筋体操を毎日行って、首の筋肉がほぐれてくると、めまいはなくなってきます。
 経筋体操は、意識を副交感神経優位の状態に誘導して行うことで、簡単な体操とは言えないものになっています。これは、「動く瞑想」だと考えてもらって結構です。経筋体操を会得すると、ヨガや太極拳なども同じような意識状態で行えば良いことに気付くと思います。
(竹下雅敏)
————————————————————————
タダアーサナと経筋体操の説明PDF出力


» 続きはこちらから

「座った前屈のポーズ」と「腹筋運動」の正しい呼吸の合わせ方

竹下雅敏氏からの情報です。
 コロナちゃんの関係で、3.0次元近辺に意識を合わせることが多くなったこともあり、肉体の健康に焦点を当てた記事を多く取り上げるようになりました。
 そうした中で、どうもヨーガや筋トレの講師の方の解説などが、“違うのではないか?”と思うことが少なからず出てきました。今回は、その中で「座った前屈のポーズ」と「腹筋運動」を取り上げてみました。
 「座った前屈のポーズ」は、“太ももの筋肉を伸ばし、ストレッチさせる”とありますが、アーユルヴェーダの解説の38回目の「関節の運動」の一覧表をご覧ください。
 股関節の伸展(後ろに蹴る動作)の主動筋は臀筋と大腿屈筋群(ハムストリング)ですが、どちらも「呼気筋」です。また、大腿屈筋群(ハムストリング)は、足の膝関節の屈曲の主動筋でもあります。これらの筋肉は呼気で収縮し、吸気で弛緩します。
 こうしたことから、「座った前屈のポーズ」は、“息を吸いながら前屈する”のが正しい呼吸の合わせ方になります。多くの方が、“息を吐きながら筋肉を弛める”ものだと信じていることから、こうした誤りが出てくるのですが、筋肉が「呼気筋」と「吸気筋」に分かれることを知っていれば、ポーズに合わせた正しい呼吸の合わせ方が理解できるようになります。
 このことは、シットアップと呼ばれる「昔ながらの腹筋運動」も同様です。“続きはこちらから”の記事をご覧になると、「昔ながらの腹筋運動は、ほとんど意味がない」と書かれています。“昔ながらの腹筋は股関節など、他の筋肉を使ってしまうことが多いため…効果的ではない”とあります。
 「関節の運動」の一覧表の胸腰部の屈曲前屈の主動筋は、腹筋と側腹筋ですが、いずれも「呼気筋」です。従って、腹筋に力を入れる際には、呼気で行うのが自然だという事になります。しかし、シットアップのように、上体を起こし両膝に近づける時は、股関節の屈曲の際の主動筋である腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)を使っているのです。
 この部分は、3月5日の記事で紹介した「超簡単『解ればなくなる ぎっくり腰』 /現役医師の15分動画」の9分13秒~11分13秒をご覧になるとよく理解できます。
 動画の中で、“腹筋を鍛えるための運動として有名な腹筋運動ですが、本当の主役は大腰筋なのです。腹筋は背中を丸くするだけのわき役です(10分53秒)”と言っています。
 その腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)は「吸気筋」です。従って、シットアップの場合の呼吸の仕方は、「1.息を吐きながらヘソを見るように背中を丸める。2.息を吸いながら上体を起こし両膝に近づける。3.息を吐きながら上体を戻す。4.息を吸いながら背中を伸ばす」という複雑なものになりそうです。これでは、筋トレとして使えないでしょう。
 「昔ながらの腹筋運動」を行うことで、腰痛になる人が出て来ることもあって、今では腹筋を鍛えるのは、記事の最後に紹介したクランチが主流のようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
完全保存版:ヨガの効果と基本ポーズ30選。初心者でも簡単&家でできる! (1/2)
引用元)
(前略)
◆ヨガの基本ポーズ[27] 座った前屈のポーズ


1. 脚を伸ばして座り、つま先をつかみます。できるだけ脚を真っ直ぐに伸ばしてつま先をつかむようにしますが、はじめは膝を曲げてもOKです。背筋を伸ばしましょう。


2. 背筋を伸ばした上体を意識して、息を吐きながら前屈します。お腹を太ももにくっつけるような感じです。このポーズを5呼吸程度キープします。
 これが「座った前屈のポーズ」です。太ももの筋肉を伸ばし、ストレッチさせることで自律神経を整えます。骨盤の歪みを矯正し、疲労回復効果も期待できます。
(以下略)
————————————————————————
シットアップの正しいやり方|Training Movie 100+|TarzanWeb
配信元)
————————————————————————
【シットアップのやり方を詳しく解説!】ダイエットも効果的な筋トレ!
配信元)

