アーカイブ: IS(ダーイシュ、イスラム国、旧ISIS)

[櫻井ジャーナル]70台以上の小型トラックを連ねて走行するISの車列近くを米軍の戦闘ヘリが何もせず飛行する映像

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画は是非ご覧下さい。確かにアメリカがISISに提供したトヨタ製のトラックを、アメリカの戦闘ヘリが“何もせずに飛んでいる”のがわかります。まるで護衛しているかに見えます。
 記事後半では、ロシアの旅客機を爆破する能力のあるISISが“なぜアメリカの航空機をターゲットにしなかったのか”、という根本的な疑問を提示しています。初めの動画を見れば、理由は明らかです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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70台以上の小型トラックを連ねて走行するISの車列近くを米軍の戦闘ヘリが何もせず飛行する映像
転載元より抜粋)
 トヨタ製小型トラック「ハイラックス」を連ねての走行はIS(ISIS、ISIL、ダーイシュなどとも表記)を象徴する光景になっている。70台以上のハイラックスでイラクからシリアへ移動するISの戦闘集団を撮影したとされる映像がLiveLeakにアップロードされているのだが、話題になっているのは、そのそばを戦闘ヘリが何もせずに飛んでいること。


 ISが注目される切っ掛けになったのは、この武装集団による昨年6月のモスル制圧。その際、真新しいハイラックスを連ねてパレードしていた。そうした動きをアメリカ軍はスパイ衛星、偵察機、通信傍受、地上の情報網などでつかんでいたはずだが、傍観していたことが批判されていた。後に、その小型トラックはアメリカ国務省がシリアの反政府勢力へ提供した43台の一部だということが判明している。

 アメリカ軍はISの車列を攻撃しないということだが、ロシア軍は違う。シリア政府の要請を受けて9月末から空爆を開始、アル・カイダ系武装集団やそこから派生したISに大きなダメージを与え、シリア軍やイランから派遣された戦闘部隊が進撃を続け、要衝を奪還しつつある。

 空爆が精密で破壊力があるだけでなく、カスピ海の艦船から発射された26基の巡航ミサイルがシリアのターゲットへ正確に命中していることを注目する人が少なくない。ロシアの兵器がそれほど高性能だとアメリカでは考えられていなかったようで、ショックを受けているという話が伝わっている。

 2006年にフォーリン・アフェアーズ誌が掲載したキール・リーバーとダリル・プレスの論文「未来のための変革と再編」では、ロシアと中国の長距離核兵器をアメリカの先制第1撃で破壊できると主張されていた。この分析が間違っていたことをこの巡航ミサイルは明確にした。

 そうした中、ロシアの旅客機A321が墜落、爆破説が有力になっているようだ。ISが実行したという話が広められている。旅客機に爆弾を仕掛けるだけの能力がISにあるのかと疑問を口にする人もいるが、この武装集団の背後にはアメリカ、トルコ、サウジアラビア、イスラエルなどが存在しているわけで、そうした国の情報機関が動けば可能だろう。

 ロシアの旅客機が離陸したシャルム・エル・シェイク空港はシナイ半島の南端にあり、エジプトの領土。エジプトにはEGIS(エジプト総合情報局)という情報機関があり、イスラエルやサウジアラビアと関係が深い。例えば、ホスニ・ムバラク大統領が排除された際、後継者として名前の挙がったオマール・スレイマン副大統領は1993年から2011年にかけてEGISの長官だったが、アメリカで特殊部隊の訓練を受けている。WikiLeaksが公表した文書によると、イスラエルとも緊密な関係にあった。(例えば、ココココ

 イスラエル政府はシリアのバシャール・アル・アサド政権の打倒が目標だと公言、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の側近として知られるマイケル・オーレンは駐米イスラエル大使だった2013年9月にシリアのアサド体制よりアル・カイダの方がましだと語っている。イスラエルの戦闘機がアル・カイダ系武装集団やISを支援するため、シリア軍などを爆撃してきたことは広く知られている。

 しかし、アメリカ政府はISを攻撃していると主張してきた。それが事実なら、A321を爆破する能力を持つISがなぜアメリカの航空機をターゲットにしなかったのかという疑問が生じる。早い段階から爆破説をイギリス政府が主張していたことにも疑惑の目が向けられ、残骸の状況からミサイルに撃墜されたとする説も浮上している。西側の政府やメディアは何か/誰かを隠そうとしている可能性があるということだ。

