注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、軍事部門の売上高が世界で十位以内に入るすべての企業の株式を保有していることが、本紙の調べで分かった。国民が支払う国民年金や厚生年金の保険料の一部が、武器の製造で収益を上げる世界の主要な軍事関連企業を支えていることになる。(中根正人)
(中略)
◆紛争で利益 いいのか
公的年金は、高齢者の生活を支える社会保障制度の中核。積立金を確実に運用して、利益を上げることの重要性は疑いない。だが、それだけでいいのか。
(中略)
増え続ける高齢者を将来養うための年金積立金が、国民の知らないうちに「軍事支援」に転用されている構図は、倫理上許されるとは思えない。
現行法では、政治的な介入や担当者の恣意的な運用を防ぐため、業種を問わず企業株を自動的に購入する以外に選択肢はなく、こうした投資は排除できない。
日本国憲法では前文で「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」と宣言している。年金財源確保のためなら、他国で紛争を助長しても仕方ないということにはならない。国会でのルール見直しの議論が急務だ。
(中根正人)
年金の積立金が世界の名だたる軍事企業に投資されていた。
— KatsuyaYoshida (@planet295804) 2017年9月19日
理由は、合理的で、儲かるから。
年金を払うことは軍需産業を支え、戦争ゲームに資金提供していることに等しい。https://t.co/SepAfxPOAu
ぼくらが払った年金が欧米の軍需産業を潤すために使われていると思うと、ますます払いたくなくなるよね。
— 森沢明夫 (@morisawa_akio) 2017年9月27日
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東京新聞:GPIF年金運用 軍事上位10社の株保有 本紙調べ:政治(TOKYO Web) https://t.co/SPsjKBYJ1X
東京新聞:GPIF年金運用 軍事上位10社の株保有 本紙調べ:政治(TOKYO Web) https://t.co/vDmNQbzJGx
— Round36912 (@Round444) 2017年9月23日
こういう形でアメリカの軍産複合体に日本人のお金が流れているわけだな。あー、大手軍需企業いっぱい出てるなあ(・ω・` )
東京新聞:GPIF年金運用 軍事上位10社の株保有 本紙調べ:政治(TOKYO Web)
— jiisan chiba (@DuH7v1aqBD7BSmf) 2017年9月17日
北朝鮮危機を煽り、自衛隊の予算を拡大し米国の中古戦備を買いまくるのは、皆さんの為なのです。
安倍晋三が言いそうな事です。我々の大事な年金基金が戦争犯罪に加担させられているのだ‼️
運用とはうまいこと言ったもので、安倍政権になってから株を大量に購入するようになった結果、貢いだも同然のその損失額は数兆円?にのぼるともいわれています。そんなリスクある運用が許されるのでしょうか。しかも今回、GPIFがなんと軍事関連企業の株式を保有していることが判明しました。それも世界トップ10の軍事企業全ての株を保有しているというのです。(上位百社中では三十四社の株式を保有し、国内では三菱重工業、三菱電機、川崎重工業の三社が含まれる。ちなみに日本の原発の約半数は三菱重工製である)
国民の支払う年金が、世界の軍事関連企業を支えていることになるという驚愕の図式です。しかも、日本の高齢者の生活安定のためには世界で紛争の危機が高まることが望ましい!というも同然です。GPIFや厚労省の担当者によると、運用は株式指標に基づき機械的に購入する仕組みであり法的に問題は無いとのことですが、まったく耳を疑います。まともな国民なら、このような倫理観の無い運用はのぞまないはずです。
ちなみにスウェーデンやノルウェーの年金基金では、非人道兵器の製造や環境破壊、人権侵害で問題が指摘される企業への投資を排除できるルールがあるとのことです。
日本でもこうした事実がもっと国民の知るところとなり、国民の意識を高めることで、国会においてのまともなルールの見直しが必要とされます。そのためにも、まずは衆院選でまともな人を選ぶことが大切になります。危険なサイコパスである裸の王様とその仲間たちが正しく裁かれるためにも。