翻訳チームからの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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5分で分かるシリア戦
転載元より抜粋)
YouTube 15/11/1
動画解説
このところワシントンでは…
こちら、ワシントンの嘘つきネットトロール、通称ネトウヨ本部です。(←しょっぱなから話逸れるけど、アンド関連性は全くないと思うけど、NSAの本部って最近トロール関連のファンシーなあだ名がついたらしい。知らなかったー。いや全っ然関係ない話だけど。※棒読み。)
何やら職員達が熱心にパソコンのキーボードを打ち込んでいます。パソコンの裏面には「God Bless USA(意味は「神よアメリカを守りたまえ」、アメリカでは国歌のような扱いをされる有名な歌がゴッド・ブレス・アメリカという題)」の文字。フォトショップらしき画像加工ソフトでせっせと写真改造に勤しんでいます。
例1:平和な親子の写真から風船などの人畜無害アイテムを消去し、燃え盛る車輌や戦闘機や銃を構えるロシア兵をコピー&ペースト!
ワシントン・ポスト紙の見出し「ロシアがシリアの人々を殺害」
例2:逆に逃げまとうISISの兵隊の写真には、銃を花束に持ち替えさせ、服装をバカンス中の一般人に変装させてワンクリック!
ニューヨーク・タイムズ紙の見出し「ロシアはシリアの一般人を爆撃」
職員が一心不乱に画像編集している背後で、オバマがバタバタと駆けていきます。
扉に「BOSS」と書かれた部屋へと飛び込むやいなや、中にいる人物に慌てて報告しました。
「御主人様、我々はもう駄目です!崖っぷちです!」
くつろいでいたISISの連中は皆きょとんとして、目をぱちくり。
部屋の中の後ろ中央の垂れ幕には、でかでかと「United States of(アメリカの)」と書かれ、ISISの頭領が来ているシャツの文字は「ISIS or DIE(ISISかさもなくば死を)」。←後ろの旗とシャツの文字は、くれぐれも続けて読まないよーに。アメリカのISIS?目の錯覚です。やだもう誤解ですってば、皆様。
ISISの頭領は動じることなく、答えます「落ち着きなさい、友よ。全ては計画通りに行っている」と。たとえていうと、マイケル・グリーンがあべぴょんワンコに話しかける感じです、踏ん反り返ってます。
そしてアル・CIA―ダ、じゃなかった…ISISの兵隊羊(言う事をおとなしく聞くだけのシープル)に「アリ(アラブで一般的な名前)、バカを1匹始末してこい!」と命じました。この1匹ってプーチンのことですかね、従順なアリちゃんが大層ビビリまくっておりますが。
その頃モスクワでは…
たった一人の―――え゛、猫?(人ですらないぞ、おそロシア)がパソコンを自在に駆使しています。アメリカではあんなに沢山の職員を総動員していたというのに、この差はなんざましょ。
どうやら作業が完了したようです。「おっしゃー!」パソコンのENTERキーを一気に押すと…
アメリカ各地で停電が起こってしまい、アメリカにあるISIS本部もモチロン停電。これではISISの親玉も命令出せません。
その頃シリアでは…
誉れ高きアメリカ主導の有志連合軍がISISと一年にも及ぶ戦闘を繰り広げておりました。
では実際の様子を見てみましょう。おー、双方激しく撃ち合っております。が、しかし。黒人の米兵が時計を見つつ、「ちょい待った!」と呼びかけています。
敵対する(筈の)ISIS側、それを受けてあっさり大人しく撃つのを止めました。
米兵が腕時計を指しながら「ご飯もぐもぐ!」と叫んでいます。
ISIS、了解した、と手を振って「あー、もぐもぐの時間あるねー!んじゃオイラ達ももぐもぐすっぺ」
ってことで双方、一時撤退。(つか、完全に意思疏通してやがるんですけど、この両陣営。)
んでもって、しばらくしたら再び戦闘再開です。
今度はISIS側のボスが腕時計を見つつ、「ちょっとタンマ!」
米兵、大人しく撃つのを止めます「えーなんでぇ?」
ISIS、お祈りをするジェスチャーをしつつ「アッラーの時間なりよ」
米兵ナットクです。「あそっか、オッケー!」お祈りの時間は大切ですからねぇ。そっとしておいてあげなければいけません。
再度、双方共に武器を置いて休憩に入ります。(つか、イスラム教にめっちゃ理解あるな、アメリカ軍。)