 アル・カイダ系武装集団やそこから派生したISがアメリカ、イギリス、フランス、トルコといったNATO加盟国、サウジアラビアやカタールのようなペルシャ湾岸の産油国、そしてイスラエルの傭兵だということは公然の秘密。ISの車列をアメリカ軍が攻撃せず、物資を「誤投下」で「テロリスト集団」へ渡し、アメリカやイスラエルではなくロシアの旅客機が爆破されたのは必然だということだ。追い詰められた西側の好戦派は、あらゆる分野でロシアを攻撃しはじめた。

[Deutschland+Russland]5分で分かるシリア戦
〜秀逸作品!かなり本質に迫った風刺アニメ〜 【日本語字幕】

翻訳チームからの情報です。
 アメリカとISIS(イスラム国)が一体でシリアを引っ掻き回している実態を風刺した動画です。ロシアへのメディア戦の様子から始まり、かなり本質に迫っています(笑)
 細かいところも凝っていてなかなかに面白かったので、記事では気が付いたところは解説を入れています。ドイツ語・ロシア語・英語入り乱れたハチャメチャ動画なので、ついうっかり悪ノリ♪…ではなく、「意訳」になっている部分もありますが、悪しからず。
Yutika(翻訳者のコメント)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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5分で分かるシリア戦
転載元より抜粋)
 


動画解説 
このところワシントンでは…

「ネトウヨ本部」

「ネトウヨ本部」


こちら、ワシントンの嘘つきネットトロール、通称ネトウヨ本部です。(←しょっぱなから話逸れるけど、アンド関連性は全くないと思うけど、NSAの本部って最近トロール関連のファンシーなあだ名がついたらしい。知らなかったー。いや全っ然関係ない話だけど。※棒読み。)

スクリーンショット 2015-11-08 23.00.00
何やら職員達が熱心にパソコンのキーボードを打ち込んでいます。パソコンの裏面には「God Bless USA(意味は「神よアメリカを守りたまえ」、アメリカでは国歌のような扱いをされる有名な歌がゴッド・ブレス・アメリカという題)」の文字。フォトショップらしき画像加工ソフトでせっせと写真改造に勤しんでいます。

例1:平和な親子の写真から風船などの人畜無害アイテムを消去し、燃え盛る車輌や戦闘機や銃を構えるロシア兵をコピー&ペースト!

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ワシントン・ポスト紙の見出し「ロシアがシリアの人々を殺害」

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例2:逆に逃げまとうISISの兵隊の写真には、銃を花束に持ち替えさせ、服装をバカンス中の一般人に変装させてワンクリック!

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ニューヨーク・タイムズ紙の見出し「ロシアはシリアの一般人を爆撃」

スクリーンショット 2015-11-08 23.15.51

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[BCN童子丸]和訳:2015年ヴァルダイ会議でのプーチン演説 【後編】

前編のつづきです。
 後半はイスラム国やシリア情勢に関するスピーチで、共感しました。
 プーチン大統領のシリア復興のプロセスを簡単にまとめておきます。
 第1に、国際法に基づくシリア及びイラクにいるテロリストの掃討をあげています。
 第2に、他国から干渉されることなく、"シリア国民こそが、…自分たちの運命を決定しなければならない"としています。
 第3に、"ムスリム聖職者、イスラム教指導者とイスラム教の国々の首脳の政治的な和解のプロセスに取り掛かることは決定的に重要"だと述べています。また若者をテロリストのイデオロギーから守ること、純粋なイスラム教と似非イスラム教を区別する必要性を指摘しています。
 第4に、"経済と社会の発展のロードマップを進展させ、基本インフラ、住宅、病院と学校を再建"し、"ヨーロッパ諸国に向かう膨大な難民をストップさせ祖国を離れた人々を帰還させること"をあげています。その前提としてテロリズムの根絶と政治的安定を指摘しています。
 各国の指導者に思惑や野心がなければ、プーチン大統領が示したシリア復興のヴィジョンに共感できると思います。各国の"敬意を込めた援助"を期待したいです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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和訳:ヴァルダイ会議でのプーチン演説 欧州の難民問題に対して示される唯一の解答は?
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[YouTube 他]「オバマがイスラム国を訓練している」ということをFBIに通報? / ISIS軍に米軍兵士が参加。刺青でばれちゃった。 〜アメリカにとって致命的〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 編集長が取り上げた記事のコメントで紹介されていた動画です。関連する記事を取り上げてみました。これらを見ると、オバマ政権は、“故意にシリアのISISを支援”し、ISISを使ってアサド政権を倒し、“シリアにサラフィスト(アルカイダ系テロ組織)の公国を建国する計画を立てていた”とのことです。もはや言い逃れが出来ないレベルの証拠が出てきたわけです。
 ISISを支援するだけではなく、アメリカの特殊部隊がISISに潜入していると言われていましたが、“続きはこちらから”以降の記事では、その証拠が出て来てしまいました。“ISISに米軍兵士が参加している”という事実が暴露されたのは、アメリカにとって致命的だと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「オバマがイスラム国を訓練している」ということをFBIに通報?
転載元)