» 続きはこちらから

竹下雅敏考案 経筋体操[前編]:単純な体の動きに呼吸を合わせ、ゆっくりとリラックスして、同じ動作を12回繰り返すだけ


竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の40回目です。38回目の解説で、「関節の運動」の筋肉の分類から、各関節の様々な運動が呼気・吸気のいずれが自然かを考察しました。この結果、「経筋体操」と名付けた簡単な体操が生まれました。
 単純な体の動きに呼吸を合わせるだけなのですが、かなり効果は高いようで、私の場合、短期間にウエストが5センチ細くなり、それをキープ出来ています。面白いのは、花粉症の症状が今年は随分と軽いのですが、パソコンで目に負担をかけると、てきめんに次の日に鼻づまり、クシャミなどの花粉症の症状が出て来ます。ところが、外に出てノーマスクで「経筋体操」を始めると、症状が治まるのです。このことは、花粉症の根本原因が花粉ではないことを意味しているかも知れません。
 「経筋体操」を行う上でのポイントは、ゆっくりとリラックスして行うことです。副交感神経を優位にするために、「息を吐く時に腸骨(上前腸骨棘)が開き、息を吸う時に腸骨が閉じるのをイメージする」と効果的です。本当は、呼吸に合わせて、腸骨(上前腸骨棘)が開いたり閉じたりするのを感じながら体操を行うのが一番いいのですが、少々難しいので、最初はイメージすることから始めてください。
 もう一つの特徴は、“各体操と体操の間に、タダアーサナのポーズで、3~5呼吸休む”ことです。これを行うことで、身体全体の気の通りが抜群に良くなります。
 適切なモデルが居ないため、「経筋体操」の紹介はせいぜいイラスト付きのものになるだろうと言っていたわけですが、わかりやすいイラストを描いてくれたのは、スタッフこじかさんです。よく見ると、息を吐く場面では、クマさんの口が開いています。細かい所まで気を配ったもので、かなりの労力と時間がかかっているイラストです。
 今回は、「経筋体操」の前半です。ゆっくりやると、前半だけで20分ほどかかります。通常の体操は、同じ動作を10回繰り返すのが普通ですが、「経筋体操」は12回繰り返します。これは、10回と12回では、気の通りが全く異なるためです。どの体操もタダアーサナをはさんで2回繰り返すと、抜群に効果が高くなります。私は、特に気に入っている体操のみを2回繰り返すようにしています。
 肩関節の屈曲、伸展などの用語が意味する関節の動きは、こちらのpdfの「各関節の動き」の図を参照してください。来週に、「経筋体操」の後半を紹介します。 
(竹下雅敏)
————————————————————————
竹下雅敏考案 経筋体操 前編PDF出力


» 続きはこちらから

筋を効果的に緩める呼吸法 〜 男性は右側臥位(右を下)、女性は左側臥位(左を下)で、「吸気筋」を弛める際は呼気を長く、「呼気筋」を弛める際は吸気を長く

竹下雅敏氏からの情報です。
 アーユルヴェーダの解説の39回目です。冒頭の動画は、5分5秒~10分40秒のところをご覧ください。横向きに寝る姿勢のポイントを説明しています。
36回目で、「骨格筋」の分類をしました。37回目では、「骨格筋以外の筋」の分類をしました。
 今回は、これらの筋を効果的に緩める呼吸法を紹介します。この時に、動画の横向きに寝る姿勢(側臥位)を用います。いずれの筋も緩める場合には、男性は右側臥位(右を下)、女性は左側臥位(左を下)を用います。
 2月12日の記事で、「視線を楽に落とす」ことの意味を説明しました。“立った状態、あるいは座った状態で、下瞼より下がプールの水に浸かっていると想像してください…瞼より下が水に浸かっていて、その浸かっている瞼より下の身体全体を感じるように意識すると、副交感神経優位になり、リラックスできます”と説明しました。これを簡単に、「眼球の下半分を意識」するという言葉で表現することにします。
 消化器系の筋、骨格筋、感覚器系の筋、循環器系の筋、呼吸器系の筋は、この順に、下位の5つの体外のチャクラに対応しています。それぞれのチャクラに対応する呼吸の方法があります。
ムーラーダーラ 地の呼吸 鼻で吸って鼻で吐く
スワディシュターナ 水の呼吸 鼻で吸って口で吐く
マニプーラ 火の呼吸 口で吸って鼻で吐く
アナーハタ 風の呼吸 口で吸って口で吐く
ヴィシュダ 空の呼吸 鼻で吸って一旦止めて鼻で吐く
 これらの呼吸法の効果を最も高める呼吸の比率を表にまとめています。「吸気筋」を弛める際は、呼気を長くします。「呼気筋」を弛める際は、吸気を長くします。例えば、骨格筋の吸気筋を弛める場合には、鼻で2吸って口で5吐くようにします。骨格筋の呼気筋を弛める場合には、口で2吐いて鼻で5吸うようにします。
 以上のことから、骨格筋の呼気筋を弛める呼吸法は、次のようになります。男性の場合は、“右側臥位で「眼球の下半分を意識」して、口で2吐いて鼻で5吸う”、女性の場合は、“左側臥位で「眼球の下半分を意識」して、口で2吐いて鼻で5吸う”のです。
 吸気を長くして筋肉が弛むというのは、常識に反しているように思えるかも知れませんが、「呼気筋」は呼気で収縮する筋で、吸気では弛緩するのです。なので、実際にやってみると、上記の説明通りであることがわかると思います。目が疲れている人は、「感覚器系の筋」を弛める呼吸法の、「吸気筋」「呼気筋」の両方を5分ずつやってみてください。随分と楽になると思います。
(竹下雅敏)
————————————————————————
熟睡できてる?できてないなら、ぜひ見てね!【正しい寝方】
配信元)


» 続きはこちらから