夜になりました。もう秋なんですねー、虫が鳴いてます、風流ですねぇ…ちなみに砂漠ですが何か。米兵が気持ちよく寝ていると、ISISが口笛で合図して来ました。
「アメリカさんよー!」と呼ばれて米兵が向こうを見ると、
ISISが「ドンパチするか?」と戦いを再開するか訊ねて来ています。
が、あいにく米兵はチョー眠いのでした。「バイなら~」と帰ってしまいました。
ISISも「さよか…」と帰宅します。
翌日、再び戦闘(?)開始です。
すると突然、一人のISIS兵が手榴弾を「アッラーアクバ~~~ルッ」何やら物騒な決まり文句を叫びつつ投げました。※あ、余談ですがこのセリフを叫ばないとどんなに頑張っても「テロリスト」とアメリカ様に認定してもらえませんからね。偽イスラム教徒のワハビ派でも偽ユダヤのハザール人でもモウマンタイ(無問題)、偽旗作戦を決行の折にはとにもかくにも「神様万歳☆てへぺろ(・ω
「わああああ!」突発的事態に米兵もびっくり。
しかしさすがは精鋭特殊部隊。即座に銃をバット代わりに持ち構え、投げ込まれた手榴弾を空中に打ち返します。
これが見事に空で爆発。
「んー完璧!」と得意げな米兵に、ISISのみんなも拍手喝采です。
米兵、壊れた車の上によじ登り、「もいっちょ来いっ!」と要求。ここから手榴弾でISISと野球大会が始まります。両者の熱意を感じとったのか、空中で爆発した手榴弾の煙までがハートマークになる始末。愛し合ってるのねっ。愛ってなんて素晴らしいのっ。
そんなこんなでロシアの戦闘機が上空へ…。
なんということでしょう、ISIS側だけを見事選り分けて、殲滅してしまうではありませんか。
それを見た米兵、泣き崩れながらオバマへ携帯無線で報告します「俺達が遊んでたらぁ、ロシア軍が来てぇ、爆撃してぇ、オトモダチが皆殺されちゃいましたぁぁっ!」
We were playing and russians came and bomberded and our little cousins died !
ちなみにここ、英語では「our little cousins(僕たちの従弟たち)」と言っている模様。家族同然ですものねぇ(遠い目)。
さて、CCB局(アメリカCNNとイギリスBBCの合体版?)が早速この“悲劇”を報道します。
ヘッドラインは「シリアにおけるロシアのテロ行為」、
報道内容は「本日、ロシアの戦闘機がアレッポを空爆、そこでは野球のワールドカップが開催されており…」という有り様。まー確かにアメリカ軍はISISとさんざ遊んでましたからね。そうか、あの手榴弾撃ち合いは新手の競技、美しきスポーツの祭典だったのか。
「何千もの平和に暮らす無辜の市民が犠牲になったのです!確実な証拠はまだ出来上がっておりませんが、うちの画像編集専門家が鋭意製作中でして…」~~~ってアンタ、うっかり暴露しちゃってますがな。
というTV放送を見ていたプーチンが一言。「バカか!」
はい、御説御尤もでございます。
一方、こちらはシリアのエクバリヤ局の中継です:
逃げ惑うISISの兵士達を、ロシアの戦闘機が爆撃しながら追いかけています。
追い詰められたISIS兵は、崖から海に全員落ちて死亡してしまいました。ちゃんちゃん。
夕方、海に自らやって来たオバマ(←テンプラ総理、ココは見習え!)は、自分の手下が遺体となって浮かんでいるのを眺め、涙が枯れるまで号泣したのでした。
愛の巣窟グアンタナモでイグアナちゃんと洗脳しまくって、一人あたり1億ドルもかけて訓練してさしあげたのですもの、トヨタのトラックとか武器とか山ほど貢いで愛した相手ですもの、同情するなら金をくれ。ああ無情…ああ勿体なや…ああ゛(すみません、ネタ尽きました)。
そして舞台は再び冒頭のネトウヨ本部へ:
オバマが泡吹きながらボスの部屋に飛び込んで来ました。
「もう御終いです!我々の化けの皮が剝がされちゃいました!プーチンがISISに対して戦争をおっぱじめちゃったんです!」
鳴り響く機械の無機質な音声、ぼそっと一言「爆弾を投下せよ」
つ・づ・く…(って続くのか、オイっ)
翻訳・解説:Yutika
細かいところも凝っていてなかなかに面白かったので、記事では気が付いたところは解説を入れています。ドイツ語・ロシア語・英語入り乱れたハチャメチャ動画なので、ついうっかり悪ノリ♪…ではなく、「意訳」になっている部分もありますが、悪しからず。