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むむ、本当? オバマ大統領が「米国はイスラム国のトレーニングを行なっている」
転載元)
オバマ米大統領は中東のテロ問題をテーマにしたブリーフィングで、米政権は「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」軍のトレーニングを早める」と発言した。


「我々はあまりにゆっくり前進していたが、(これからは)ISIL軍のトレーニングを早める」

ブリーフィングのあと、ホワイトハウスのサイトに掲載されたショートハンドではISILの部分が「イラク」に置き換えられていた。どうやらオバマ大統領は米国はテロリストらではなく、イラク軍のトレーニングを早めるといいたかったらしい。

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オバマ政権がISISを支援していることを証明する文書
転載元より抜粋)
http://www.infowars.com/former-dia-director-us-made-willful-decision-to-support-isis-in-syria/
(概要)
8月8日付け

米国防情報局の元トップが、アメリカは故意にシリアのISISを支援する事を決めた、と証言しました。

アメリカがシリアのアサドを倒すためにISISを支援したことを証明する証拠が見つかりました。

2012年5月に、国防情報局の文書が秘密解除され、アメリカ、湾岸の同盟国、およびトルコがISISを支援しながら、シリアにサラフィスト(アルカイダ系テロ組織)の公国を建国する計画を立てていたことが明らかになりました。

2012年9月に、マッキナーニ大将は、「オバマ政権がシリアの不都合な人々を支援した結果、アメリカはISISの結成を支援することになった。また、ベンガジのテロ事件(米大使と大使館職員の4人が殺害された事件=ヒラリー・クリントンも関与)で使った武器がISISの手に渡った。」と証言しました。

2012年にアメリカ、トルコ、ヨルダンは共同でシリアの特殊部隊司令訓練基地を運営し、シリアの反政府勢力(ヨルダンのサファウィから来たテロリスト)を訓練していたことが分かりました。訓練を受けたメンバーの多くが後にISISに加わりました。

そして、今回は、国防情報局の元トップ(マイケル・フィン氏)が入手した国防総省の文書によると、アメリカは故意にISISとアルヌスラを支援したことが確認されたと伝えました。

さらにフィン氏によると、オバマ政権はシリアのアルカイダ系テロ組織を武装、強化させた事も確認されたと伝えました。

ポール・ジョセフ・ワトソンによると、今月初めに、オバマ政権はアメリカが訓練したシリアの反政府勢力(ISIS)を守るためにシリアへの空爆を許可しました。ISISはアサド政権と政府軍を倒そうとしているのです。誰もがライオンを恐れている間に、オバマ政権はシリアに宣戦布告をしました。

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[Sputnik 他]シリアにおける米露の最大の目標は共通しているー駐露米国大使 / シリア国内の停戦数週間以内か

竹下雅敏氏からの情報です。
 シリアの関係国会合は、“停戦に向けた方向性が出た”とのこと。“国連がテロ集団と認める武装集団は殲滅”されることになり、今後“「IS」以外のどのテロ組織をリストに加えるか話し合う”ことになるようです。
 アメリカは何とかして、反政府勢力への援助ルートを温存したいはずですが、ロシアは先手を打って、自由シリア軍とすでに交渉をしている模様です。自由シリア軍は、ロシア側につく可能性が高くなっています。
 内部分裂を始めたアメリカは、所詮ロシアの敵ではないということでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリアにおける米露の最大の目標は共通しているー駐露米国大使
転載元)
1101333

ジョン・テフト駐露米国大使は、米露のシリアにおける最大の目標は共通している、と考えている。

「空爆を議論する際にしばしば脱落しがちな点を指摘したい。シリアにおける米露の最大の目標は実のところ、共通している。シリアの現状が受け入れがたいものであると言う点で、我々は一致している」。SNSの「Vkontakte」ユーザーからの質問に答え、大使が述べた。

米国はロシアと、この恐るべき、5年にもわたる内戦を政治的に解決することが必要である、との点で合意している。両者は、「イスラム国(IS)」その他過激派のさらなる拡大を防ぐべきである、との点でも一致している。シリアとシリアの国家機関を一体のものとして、かつ政教分離の国として保存するべきである、との点で一致している」と大使。

大使によれば、「我々は、シリア国民は自らの運命を自由および公正な選挙によって選び取る必要がある、との点で一致している」。

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シリア情勢 20 シリア国内の停戦数週間以内か
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。
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